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時屋 傑は世界を廻る  作者: buio
2/3

親しみ

第2話、投稿しました。

第1話読んでくれた方ありがとうございます。

「テスト終わったな...」

溜息をついた。

「空、綺麗だな...」

辺りは青く澄んでいた。

「あ、そろそろ行かなきゃ...」

次の授業が始まるな。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

キーンコーンカーンコーン

「授業終わったー。」

この授業があと約2年もあると思うと...なんか嫌になってくるな。

「シン、少し聞いていいかな?」

と爽やかな表情で聞いてきた傑。

その前に、俺と傑がなぜ親しくなったのかと言うとそれは、入学式の後、家へ帰る途中の話になる。

――――――――――――――――――――――

「今日は楽だったな、時間あるし、コンビニでも行くとするか。」

コーヒー買っていこうっと。そういえば、昼か。

腹減ったし、おにぎりも買おう。


ウィーン。テレレレンー♪テレレン♪レレン♪

カゴを手に取った。

まずはおにぎりコーナーから行くか。

焼き鮭に昆布、梅干し。

次は飲み物コーナー。

いつものコーヒーあった。おっと、残り一つじゃん。俺が残り一つのコーヒーを取ろうとした時。

「コーヒーあった。」

あ、取られた。誰だ、俺が最初に見つけたというのに...。それにしても、どこかで見たことのある顔であった。

「あれ?君は下駄箱の時の。」

傑だった。

「傑か。お前もコーヒー買うんだな。」

俺のコーヒーが。楽しみが一つなくなってしまった。仕方ない、今回だけは傑にあげてやる。

「コーヒー買うけど、問題あるの?そんなことよりもさっき奇妙な体験をしたんだよ。これって奇跡?」

涼しげな顔で近づいてきた。

「問題はない。どんな体験をしたんだ?聞かせてくれよ。」

コーヒーよりも傑の体験した話の方が気になった。

「いいよ。じゃあ、まずはコンビニを出よう。」

ウィーン、ガシャ。

「向こうにある、公園で話そうか…。」

傑の指示に従うことにした。それにしても、家に帰る時間が。まぁ、いいか。明日休みだし。

「僕が家まで帰る道のすぐ隣にある木にブラック・ホールみたいな大穴があったんだよ。それに触れた瞬間、まるで時が止まったかのように車がゆっくり走っていた。それだけじゃない。車を追い抜かすことが出来たんだよ。腕時計持っていなかったから、時間は見れなかった。僕が家に着くまでは時が止まっている状態だったよ。奇妙な体験だろ?」

傑は小声で話した。

「それは面白い体験だな。俺だったら、ずっとのんびりしていたいぐらいだ。」

こいつは何者だ?幽霊見ることのできるやつか?

威圧感がある。何となく直感だ。今まで、沢山の人を中学校で見てきたが何かが違う。

「のんびりねー。それをしてるぐらいなら見つけに行っているよ。だけど、君とは合いそうだ。」

傑は嬉しそうに微笑んだ。

「今日はありがとう。そのコーヒーは君にあげるよ。理由は聞かなくても分かるだろ?」

コーヒーを貰った。俺にとってもいい日になった。傑は歩いて帰っていった。

――――――――――――――――――――――

これで親しくなった理由は分かっただろ?

「おう、なんだ?」

「実は部活何するか、迷うんだけど。君ならどこに行く?」

傑は悩んだ顔で言った。

部活は結局決まらなかった。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

次の日に傑が提案してきた。それに対して、俺は頷いた。部活は何にしたかと言うと、その話はまた今度。

6月に書いたやつ、いつ書くか。

また今度。

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