異世界転生したら①
窓から光が差し込む青い空が眩しい
今日も清々しい一日が始まる!!!
天気がいいと気分上がるよなぁ!いつもは暑いのほんっとに嫌いだし曇ってる方がテンション上がるけど、今日はほんとにいい天気だ。
今にも鼻歌を歌いそうな軽やかな足取りで家を出ていくのは今日の仕事が声を当てれるからだ。アニメのモブ役を貰え上機嫌である。
事務所で募集されていたモブ役に応募したら
モブEで出演が決まった。一言話すくらいのモブだが夢への第1歩だ。
モブとはいえエンドロールに名前が乗ることが嬉しい。
今日出演するアニメは最近流行りの異世界転生系だ。
『お家大好きな引ニートが異世界行ったら勇者でした!?※強さ全振りの為顔と身体は転生前と一緒です。』
というアニメだ。主人公の体型に近親感が湧いて普段漫画がギリの俺が小説5冊も読んでしまった…。
俺が異世界転生したら、この作品と同じような感じかな
いや。そもそも異世界転生したとしても俺は主人公じゃないな。主役の横にいる感じの…何だろな…いや勇者パーティってもはや全員主人公級じゃない?俺演じられる役なくない?
異世界転生で一番最初に勇者と関わるふくよかなおじさんとかか?
それか最初の村で木の剣、木の盾しか売ってないような商人か?
最初みたらもう二度と見ないような商人じゃない?
いや、でも役だからな。たまには勇者で妄想してもいいんじゃないか?
勇者にも色々いるもんな。自信溢れるThe主人公タイプは想像もつかないからな
気弱な感じとかか?
「ぼ、ぼくが勇者…?た、、たぶん勘違いだよ…そんな凄い才能なんてないし、僕が先頭で戦って付いてきてくれる人なんてきっと居ないよ…。」
とか?これでパーティーにいる強気な女の子に
「あーーーー!もおおお!!ウジウジブツブツ!イライラすんのよ!私達が着いてってるのよ!?そろそろ自分の実力認めなさいよ!!!」
とか言われんのかなぁー。これで「うん!」って言えるのが主人公だよなぁ
俺ならそんなこと言われても
実力を認めるも何も自分の実力は自分が分かってるつもりだし、その過剰な信頼が逆に重くてプレッシャーっていうか。うん。言われたら嫌いになるな。
それか、俺の特性を活かして卑屈な勇者はどうだ?あんまいなくない?最近のアニメならそうゆうキャラクターもありじゃないか?
「俺が勇者?ハハッ…そんなわけないじゃないですか。それかあれですか?勇者だと思ってたら実はパーティーの中にすごい実力者がいて、調子乗ってきた時に破門されるタイプの勇者ですか?わかってます。わかってます。俺ってそうゆう役回りですよね。」
あー。嫌だわ。こんな勇者嫌だわ。1話だけなら許せても12話はもたないやつだこれ。
勇者じゃない異世界転生ならいけたりすんのか?




