二頁目

わたしに　翼があったなら

飛ぶことを　望むだろうか

落ちることに　臨むだろうか

　⌘

とろける　ゆめを　みせてあげようね

いつでも　よく　ねむれるように

とろける　ゆめを　みせてあげようね

いつでも　すぐ　にげられるように

とろける　ゆめを　みせてあげようね

　⌘

あしたのそら

さんぷんご

かすれたこえ

きらきら

ここにあるもの

わからないもの

　⌘

貴方なんか知らないわと

言えたら良いのに　だなんて

もういま　此処で

告げているではないか

　⌘

うまく笑えたのは

カメラを持っていたのが

貴方だったから

いまではもう

貴方が写っている

写真を見るだけ

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