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十八頁目
あつめてもらった さくらがい
小瓶に さらさら ゆめにふる
あのときどんな陽よりも澄んだ
晴れの日がわたしに刻まれたんだね
⌘
キリトリセン キリトリセン
ここから先は
上手に切りましょう
ヤマオリセン タニオリセン
すでに切ってしまった紙は
どう折るのでしょう
仕方がない
つづけましょう
キリトリセン キリトリセン
チョキチョキセン ザクザクセン
⌘
かっこうつけなくっていいよ
中身はぜんぶしってる
⌘
あなたとふたり
見つめた青いライン
おわりとはじまりを
ひそかに伝えていた
⌘
あかいポスト ゆめいろポスト
あのこへ向けた 手紙を入れた
切手はなく 宛名だってなく
入り口かたんと おとがした
あかいポスト ゆめいろポスト
郵便屋さんは そらをとぶ




