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こぼれゆくものたち  作者: 桐月砂夜
36/43

三十六頁目

言葉を

夢を

此処に落としすぎて


足元は

ゆらめく

涙がつくる波


けれど

水面に映るものは

淡く真っ直ぐで


わたしはまた

前を向いてゆける


 ⌘


こぼして

こぼれた


指からそれは

あふれ出て


還っておいで

呼びかけたって

何も起こらない


 ⌘


いってらっしゃいって

わたしがあなたに

いう日が来るなんて

わたしが

かえるばしょ

なくなってしまうよ

だってもう ただいまは

きこえないのだもの


 ⌘


なみなみ なみだ

はらはら こぼれ

にこにこ えがお

ほらほら さいた


 ⌘


わたしのほうが

あなたより

つよく

だきしめていたかもしれない

けれどそれは

しあわせなきおくへつながり

おだやかなねむりへと

わたしをはこんでくれる

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