何故笑うと言うのか?
大阪府千早赤阪村と奈良県御所市の境目に金剛山という山があります
大阪府内で一番高い山で標高1,125メートルです(実は山頂は奈良県側にあるとかで大阪府内はそこまで高くないから少しややこしいらしいのですが・・・)
長野県の3,000メートル級の山などと比較したら低いですけどね
中学生の時に所属していた野外活動部の校外活動でこの金剛登山と言うのがありました
大阪の山の登山では生駒山(標高642メートル)、二上山(標高雄岳517メートル、雌岳474メートル)なんてのがハイキングのようによくされており、私もこの二つは金剛登山までに行ったことがありました
大阪府と奈良県の県境にある山はその成り立ちが奈良県側からの圧力で隆起してできたらしく、大阪側から登る方が奈良側から登るより急な坂道らしいのです
そう言えば、生駒山も二上山も奈良側から登った記憶があります
余談ですが外国の方から言わせると、生駒山や二上山は山ではなく丘らしいのですね
まあ、中国の方が瀬戸内海を見て「ここはなかなか広い川ですね」と言ったとか聞いたことがあるので、標高600メートルぐらいなんて丘なのかもしれませんね
さて、生駒山も二上山も登ったことがあるので金剛登山もたいしたことが無いだろうと思っていたのです
金剛登山は大阪側からの登山でした、冬の寒い日にアイゼンをいつでも装着できるように所持して麓から野外活動部員の一行は登り始めました
登りは当たり前ですが、想像通りのしんどさです(笑)
標高1,125メートルと言っても直線で登るわけではありませんので、実際は何キロ歩くのでしょうね?
けっこう、辛いし坂道も飽きてくるのですね
登りきる手前が、かなりの段数の階段になっていたように記憶しているのですが、階段の方が坂道を登るより飽きるのが早い(笑)
嫌になってくるのです
3時間ぐらい歩いて頂上に着いて(実際の頂上は奈良県にある葛木神社の本殿の神域になっていて禁足地らしく立ち入ることはできないらしいのです)休憩とともに昼食の弁当を食べる
この弁当ってほんと美味しかった記憶が鮮明に残っています
おにぎりって最高に美味い食べ物だ!
頂上には何やら大きな立て看板みたいなものがあり登山回数の札がかかってあり、その横に名札がいっぱいかかっていました
一番登山回数の多い札が100回以上らしい
へぇー100回以上登った人もけっこういてはるんや!
多分登りだしたら拘って続ける方も多いのでしょうね
それに登山回数によって色の違うバッジを貰えたらしいのです
100回以上は金バッジやったような・・・
聞くところによると、朝の暗いうちから登って、下山してそのまま出勤される方もいるらしい・・・
そんな方は1時間もあれば登ってしまうらしいのです・・・すごいよなぁ
休憩していよいよ下山となりました
そりゃ登ることを考えたら楽に違いないはずだ!
最初はそんな調子でホイホイ歩いていたのです
ところがですね・・・
下りなのでスピードを制御しないと危険なのです
そのためにけっこう足に力を入れて踏ん張るのです
するとなんということでしょう!
半分くらい下山したところで、膝が・・・違和感・・・えっ?・・・
これを「膝が笑う」と言うのか?
辛い!言うことを聞かせるのが辛い!
登るのはしんどいだけやけど、降りるのは嫌になってくる、登る方がマシやなぁ
そんな気分で満たされました
「膝が笑う」初体験でした
そこから長い人生の登り下りも経験して生きてきて、顔が笑ったりしたことはありましたが、膝が笑ったのはこの時の金剛登山の時だけでした
標高1,125メートル登山の下り・・・なめてはいかんなぁ