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アルカナム・ギア  作者: 枯葉 木葉
1章:兆しの蒼刀 (変わる日常編)
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第2話 奇異の視線

 2話目を投稿です

 それにしてもお嬢様の口調が分からん…

 あと敬語ばっかりの子の口調も勉強不足です…

 ですので変なところが多々あるかと…

 翌日。寮から学院の校舎に行くまでの間に、僕はとんでもない事実を思い出してしまい、思わず頭を抱えそうになってしまっていた。

 昨夜出会ったエレナ・アリュシフェーリ。彼女は予想通り貴族――アリュシフェーリ家のお嬢様で、しかもそのアリュシフェーリ家はこの西都せいと魔法騎士学院に多大な支援をしている名家の1つだ。

 世界レベルの貴族のお嬢様とあんな馴れ馴れしく話してしまった。無礼な事でも口走っていなかったか。もしそんな事をしていたら、まず打首は確実だろう。とか、ビクビクしながら登校していた。


「おはようございます、静流しずるさん」


 そして僕の緊張が最高潮に達したのは、エレナさん本人が話しかけてきた時だった。まさか登校中に話しかけてくるなんて思いもしなかった。


「お、おは……おはようございますエレナさん……」


 足を止めて、エレナさんに頭を下げる。どもってしまって不審に思われただろうか。


「……どうして、そんなよそよそしく挨拶を? 昨夜は違いましたよね?」


 僕の態度や挙動を不審と思ったみたいだけど、その表情は不思議に、というより不満に満ちていた。よく見てみると頬を少し膨らませているように見えた。小柄な事もあり、少し子供っぽく見えた。


「いや……アリュシフェーリ家のご令嬢に馴れ馴れしく接するのはどうかと……」


 そう答えると、エレナさんは「やっぱり」と小さく呟いた。それから僕を見上げてきた。


「わたしは、たしかにアリュシフェーリという名を持っていますけど、できればわたしを一個人として接してください。家は関係ないです」


 しっかりと、僕の目を見てそう言ってきた。見つめられているという状態だけど、不思議と今はそれは気にならなかった。

 けど、視線を逸らしたのはエレナさんが先だった。目を潤ませたかと思うと俯いた。そして弱弱しい声で呟いた。


「できればわたしは……静流さんとお友達になりたいです……」


 切実な願いというか、エレナさんの心からの願いだと思った。

 もしかしたら、僕と同じなのかもしれないとも思った。僕は魔法が使えないからという理由で敬遠され罵られてきた。エレナさんは、家があまりにも有名すぎるから、逆に人が集まらなかったんだと思う。アリュシフェーリ家は学院に支援している事に加えて政治的にも社会的にもかなりの地位がある。だから不用意には近づけない存在だったのかもしれない。実際僕も、下手な事して目を付けられないようにと思っていたから。

 でもエレナさん自身は、普通に過ごしたいだけなのかもしれない。だから僕みたいな落ちこぼれにまで声をかけてくれたんだろう。出会いは偶然だったけど。


「そうだね。僕も……エレナさんと友達になりたい、かな……」

「ホントですかっ」


 俯いていたエレナさんがバッと顔を勢いよく上げた。期待と不安が入り混じったような、そんな表情に見えた。

 まあ、僕としてもエレナさんと友人の関係になれるのはいい事だと思った。これでこの学院でぼっちじゃなくなる。……はずだ。

 ただ一点、気にすべき事がある。


「でも、いいの? 僕なんかと友達になんかになって」

「? どういう意味です?」

「……自分でいうのもなんだけど、僕はこの学院じゃ落ちこぼれなんだ。だから僕なんかと親しくしてたらエレナさんに迷惑がかかるかもしれない……」

「だいじょぶです、迷惑なんて思いません。むしろわたしの方が迷惑をかけてしまうかもしれませんし……。それに誰かが言っていました。『友達とは迷惑をかけあうもの』だと」


 そうだろうか。僕が迷惑をかける場合はあるだろうけど、エレナさんの方から迷惑をかけられる場合が想像できない。というかその言葉誰が言ったんだろう。聞いた事ないぞ。

 でもエレナさんの言う通りかもしれない。迷惑をかけるかけないで言っていたら、一生友達なんかできない気がしなくもないし。


「それに、もうみなさんに親しくしているところ、見られてますから今さらですよ」

「え……?」


 言われて気づいた。……というか思い出した。そう言えば今は朝の通学路。学院の生徒で溢れかえっている。おそるおそる辺りを見回してみると、好奇と不審の視線が僕とエレナさんに向けられていた。

 そりゃそうだろう。学院の汚点と呼ばれている僕と名家アリュシフェーリ家のお嬢様であるエレナさんが道の真ん中で親しそうに話しているんだから。

 かぁっと顔が赤くなるのを感じて、僕はエレナさんに視線を落とした。


「……とりあえず、行こうか」

「そうですね」


 心なしかエレナさんも顔が赤く見えたけどそれを気にしている余裕はなく、僕達は視線を感じながら学院への道を急いだ。




 新校舎教室南西棟3階が、僕ら騎士科2学年の教室となっている。内装としては普通科の高校と同じだろうか。いや、一回りぐらい広くて豪華かもしれない。魔法学院だからといって、すべての授業が実技という訳ではなく、ちゃんと座学もある。1日の授業数は実技4の座学4で、それぞれ午前午後で分かれている。僕が所属する2年A組は、今日の授業構成は午前が座学で午後が実技だった気がする。

 2年D組であったエレナさんとは階段を上がった所で別れて、僕は自分の教室へと向かった。ちなみにクラスは一学年にAからFまである。おそらく魔法科も同じだろう。

 校門から2学年フロアまで――正確に言うと通学路からエレナさんと別れるまで生徒の視線に付きまとわれて、正直今日の半分のエネルギーを使った感じがする。午前の授業が座学で助かったかもしれない。こんな状態で実技なんかやってもいつもの調子はでないだろうからな。……まあ、いつもボロ負けしてるから調子とか関係ないと言えばそうなんだけど。

 教室に入ると、騒がしかった室内が一瞬で静まり、ところどころでヒソヒソと小さな声で会話が繰り広げられた。僕を横目で見ている人も居る。

 ……僕が何かやっただろうか。やったっちゃあやったかもしれないけど。例えばエレナさんと登校したとか。むしろそれぐらいしか思いつかない。ヒソヒソ話に意識を向けてみると、やっぱり今朝の事を話していた。っていうか情報早いな!? ついさっきの事なのに!

 心の中でツッコミを抑えつつ、何食わぬ顔で自分の席に座る。今日ほど自分の席が教室の隅でよかったと思った事はなかった。

 クラスメイト達がヒソヒソと話すだけなのは、僕とほとんど関わりがなく、むしろあまり関わりたくないと思っている人が多いからだろう。魔法が使えないというのは、学院内では人間関係すら築けなくさせるのだ。だからエレナさんは僕の学生生活初の友達と言っても過言ではない。

 とはいえ、関わり合いになりたくないという生徒がほとんどだけど、もちろん例外もあったりする。


篠宮しのみやさん、少しよろしいですか?」


 その例外が、クラスメイトであり成り行きで僕とペアを組む事になったマリアさんである。このクラスで――昨日まではこの学院で――唯一話ができる生徒だった。決して好意的ではなかったけれど。

 だから僕はこの時も、内心ビクビクしながら机の向うに立つマリアさんを見上げていた。


「お、おはようマリアさん。僕に何か用かな?」

「今朝、アリュシフェーリさんと一緒に登校なさったと聞きましたが……説明していただけますか?」


 いきなり本題に入った。しかも一緒にをかなり強調してきた。クラスメイトのほとんど――というか全員――がこちらに意識を向けているのが分かった。そんなに気になる事だろうか。

 しかもマリアさんは表面上は普通に穏やかそうにしているけど、なぜだろう、少し強制力を感じる気がする。これは言わないと、放課後まで絡んできそうだ。主に睨みつける事で。


「えっと……たまたま通学路で――」

「あなたと彼女が親しげに話していたと聞きましたが?」


 言い終わる前に言葉を重ねてきた。どこまでどんなふうに噂として広まっているんだろう。もしかしたらエレナさんも教室で同じように質問責めに遭っているのかな。まあ、僕とは違って穏やかそうだけど。

 さて、「親しげに話していた」その理由を言ったら、果たしてどんな反応をするんだろうか。正直に言えばあんまり公表とかしたくないんだよな。反応は目に見えているからな。

 それでも言わないと解放されないと思うから、小さく息を吐いてから僕はマリアさんを見上げた。


「友達と親しげに話していても別に不思議じゃないと思うんだけど」

「なんですって?」


 言った瞬間、教室内がどよめいた。予想していた展開だけど、なんだろうか釈然としない。僕とエレナさんが友人関係にある事がそんなに意外だろうか。……意外だろうな。少なくとも僕が当事者でなかったらとてもじゃないけど信じられないと思う。実際、当事者であっても未だに信じられないというか、実感はない。


「あなたと、アリュシフェーリ家のご令嬢が友達? なんの冗談ですの?」

「信じる信じないはマリアさんの勝手だけど、そういう事になったんだ」


 心の中で一応と付け加えておく。

 僕の言葉ではやはり信憑性がないのか、マリアさんは小さく何かを呟いた。その表情はどこか悔しげである。……なぜに?

 そしてそこから追及もなにもなく、すぐに始業のチャイムが学院に響き渡った。マリアさんが自分の席へと戻っていく。直前に睨まれたけど、とりあえず朝の問題は乗り越えられた事に、僕は安堵の息をもらした。

 だけどここで気を抜いてはいけない。これからもマリアさんの追及があるかもしれないし、友達になったという事は学院内でもエレナさんが話しかけてくる可能性もあるからだ。僕としては嬉しい事ではあるけど、登校時と同じように他の生徒から好奇と不審の視線が向けられるだろうから、それにたえねばならない。まさかこんな事で悩む日が来るとはなぁ。人生、何が起こるか分からないもんだな。

 よしっ、と小さく声に出して改めて気を引き締めて、僕はこれからの授業の支度を始めたのだった。




 朝にマリアさんが話しかけてきた事以外はいつも通りに進み、午前の座学授業が終わって1時間の昼休みとなった。

 僕は昼食をいつも食堂で食べているので、今日もいつも通りに食堂に向かおうと廊下に出ると、偶然なのか待っていたのか、エレナさんとバッタリ出くわした。D組は午前は実技だったはずだ。汗を流すのにシャワーを浴びたり、グラウンドから教室まで移動にある程度時間がかかるはずなのに、授業終了直後にA組教室前に居るとは……どうやったんだろう?


「さあ静流さん。一緒にお昼を食べましょうっ」


 そして開口一番に笑顔でそう言ってきた。声が弾んでいるようで、嬉しそうにしているのが伝わってくる。そんなに昼食が楽しみだったのか。

 僕としては断る理由もなく、二つ返事で頷いた。エレナさんもいつも食堂を利用しているらしいから、僕達は食堂に向かう事にした。移動中はやっぱり視線を感じたけど、エレナさんはあまり気にせずに先ほどの笑顔を崩さず小さく「ごっはん~ごっはん~」と呟いていてまるで子どものようだった。そんな彼女を横目に見て、僕も視線を気にしない事にした。

 食堂は3階建ての建物で、その席数は全校生徒と教職員を足しても余るほどだ。だから授業終了後に急いで来る必要も、席を先に取っておく必要もない。料理はバイキング形式で自分の好きなものを好きなだけ食べれるシステムだ。種類も豊富で、ここ日本国の料理はもちろん、世界中の料理が並んでいる。

 エレナさんは食堂に着くやいなや、トレイを持って僕を引っ張り出した。オススメは鶏の唐揚げとハンバーグらしい。意外と庶民的だった。僕はバイキング形式にはどうも慣れないので、エレナさんに場所確保を頼んで食券形式のラーメンを購入する。食券を利用する生徒はあんまり居ないのですぐに買えた。

 湯気立つラーメンをトレイに貰い、先にテーブルに着いているはずのエレナさんを探す。食堂内は混んでいるけど、エレナさんの姿はすぐに見つけた。まさか隅の方に居るとは思ってなかったけど。もしかしたらエレナさんも僕と同じようにいつも隅で食べていたのかもしれない。そんな姿を想像してちょっと不憫に思ったけど、僕もほとんど変わらないのでやめておいた。なんか、自分に自分で同乗しているみたいだし。

 そんな事を考えながらテーブルに近づいた僕は、思わず言葉を失った。テーブルの上にある4つのトレイには、それぞれ肉料理、サラダ、主食、デザートと分けられていて、その一つ一つの量が信じられなかった。一言で表すと、主食以外トレイが見えない。主食のトレイには大盛り(特盛かもしれない)のオムライスだから、レベル的に言えばあまり変わらないが。

 ……というかこれ、エレナさんが1人で食べるのか?


「あっ、静流さん。すみません、場所を取ってしまって」

「い、いや……別にいいよ……」


 トレイを少し横にずらして、僕が座れる場所を作ってくれた。そして大きめの鶏の唐揚げを一口で頬張った。もしかしたら隅の席を取ったのは、こうやってトレイを存分に広げられる場所を確保するためだったのかもしれない。意外に大食いらしかった。

 ……さっきの同情はいったい? 考えるのはやめて空けられたエレナさんの隣に座る。


「それは……ラーメンという食べ物ですか?」

「うん、醤油ラーメン。食堂のはけっこう美味しいんだ。食べた事ないの?」

「はい。わたしはバイキングの方しか食べませんので」


 言いながらサクッ。大きめの豚カツがエレナさんの口の中に消えていった。


「エレナさん……それ、すごい量だよね?」

「そうですか? 普通だと思いますけど」


 どこの世界で普通なんだろうか。少なくともお嬢様の世界では普通じゃないはずだ。マリアさんが同じ量食べていたら信じるしかないけど。


「……1人で食べるんだよね?」

「当たり前じゃないですか」


 余裕らしい。いつの間にかオムライスが半分消えていた。

 と、そこで不意に会話が途切れた。

 聞こえてくるのはガヤガヤと生徒の騒音、ずるずるというラーメンをすする音、サクサクッという衣を食べる音。

 ……どうしよう。思えば僕とエレナさんに共通の話なんかないじゃないか。何をどう話せって言うんだ。


「そうだ静流さん。忘れていましたけど、連絡先を交換しておきましょう」


 言われて僕も思い出した。連絡先の交換って、たぶん携帯情報端末のPDAの事だろう。連絡を取る相手なんか家族ぐらいしか居なかったから、交換ってのは新鮮だ。

 断る理由もないので頷いて2人してPDAを取り出す。僕のは黒色で、エレナさんのは水色だった。それにしても赤外線なんてものを発見した人はすごいと思う。それだけで情報を交換する事ができたりするんだから。

 そんな訳で、連絡先のページにエレナさんの名前が加わった。


「それと静流くん、わたしの事は呼び捨てで構いませんよ」


 いつの間にか『さん』から『くん』に変わっていた。それだけで少しくすぐったく思ったけど、それも新鮮に感じた。


「分かったよ、エレナ」

「やりましたっ」


 僕がそう言うと、エレナさん――いや、エレナは嬉しそうにニコリと微笑んでオムライスをたいらげた。いつの間にかトレイの上がすべて空である。

 名前を呼び捨てだなんてなんだか照れくさくもあったけど、エレナは気にしていないようだから僕も気にせずに呼べた。


「静流くん、今日も自主練とかするんですか?」

「一応日課にしてるからそのつもりだけど」


 不意の質問に、僕はラーメンをすすってから答えた。僕も早く食べないとって思っているけど、できたてのラーメンの熱さは異常だ。火傷しかねない。


「それならわたしも一緒でもいいでしょうかっ」


 なにやら気合が入っているような気がする。知り合って1日だけど、この子はよく語尾を強く言うって事はなんとなく分かったから、もしかしたらこういう言い方は癖になっているのかもしれない。


「いいけど……僕とエレナじゃ力の差があるんじゃないのかな」


 エレナのランクがいくつなのかは知らないけど、少なくとも僕より高いのは明らかだ。手を抜いたら練習にならないから、一緒でもあまり意味はない気がする。

 そういう意味合いで言ったつもりだけど、エレナはそうとは捉えなかったようだ。


「ほほう、静流くん余裕なんですね。わたしが相手では赤子の手を捻る程度と言う事ですかっ」

「は? いやいやいや……そんな事言ってない。むしろ逆だから! 僕がエレナに敵わないんだって」

「本当にそう思ってます?」

「いやまあ……剣術ならエレナにと言わず誰にも負けない自信はあるけど……魔法を使われたら僕の勝ち目はないよ」


 ジト目を向けてきたエレナに正直に話す。とはいえ、剣術で負けない自信がある。というのはあくまで2学年以下が相手の話だ。さすがに上級生が相手じゃ分が悪いと思う。まあ、魔法を使われたら後輩どころか中学生にも勝てるか分からないんだけどな。

 それでもエレナはなぜか興奮した様子で言ってきた。


「それならわたし、魔法使いません。それでイーブンですっ」


 はたして本当にイーブンなんだろうか。というかエレナが使う武器って知らないんだよな。ここまで自信ありげに言うって事は、やっぱり僕と同じ刀剣だろうか。

 ……難しく考えるのはやめよう。今まで素振りしかできなかったけど、こうやって練習に付き合ってくれるんだ。ありがたいと思おう。


「それじゃあエレナ。相手よろしく頼むよ」

「任せてくださいっ」


 頷くエレナの声が、嬉しそうに弾んだ。

 今日の自主練は内容が濃くなりそうだなと思いながら、僕は残りのラーメンをたいらげた。




 そしてこの時の2人だけのささやかな会話があんな事に発展するなんて、この時の僕は思いもしなかった。

 最初の数話はゆっくりと進んでいくかと思います…多分

 今後まとめて紹介を書くと思いますけど、今回から簡易プロフィールを載せます



キャラクタ簡易プロフ


篠宮静流しのみやしずる

年齢:16(現時点)

身長:168

一人称:僕

ランク:F


魔法学院に通っているのに魔法が使えない少年。

性格は比較的穏やか。

騎士科に所属しており使用武器は剣。流派は烈華蒼月流。魔法が使えない代わりに剣術だけなら誰にも負けないと自負している。

家族は母、父、兄が居る。

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