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終末の七勇者(改)  作者: ヤミ
一章 天地大戦
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第二話 ヒーロー

皆さんこんにちは。

ヤミです。

本日は第二話を投稿させていただきました。

地下都市に侵入してきた異形の怪物たち。彼奴らへ神木先生は一人刀を握り掛けていく。

是非お楽しみください。

 怪物たちに立ち向かった先生の後ろ姿を星影達はただ見つめることしか出来なかった。


「人間が近寄ってくるぞ!」


「飯の時間だ!」


「テメェらに食われる筋合いはねぇよ!」


 すると先生はどこからか刀を取り出し、抜刀する。そのまま前進し、怪物達に斬りかかる。


「活きの良いことだ!早い者勝ちだ!」


 怪物達は先生に襲いかかるが、その怪物達の体を次々に切り裂いていく。


「何だ?この人間は?」


「こんなにも強い奴がいたとは。五年で人間も進化したのだな。」


「そりゃ、どうも!」


 そしていつの間にか怪物たちは一体を残し皆切り裂かれていた。残る一体は三〇メートル程の巨体だ。刀一つの先生が勝てる相手だとは思えない。だが、先生はそんな相手にも向かっていく。


「うぁぁぁぁ!」


「人間ごときが俺に勝てると思うな!」


 直後大きく振りかぶった巨大な手が先生を掴み上げた。


「ぐっ!」


 先生は握り潰される勢いで掴まれ力が抜け、刀を落としてしまう。刀は地面に突き立つ。


「いただきます!」


 巨人は大きな口を開け、先生を口へ運ぶ。


「先生が!」


「先生ぇ!」


 星影達は食べられそうになる先生の名を叫ぶことしか出来なかった。無力だ。ただ叫び、先生が食われそうになるのを見ているだけなのだから。だがその時だった。


「ぬわぁ!」


 巨人が声を上げて倒れる。


「何だ?」


「おい!あれ見ろよ!」


 悠都が指差す先、そこには赤髪のポニーテールの女性が、バスターソードを持って巨人のアキレス腱を切断していた。


「何だ、あの人は…。」


 すると、次に銃声が三発聞こえる。巨人の目と額に命中し、血が吹き出ている。それにより先生は巨人の手から解放され、落ちていく。巨人の足元で、金髪の青年が落下する先生をキャッチする。


「誰が撃ったんだ?!」


 悠都は困惑している。


「わからない。」


 星影も何が起きてるのか理解できない。次に黒髪、ロングヘアーの男が二本の剣を握り、周りに危害を出せないように巨人の腕を駆けながら切り裂いていく。星影達がその男に気が取られてる間に、巨人の頭上には白髪ショートボブの少女が浮遊していた。


「人が、飛んでる…。」


「CGか?」


「神…様…?」


 星影も悠都も茜もただその少女を見上げ、唖然としていた。少女は腕を空へ向けて掲げる。指先辺りには水色に輝く光が集まり始め、一つになる。それは大きな氷柱となり、少女が腕を振り下ろすと共に巨人の頭上に落下し、そのまま巨大な氷柱により巨体は破壊の限りを尽くされた。

皆さん、いかがだったでしょうか。

神木が一人怪物たちを倒す中、巨人により敗北したと思われた戦局であったが、謎の五人集団に神木は救出され、巨人も倒されることとなった。

彼女たちは何者なのか。

次回第三話 対 《プレデター》 組織。

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