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異世界転生したら③(※悪役令嬢だったら)

アフレコが終わり外に出る。夕焼けに染まった空を眺めながらスタジオの外にある自動販売機で缶コーヒーを買ってベンチに座って飲む。

やっぱプロはすげぇなー。憧れと尊敬と共に劣等感と悔しさが込上げる。ここで謙虚にいけたらいいんだろうが俺には無理だ。


(ウィーン)

自動ドアが空く音ともに出てきた人物。今1番会いたくないやつがでてきた


「うわぁ!久しぶりじゃん!!オーディション受かったの!?仕事?」


でかい声で寄ってきたこいつは専門の同期の

朝日佳奈(アサヒカナ)だ。専門在学中からオーディションを受け卒業する前から仕事をやっていた才能がある側の人間だ。そして誰とでも仲良くできるやつで俺が1番苦手なタイプだ。


「久しぶり。モブで一言だけだけどな。」

「すごいじゃん!夢掴んでるね!」

「朝日の方が凄いよ。今は何録ってるの?」

内心早く帰りたいが卑屈なだけで人でなしでは無いのでちゃんと会話はする。


「今日は悪役令嬢もの!悪役令嬢系流行ってるよね〜ちゃんと悪役な感じの悪役令嬢やってきた!」

「流行ってるな。悪役令嬢なのに悪役令嬢じゃないことあんの?」

「あるある〜悪役令嬢の中身が転生者で断罪されたくないからそれを避けて…みたいな

ヒロインが悪役に変わることもあるし…

今回はちゃんと悪役やってきた!」

「へーそんなのもあるのか。悪役って難しそうだな。俺的には主人公よりかは演じやすいかもだけど」

「私も主人公系の方が演じやすいけど、悪役も面白いよ!悪役の考えとかめっちゃ考えてやるからねそんなこと思ってるのかー!ってなるしなにより演技の幅が広がって面白い!」


(あー嫌だ。純粋に真っ直ぐ好きな物を努力して掴んでる感じ。努力は必ず報われるタイプ。ここにいたらただでさえ嫌いな自分をもっと嫌いになるな。帰ろう。)


「…そっか!仕事順調そうでよかったじゃん。俺この後予定あるからもう帰るな!朝日も気をつけてな」

「あ、そうなんだ!引き止めてごめんね!ありがと〜!」


良い奴なんだよなぁ〜。俺には無理だけど。

悪役令嬢かぁ。男の時点でオカマ令嬢役しか来ないけど、女だったらどんな悪役令嬢やってたんだろ。

悪役令嬢の定義を知らないからな。

「お、覚えてなさーーーい!!!」

って言いながら走りさる。みたいだちっぽけな想像しか出来ないな…

悪役令嬢がいるなら悪役令息もいんのかな?

調べたら出てくるかな…

あ、居るわ。悪役令息。なんだろ悪役令嬢より小物感出るな。


「ぶ、無礼者!!俺は公爵家の三男だぞ!そんな口を聞けるのも今だけだからな!」


「あまり公爵家を舐めるなよ」


「お前が泣いて許しを乞うのであれば愛人くらいにはしてやるぞ?」


…え、こいつなんでこんなに自信あんの?

えー無理無理。俺こんな自信持てないよ。

自分の立場とかを弁えて生きている側の人間からすると凄いね。この人。

逆にこのくらい自信過剰の方が生きてて楽しいのか?

でもたしかに演じるのは楽しそうだな

悪役令息かぁ…新しい世界だ。

小説文字多くて読みたくないからこれ漫画になんないかな。そしたら読んでみてもいいな。

自分が上からものを言ってることに気づいてない模様。

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