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転生貴族の機械工房  作者: ギムテンリュウ
地球ではない世界アルカンテラ
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4話

地球で写真や映像で見てきた過去や現在の貴族たちの邸宅よりも、ざっと2倍は大きくて長いと感じる廊下を横切って、俺はついに目的地にたどり着いた。

-トントントン-

「ロウェナ様、お坊ちゃまをお連れしました。」

すぐに返事がなく、静寂が続くと、アルフレッドはもう一度ノックしようと腕を動かした。

「入っていいよ。」

-カチャ-

どんな設計なのか、執務室の中はLED電灯がなくても真昼のように明るかった。

書斎と同じくらい多くの専門書が並ぶ執務室。

窓辺の机の前に座る実母ロウェナは、高く積まれた書類の山を整理するのに忙しそうだった。

「奥様、ご命令通りお坊ちゃまをお連れしました。」

「ご苦労さま。」

-ペコリ-

母に丁寧な礼を尽くしたアルフレッドは、すぐに執務室から姿を消した。

「適当なところに座って、デミアン。」

相変わらず書類を確認し、判子を押すのに忙しく、普段と違ってそっけない声だったが、その中に隠された気遣いを俺は感じ取った。

「んんん!」

10分ほど経つと、急ぎの仕事は終わったのか、ロウェナが色っぽい声を出しながら伸びをした。

そして、つい目がいってしまう部分があった。

-本当に美人だな!-

俺という息子を産んだにもかかわらず、まるで処女のように美しさが一層輝くロウェナ。

ロウェナの引き締まったボディと無駄のない肌は、彫刻にしてその美しさを後世に伝えるべきだと個人的に思う。

-個人的な思い入れが強いけど…間違いない!-

-カツカツ-

「待たせてごめんね。」

-サワサワ-

俺の頭を優しく撫でてくれるロウェナ。

女性ではなく、母親だけが見せる優しさに。

俺はさっきまでいやらしい視線を送り、卑猥な想像をしたことに大きな罪悪感を覚えた。

-気をつけないとな。-

フェリックスと同じく、自分も女の体に興味津々だと、デミアンははっきり自覚した。

「剣術の稽古、上達してるの?」

「悪くない感じで進んでるよ。」

ロウェナは申し訳なさそうな苦笑いを浮かべた。

「この辺りで飛ぶ鳥を落とす勢いの剣士たちだったけど、それなりだったわね。もちろん、私の目にも止まらなかったわ。」

俺は静かにロウェナの話を聞いた。

「父上から聞いた通り、もう少し有能な剣士じゃないと、お前の研究は進まないでしょうね。」

「うん」

俺は長い説明の代わりに頷いて肯定した。

「師範になれる素質のある者たちは、みんな忙しいって言ってたわ。」

-そっか…-

俺は研究が遅れるのを予感して落ち込もうとした。

「来るのに時間がかかるかもしれないけど…どうかしら?」

俺はロウェナの顔に微かな不安を感じ取った。

「何か問題でもあるの、母上?」

「それは…」

10代の少女のように戸惑うロウェナの顔。

可愛くて愛おしいという感情を味わおうとした時、ロウェナの声が再び聞こえてきた。

「異種族の女性なんだけど、構わないかしら?」

「あ…」

ロウェナは俺が性差別主義者であり、同時に種族差別主義者だと勘違いしているようだった。

「女でも男でも、異種族でも関係ないよ、大事なのは能力だから。」

「そ、そうね…」

なぜかさっきよりも不安を顔に表すロウェナ。

何か問題でもあるのかと口を開こうとした時。

彼女は席を立ち、仕事を再開するために再び机に向かった。

「じゃあ、話を進めておくわね…」

「わかった。」

これ以上用事はないので、執務室を出ようとした時だった。

-バタン!-

「ロ、ロ、ロウェナ様!大変です!」

一人の衛兵が慌てて執務室に駆け込んできたのだった。

次回の話は17日(日)午後8時にアップロードされる予定です。

ぜひご覧ください!

小説に追加してほしい要素があれば、ぜひ提案してください!

提案していただいた内容をそのまま反映するのは難しいですが、検討のうえ、少しアレンジして作品に取り入れます!

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