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こぼれゆくものたち  作者: 桐月砂夜
23/43

二十三頁目

どしゃ降り

あなたの声は聴こえない

わたしの傘も飛んでしまった

けれど濡れることもなく

ひそやかに笑う



 ⌘



どんどんと おとがする

どこからか きこえてくる


見えないだけ

分からないだけ

それは つよくなってゆく


ひとりぼっちを感じた

なのにこわくなかった


ああこのまま

わたしもそのおとに混ぜて



 ⌘



あなたのほほえみが好きよ

恥ずかしげに顔を背けても

見えてしまう

そんなほほえみが好きよ



 ⌘



ぎゅっとして

ぎゅっとしてよ

いつもはいえないこと

ちゃんとつたえたいの

ずるくってごめんね

そんなわたしをしらず

わらうあなたに

そうつげる

このむねのなかで

 

 

 ⌘



ゆきましょう ゆきましょう


そこにはなにが ありますか

それはもちろん ひみつです


ゆきましょう ゆきましょう


そこにはなにが ありますか

それはいまでも みえません


ゆきましょう ゆきましょう


そこにはなにが ありますか

それはこれから わかります


ゆきましょう ゆきましょう

じかんはもう ないのです


ゆきましょう ゆきましょう

あしばはほら もう


ありません



 ⌘



のばした てのひら

ぎゅうと にぎる

いとおしいこ

おやすみね

あたたかな ゆめのなかで

まっているわ

いつだって

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