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終末の七勇者(改)  作者: ヤミ
一章 天地大戦
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第十六話 圧勝

皆さんこんにちは。

ヤミです。

本日は第十六話を投稿させていただきました。

《プレデター》との全面戦争が始まり、もはやこの争いはどちらかが倒れるまで終わることはない。

是非お楽しみください。

「さぁ!掛かってこいど!おいどんが叩き潰してやるど!」


「雑魚が粋がるな!」


「ボコボコにしてやるよ!ハゲ!」


 拾の前にマサとセンが対峙する。


「おいどんはハゲじゃないど!お前がハゲだど!」


「あぁ?!殺されてぇのか?!誰がハゲだと!この野郎!」


 センは自分のコンプレックスを刺激されブチギレ拾へ突っ込んでいく。


「セン、あんま騒ぐなよ。味方に危害が出ると困るからな。」


「死ねぇ!」


「こりゃ、まるで聞こえてないな。」


 マサは肩を竦める。


「おいどんが叩き潰してやるど!」


 拾は両腕を巨大化させてセンの頭上から握り拳を作り叩き落とす。だがセンはそれを悠々と腕で払い飛ばし、拾の間合いまで入ると


「死ねぇ!デブが!」


 渾身のグーパンチを拾の鳩尾へお見舞いする。


「うがぁ!」


 後ろへと飛びかけた拾の腕をセンは掴み


「どこに行くんだぁ?!」


 センは拳を何度も拾へ叩き込む。


「ぁっ!」


「うりゃぁ!」


 最後に拾の顔面を殴り遠くまでぶっ飛ばす。


「ずいぶん飛んでったな。」


 マサは遠目でそれを見届けると、拾の元へと移動する。


「何だ、もう死んだのかよ。あいつ、一人でやりやがって。」


 マサはセンの所へ戻り


「セン、あの野郎は死んでたぜ。俺にも取っておけよな。」


「わりぃな。ついカッときちまってよ。まあ、他にもいるんだ。次はお前に譲るよ。」


「絶対だからな。」


「わかったって。」


 とセンとマサは会話をしながら戦地を歩みだす。一方その頃ルベルは陸と対峙していた。


「俺とやるのはお前か。白髪しらが男。だがお前は俺に勝てない。」


「おいおい、初対面で酷いこと言うじゃないか。それだけの大口叩いたんだ。楽しませろよ。人間。」


 白髪しらがと罵られたルベルは、自分が陸より強いと確信を持って見下していた。


「ほざけ。硬化!」


 陸は全身を鋼鉄の様に変化させ、ルベルの攻撃を待ち構える。


「ほう。俺に勝つか。いいだろ。」


 ルベルは瞬間移動の様な異常な速さで陸の目の前まで移動すると直後、とてつもない威力の蹴りをぶちこむ。


「がはっ!」


「おいおい、硬化したんじゃないのか?してこの程度か?全くつまらん。」


 ルベルは呆れたように陸を見下し、蹴りを何発もぶちかます。そして最後に陸の顎を蹴り上げる。


「何、故…?」


 そこまで声にならない声を振り絞った陸を見てルベルは蹴りを止める。


「何故か?分からないなら教えてやる。俺は《吸血鬼》だからな。」


 それを聞いた陸は一瞬にして顔が青ざめる。


「な!なぜ!ここに!お前が!いつこっち()()()へ来た!」


「気になるなら《世界政府》に聞くと良い。」


 ルベルはそれだけを言うと陸の顔面を何度も蹴り付ける。陸は硬化が解かれ泡を吹いて失神した。


「所詮人間に変わりはない。《プレデター》。」


 ルベルは灰になる陸を残してゴリラの元へ向かっていった。


───


「俺の相手はテメェらか!デカブツ共!」


「何かデカブツって言われた。」


「安心しろ、俺たちにすればそれは誉め言葉だ。」


「それならいいや。」


 伍にデカブツと言われ傷ついていたゴリゴリをゴリヤスがなだめる。


「テメェら!ふざけた会話してんじゃねぇ!消し飛ばしてやるぜ!」


 伍は勢いよく二人の元へ飛んでくると、ゴリゴリの顔面に手で触れる。その瞬間ゴリゴリの顔面は爆発した。


「ゴリゴリ!」


「げほっ!煙たいですな。」


「こいつ!硬いな!」


 顔面を爆破されても生きているゴリゴリに伍は驚いたように声を漏らす。


「なるほど。爆発の能力か。」


「その通り!」


「ゴリゴリ、最速でこいつを叩きのめすぞ。」


「了解です。」


 伍がまたゴリゴリを爆破しようと行動しようとしたとき、伍の体は動かなかった。否。足だけが動かなかったのだ。


「っ!痛ぇ!何だ!」


 伍の足には釘が何本も打ち付けられていた。


「テメェ!」


「最速で叩きのめすって言ったろ。覚悟しやがれ。」


 続けてヤスは釘をトンカチで打ち伍に撃ちつける。


「クソォ!」


「やれ!ゴリゴリ!」


 今までヤスの隣に立っていたゴリゴリは伍の目の前まで移動しており


「必殺、マジフルボッコ連続パンチ。ゴリゴリゴリゴリ。」


 高速で伍を殴りまくる。伍が爆破の攻撃を仕掛けようと試みても、攻撃をする隙をも与えない地獄のラッシュが猛威を奮う。


「ゴリゴリ、もう十分だ。行くぞ。」


「うす。」


 伍は完膚無きまで叩きのめされ二度と動けることはなかった。


───


「お前たちが俺の相手をするのか。二人だけで足りるか?」


 パンとウメに漆は挑発的な疑問を投げ掛ける。


「ずいぶんとナメられたもんだな。」


「この正義のヒーローをバカにしてるのか?」


 それに対してパンとウメは反発的な態度をとりながら、パンはパンを食べ、ウメは梅干しを食べている。


「俺をバカにしているのか!!」


「してねぇよ。うるせぇな。」


「梅干し食って何が悪いんだよ。早く掛かってこいよ。」


 漆は二人の挑発に乗せられて


「殺してやる!」


 全速力で駆け寄り、掌でパンの腕に触れる。途端にパンの腕は灰になる。


「マジか。」


「梅干しパンチ!」


 漆がパンへ攻撃を発動させた隙を狙いウメはパンチを繰り出す。


「ぐっ!」


 漆はよろつきながらウメから距離を取る。ウメはパンのそばに寄り


「パン、腕は大丈夫か?」


「大丈夫だ。腕を作るまで時間を稼いでくれ。あと奴の掌に触れるな。」


「了解。」


 ウメは梅干しを五つ食べ


「梅干し波!!」


 ピンク色の波動砲を放つ。漆はかわすことが出来ずに直撃する。


「何て威力だ。」


「まだ生きてたか。」


「サンキュー、ウメ。次は俺が行くぜ。」


 灰になった腕が元通りになったパンが漆の前で構える。


「どう言うことだ。その腕は灰にしたはず…。」


「俺はパンを使って何でも作り出すことが出来る。他にも、触れた物をパンに変えることも出来る。」


「ならまた灰にしてやる!」


 漆はパンに向かって駆けていき、掌でパンの顔面に触れようとしたその時、漆の腕が切り落とされた。


「は?何だ?う、腕がぁ!」


 パンはパンで作った剣を握っていた。


「どうだ?腕が無くなる気分は?同じことをされねぇと分からねぇんだろ?」


 パンは剣を構えると、素早く何度も漆を串刺しにする。


「俺の腕を灰にしたこと!串刺しの刑に処してやる!地獄で反省しやがれ!カスがぁ!」


「うぎゃぁっ!」


 漆は身体中に鋭い傷を付けられ、血塗れになって倒れた。


「ナメやがって。」


「やっぱ梅干し旨いわ。」


「後で梅干し使ったパン料理を作ってやるよ。」


「本当か!楽しみにしてるぜ!」


 そう言って二人は灰と化す漆を背に、次の敵の元へ歩みながら話す。

キャラクター紹介

・拾

 横綱のような体格で《プレデター》一の巨体。能力は体を限定なくどこの部位でも巨大化させられる。


・漆

 陰湿な見た目な漆は特に目立ったものはない。能力は手で触れたものを灰に変化させるもの。


・陸

 どんな敵も自分には敵わないと驕っている。自身の能力、硬化がそれほどに凄いものだと思っている。(ルベルに敗北するまでは)


・伍

 いちいちうるさく、すぐに熱くなる性格。能力は触れたものを爆破させる。感情も爆発的に上がるからオリジンは少しウザったく思っている。


皆さん、いかがだったでしょうか。

どんな敵であろうと正面から叩き潰していく《暁》の精鋭たち。

ジャック、アルセーヌ、拾、玖、捌、漆、陸、伍が倒された今、この場に残る敵は肆のみ。


次回第十七話 凶刃な敵

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