第一話 神様、異世界に転生する。
2023/1/7 改稿
海は危険な場所です。
海の中では人は呼吸が出来ないからです。
海の中では人の体温がどんどん失われていくからです。
海の水は人の体内と成分が異なるので、そのままでは飲み水にもならないからです。
そして、海の中には人を死に至らしめる生物が沢山棲んでいるからです。
昔々、海は人々にとって、今よりもっと危険な場所でした。
人々の海に出るための技術が拙かったからです。
だから、人々は「怖い海から無事に生きて帰れますように。」と怖い神様に強く願っていました。
◇
時は流れ、海に出るための技術が進歩してきました。
人々は徐々に「無事に生きて帰れますように。」とは願わなくなりました。
代わりに「漁が成功して、自分たちの生活が豊かになりますように。」と願うようになりました。
元の「怖い海から無事に生きて帰れますように。」という願いを聞いていた怖い神様は
「私の役割はもうここには無いのか。」と悲しみました。
それを見かねた、他の神様が言いました。
「こことは別の世界に行ってみてはどうだろうか?」と。しかし、その代わりに
「別の世界で悪さをしないように、今まで蓄えた神様の力をこの水瓶にすべて注いでいきなさい」と。
怖い神様は言われた通り、水瓶に力を注いだので別の世界に行けるという門を開いてもらいました。
神様の力は別の世界にいけばそのうち使えるようになると思ったからです。
◇
門を抜けると、そこは海の上でした。
怖い神様は、神様の力を使って怖い海を作ろうとしました。
しかし、神様の力は使い切ったばかりなので思うようにはいきませんでした。
それどころか、疲れ切った神様は溺れてしまいました。
やりたいことはあるんですが、私の語彙力が低すぎて話を作りこめなかったので
もういっそ、「童話か!」ってくらい簡潔にしてみよう、と。
…これでは童話を下に見ている感じになるだろうか?
そういう意図で言ったわけではないので悪しからず^^




