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恋愛散花  作者: 寒梅 冬
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出会い

小学生の頃、好きな女の子がいた。

ツインテールで顔が丸っこくて130cmくらいだ。

毎日遊んでいて、楽しかった。

「将来私たち、結婚しようね!」

「うん!結婚しよう!」

こんな小学生らしい恋愛をしていた。

だが俺は小学生の時から頭が良かった。

テストはほぼ100点。

運動では体育の成績は毎回最高の5。

なんなら学校でいちばん早かった。

俺は頭が良かったからなのか分からないが、人の考えてることがある程度予測できた。

こいつ最近発売されたポソットモンスターの事考えてるなとかこいつエロい事考えてるなとかだ。

もちろん好きな女の子の考えてることも予測できた。

ある日、好きな女の子と遊んでる最中──

「お前養子だろ?」

と聞いたことがある。

「なんでー?」

と聞かれたから

「お前のかーちゃんとお前顔似てないじゃん」

と言ったことがある。

すると何も言わずに女の子が走って帰ってしまった。

それ以来その女の子とは会っていない。

小学校にも来なかったし、噂では遠くに引っ越してしまったらしい。

今でもその女の子に会って謝りたいと思っている。

俺は千葉西高校に通う高校1年生だ。

千葉西高校は偏差値が高いから入るのはとても難しい高校だ。

つまり、俺は頭がいいってことだ。

だが、この高校にも欠点があるそれは周りに何も無い田舎だということだ。

コンビニまで歩いて30分、最寄りの駅までは徒歩40分かかるし電車は1時間に1本ペースしか来ない。

つまり田舎の中の田舎ド田舎ということだ。

今日はそんなド田舎高校に転校生が来るらしい。

珍しいものだ。

こんなド田舎の高校に来るなんてどんなもの好きなんだろう。

「けいすけー今日転校生来るって聞いた?」

「聞いたよ」

「やっぱめっちゃ可愛い子かな?」

「んなどこぞのラブコメみたいな展開になるわけないだろ男だよ男」

「えーそんな事言うなよー」

こいつは俺の友達のしゅん。

可愛い子が大好きな女好きだ。

クラスでの女子の評判はもちろん最悪。

しゅんがクラスの女子全員に口説いたのは学校では有名な話だ。

そんなわけもあり嫌われている。

最近気づいたのだが、しゅんと関わっている俺も女子に話しかけられることが減った。

まぁ俺には関係のないことだ。

俺には決めた人がいるからな。

その人以外ありえない。

キーンコーンカーンコーン

チャイムがなった。

「はーいみんな席につけー」

クラス全員がざわつきながら席ついた。

「今日は皆が喜ぶことがありますーいぇーい」

先生がひとりで場を盛り上げる。

「今日はなんとこのクラスに転校生がきていますー」

クラスはそんなんもう知ってるよと言わんばかりの空気だった。

それに先生は気づき

「え?!もしかして皆知ってた?」

と驚いた。

クラス全員がウンウンとうなづいた。

「まじかーまぁ時間もなくなってきたし教室に入ってもらうね」

と言うと先生が廊下の方の扉に歩き出しドアを開けた。

「おいで」

と先生が言うと転校生が教室に入ってきた。

俺は驚いた。

毎日時間をかけてケアしているんだろうなと思わせるサラサラな黒髪で顔はシュッとしていて面長、スタイルもよくいわゆるボン!キュッボン!という感じだ。

そんな超絶美少女が教室に入ってきた。

俺は昔心に決めた子がいた。

その子に謝って今度こそゴールインしたい!と考えていた。

そのプランがこの目の前にいる超絶美少女のおかげで大崩壊してしまった。

俺はボソッと一言呟いた。

「めっちゃかわいいじゃん」





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