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01 お話を書こう

 電子書籍を出すために最初にするべきこと。

 それは出すための文章を完成させること。

 小説なら物語ですね。

 漫画が描ける人なら漫画を書いてもいいし、文章が書けるけど物語が苦手ならエッセイでもいいですしね。

 写真集というのも有りです。

 ただし写真だけだと味気ないので、それなりの説明やその時に感じたことなどをエッセイ風味に書いていくといいかもしれませんね。

 楽しんで書いていれば、その楽しさは読者に伝わるものだと思いますし。


 とにかく本を完成させるには原稿を完成させるのが重要な訳です。

 今回も私のノウハウなので、小説を書く前提として話を進めていきますにゃ。


 小説を書くためにどうするか。

 書く。

 ひたすら書く。

 頑張って書く。

 はい、それだけ。

 それだけでございますよ。

 それだけ?

 それだけです。

 小説の書き方的なことは説明しないのです。

 何故ならひとそれぞれで違うから。

 文法とかは学校で習いますしね~。

 前回も書きましたが、そういう基本的なことは小説の書き方という感じでググればいくらでも出てくるのですからそこで勉強してくださいな。


 それでも敢えて言うとすれば、純文学作品ならきちんとした文法や文章を守る必要があるけれど、ライトノベルならその限りではないということですかね。

 文法や基本的な文章の書き方を、敢えて破ってみるのもライトノベルの醍醐味です。

 コメディノベルならむしろその方が面白いかもしれません。

 崩した言葉、正しくない日本語。

 それは現代人の悪癖ではありますが、肝心の読み手は現代人なのですから、それでも通じてしまうのです。

 まあ実に嘆かわしいことではありますが、現代人は崩した流行語には詳しくても、正しい日本語の知識は乏しいという人が多いこと多いこと。

 私も細かいところまできっちり把握している訳ではありませんが、常識的な範囲での正しい日本語はきちんと理解している……つもりです。

 あくまでつもり。

 ですから崩してもいいし、その方が面白いこともありますが、きちんと正しい日本語も改めて勉強しなおすのもいいかもしれません。

 きちんと理解しているからこそ、崩してもまあり無様なことにならないという強みにもなります。

 逆に意図的に崩そうとすると、日本語っていうのはなかなか難しいんですよね。

 そのさじ加減については経験を積んで学んでいってもらえればと思います。

 私も感覚でやっているので、本当にそれが正しいのかは理解してませんし。

 ただ、ひどい突っ込みは受けていないので、まあ許容範囲ということでしょう。


 基礎を身につけ、基礎を破る応用の発想を生み出す。

 ルールを理解した上で、面白おかしくルールを壊してみる。

 これが個性の発現にもなりますね。

 これが出来たらヒット作も夢じゃない! ……かもしれない。

 多分ね。


 まあ文章についてはこんなところですが、一番大事なのは物語を『完成させること』に尽きます。

 素人は途中で投げ出すことが多いんですよ。

 書き始めて思うようにいかなかったり、やっぱり面白くなかったり、書き続けるのが辛くなったり、他の物語が書きたくなったり……などなど。

 私にもそういうことはあります。

 ですがそこは頑張って書き続けましょう。

 書き続けないと成長もしませんしね。

 一本の物語を完成させれば、それは必ず成長に繋がります。

 何故なら『完成させる力』が身につくからです。

 面白い、面白くないは二の次です。

 まずは『完成させること』。

 これが出来て初めて小説書きなのです。

 投げ出しては駄目なんですよ。

 そして完成させてから、その出来を自分なりに評価してみましょう。

 こんなものは人様に出せない! と自分で判断したのなら、それを反省材料にして次はもっともっと面白い物語を書くぞと奮起すればよいのです。

 そして何本書いてもこんなものは人様に出せない! という評価が覆らないのなら、まずは他の人に見せてみましょう。

 自分の評価と他人の評価は違うものです。

 自分が駄作だと思ったものも、他人から見れば面白いかもしれません。

 逆に自分が傑作だと思ったものも、他人から見れば駄作かもしれません。

 一人でも面白いと言ってくれる人がいたのなら、その時は出版してみるのもいいかもしれません。

 自分ではなくその人の感性を信じてみましょう。

 そして他の人から駄作だと言われたら、更に違う人にも見て貰いましょう。

 全員から駄作だと言われたら、出版は諦めて次を頑張りましょう。

 その際、評価を任せる人達は容赦の無い人がいいかもしれませんね。

 お世辞でしか評価してくれない人ではあまり意味がありませんから。

 そして容赦の無い人ならば、褒めてくれるときは本当に褒めてくれるものです。

 多分。

 自分と他人と両方が納得出来る作品が仕上がったら、それはきっといいものになっている筈です。


 ……とまあ、こんなことを言いつつも、私自身は出版前に他人に見せたりはしないのですが。

 友達が極端に少ない上に、長編小説を何本も何本も見せ続けて評価をくれるような友達がいないんですよ~。

 漫画は読めるけど小説はちょっと……的な人なら結構居るんですが。

 そういう人はまあ、自分を信じてみることですかね。

 自分を信じていれば、いいことがあるかも?

 私はそうしてます。


 とにかく完成が大事だということで理解して貰えれば幸いです。


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