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終末の七勇者(改)  作者: ヤミ
二章 第一次異世界大戦
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第二十九話 伝説

皆さんこんにちは。

ヤミです。

本日は第二十九話を投稿させていただきました。

迷いの森にてキツネと出会った《暁》は七勇者の存在を知ることになる。

そしてこれからクエスト達成のためキツネを新たに加えた《暁》が動き出す。

是非お楽しみください。

「キツネ、俺達は今ギルドのクエストをやっててな、蜂の駆除を依頼されてるんだ。」


「この森にいる蜂だとヴェノムホーネットですね。猛毒を持っていて、刺されるとほぼ死ぬらしいです。」


「マジか。それが九級とか十級の奴らみんな死んじまうだろ。」


 ゴリラとキツネの会話に


「ギルドメンバーが少ないと言っていたから仕方ないんじゃないか?」


 トーマスがそう言う。しばらくして、巨大な蜂の巣を発見する。


「これか。」


 ゴリラは刀を抜刀すると、真横に振り、蜂の巣を木から切り落とす。蜂の巣は地面に落ちると、中からたくさんのヴェノムホーネットが出てくる。


「やるぞ!お前ら!」


 茜とスティカは射撃してヴェノムホーネットを撃ち落とす。


「符術!火炎!」


 アリスは大量のヴェノムホーネットを焼き殺す。ゴリラ、神木、クラウス、リリィは刀や剣で斬り倒す。


「死神ちゃん!やっちゃえ!」


 ヤミは死神を召喚し、大鎌で薙ぎ払う。ルベルはヴェノムホーネットを直接蹴りにいく。


「おい、ルベル。素手でやって刺されるなよ。」


 トーマスが不安そうにそう言うと


「このくらいの毒なら問題ない。すぐ分解出来るからな。」


「吸血鬼っていいな。心臓やられなきゃほぼ不死身だもんな。」


 それを聞いたナグリトバシは


「そうか?人間の方がいいだろ?」


 と素手で何も出来ないトーマスとそんな会話をしていた。しばらくしてヴェノムホーネットを一掃したゴリラ達はフロンティアに帰った。


「マーガレット、クエスト終わったぞ。」


 ゴリラはそういいギルドのカウンターへ行く。


「お疲れ様でした。まさか、そちらの方は、九尾族ですか?」


「九尾?」


 クラウスが疑問を抱くと


「はい。私は九尾族です。」


「なぜ《暁》の皆さんと?」


 マーガレットが驚いているとキツネが語りだす。


「私は国の伝説に伝わる七勇者を探しています。ルベルさんと彼らの拐われた仲間が七勇者であり他の七勇者を探すために《暁》と行動を共にしています。」


「おいおい、どう言うことだ?」


 ギルドに入ってきたアランがそう言いルベルに近づく。


「人間か。」


「アランだ!何で九尾がいるんだよ!九尾は千年前の魔人戦争でエルフと共に滅んだんじゃねぇのか?」


 するとキツネは


「私達の一族とエルフの一族の大半は滅びました。しかし生き残った一族は七勇者に救われ、ある場所に匿ってもらったのです。」


「マジかよ。七勇者なんてただの御伽噺とばかり思ってたが。」


「俺はその七勇者らしいぞ。」


「あぁ?だから何だよ!吸血鬼!」


「ふっ。」


「クソが!」


「あと報告がある。」


 ゴリラがマーガレットにそう言うと


「何でしょう?」


「こいつが《プレデター》を目撃したらしい。」


「おいおい、マジかよ。」


 アランはいつものように威張らず控えめな感じだった。


「怖じ気づいたか?人間。」


「あたりめぇだろ!魔王に並ぶ怪物だぞ!」


「俺はそいつと戦ってるからわかるが一対一じゃ勝ち目はないが、三級レベルのが五人いればいけるだろ。」


「何言ってやがる?《プレデター》のトップはそんなもんじゃねぇぞ!それこそ伝説の七勇者レベルじゃないと勝てない!」


「俺は七勇者の一人だが。」


「うるせぇ!」


「お前森では人違いだとか言ってたくせに今は受け入れてんのな。」


 トーマスがそう言うと


「こいつをからかうのが楽しくてな。」


「クソが!」


 アランはルベルを睨みつける。


「《プレデター》の目撃情報がこの近くであったのであれば警戒をしなくてはですね。」


 マーガレットはそう言い眉をひそめる。


「そうだな。ゴリラ、お前達はクエスト兼七勇者探しをしてくれ。俺はフロンティアに残る。」


 ナグリトバシはそう言う。


「そうか。」


「ああ。片腕だけの俺は旅の途中でお荷物になるかもしれない。それにこの国は良いところだ。短い間だがそう感じた。」


「俺も残る。」


「俺も。」


「なら俺も残るぜ。」


 セン、マサとゴリラもそう言うと、ルベルの方を見てゴリラは


「そう言うことだから《暁》を頼んだぜ。」


「良いだろう。」


「宜しいのですか?ゴリラ様、ナグリトバシ様、セン様、マサ様。」


 マーガレットは四人に問う。


「ああ。」


「もちろんだ!」


「右に同じく。」


「ハゲに同じく。」


「殺すぞ!」


 またセンとマサのバカ喧嘩が始まったがそれはスルーして


「ありがとうございます。」


 と四人にマーガレットは感謝をする。


「それじゃあ、次のクエストへ行くとするか。マーガレット、頼む。」


 ルベルはそう言うと


「かしこまりました。」


 マーガレットはクエスト表を見せる。


「この遠征クエストを。」


「こちらは九級から五級までのクエストが含まれていますが問題ありませんか?」


「問題ない。」


「かしこまりました。ではこちらが地図になります。」


 ルベルはマーガレットから地図を受け取ると、アランの肩に手を置き


「またな。」


 と言い去りギルドを出た。


「けっ!次会ったときは一発かましてやる。マーガレット、俺もクエストに出る。」


「かしこまりました。」

皆さん、いかがだったでしょうか。

クエストを達成した《暁》はギルドへ戻り、キツネが魔人対戦の生き残りである九尾の一族であることが明かされた。

そして《プレデター》がいつ動き出すか分からない今、ゴリラ、ナグリトバシ、セン、マサがフロンティアに残ることになり、残りの《暁》メンバーは遠征クエストに出ることになる。


次回第三十話 遠征クエスト

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