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何が試練なのか
敷島は聖堂室の檀上の前に行った。
そこにある聖水は赤かった。
敷島はそれを飲んだ。
頭が重くなり暗闇が敷島を襲った。
そして、彼は目覚めた。
そこはあの牢屋だった。
豚面の番兵がいた。
敷島は僧侶に騙されたのだと思った。
そして、トイレの赤い水を舐めようとした。
敷島の頭の中に僧侶の声が響く。
〈お前はまだ、試練を解決していない〉
敷島の中の僧侶の声はきつくて容赦なかった。
頭が割れんばかりの痛みに襲われた。
トイレの赤い液を舐めることはできなかった。
どうすればいいのかわからず、牢をうろついた。
水に近づくと頭痛がする。
敷島は牢の入り口に立っている番兵に近づいた。
すると、不思議と頭の痛みは消えた。
どうやら試練はこの番兵に関係するようだった。




