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こぼれゆくものたち  作者: 桐月砂夜
39/43

三十九頁目

嘘はやめて

そんな穏やかな声を出さないで

 

わたしは優しくなどない

それをただひたすら

欲しているだけ

 

 ⌘

 

ぬかるみに潜んで

憎い記憶を踏みつぶして

笑うことを忘れられたら

どうなるのかしら

どうなれるのかしら

 

 ⌘

 

ぴたぴた

水音はとまらず

あなたのこと わすれてく

ああ あの頃は

何も知らないままに

微笑っていられたのにね 

 

 ⌘

 

はいはい ならんでくださいね

きょうは とくべつなひですから

おかしを さしあげましょう

とびきり あまいものですよ

さあさあ だれからわたしましょうか

あらあら どうしてにげるのでしょう

くすくす みなさんかんがいい

 

 ⌘

 

ららんと歌って

あなたの夢にでかけるの

 

わたしの声

憶えていなくても

 

そこにゆけさえすれば

それだけで嬉しいわ

 

わたしはねむる

ふかい扉へむかうの

 

流れ星だけが知ってる

そんなちいさな願い

そんなちいさな誓い

 

わたしはねむる

ふかい扉へむかうの

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