少年が最強で英雄に至るまでの道
第一話 ローズ師匠の話
「ちょっと話したいことがあるから終わったら来いよ。」
と、ローズ師匠はレイに話し掛ける。
「ああ。わかった。」
なんだ?ローズ師匠から話って。俺とあんまり話しないのに。まぁ、気にしないで聞いておくか...。
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「おう。来たようだな、レイ。」
「師匠、話って…。」
「おう。そうだったな。本題に入ろう。急だがお前には王都冒険者育成学園に編入してもらうのだが...。」
「だが...?」
ん?何かいるのか?
「編入するにはな、魔術と剣術の実技及び、魔術と剣士の模紙が必要だが...行けるか?」
「うん。」
なんだ、ローズ師匠の話はそれだけか。
「おう、|なら大丈夫か。《(まあ、ある意味心配だが。)》あ、ついでにあの学園は寮生活らしいから、準備しておけ。」
と、レイにまた呼び掛ける師匠。
「オッケー。けど心配しなくとも、俺は学園に行っても頑張るから。あ、友達が出来たら手紙で知らせるね、ローズ師匠。」
「ああ、わかった。」
――ローズ師匠が心配している理由は如何に―!? ――
――こうしてレイは“王都冒険者育成学園”に編入していくのだが、編入学した先にとんでもない“事”が待ち受けていた――
どうもこんにちは、「少年が最強で英雄に至るまでの道」の作者、黒崎零でございます。皆さん、「少年最強道」一話を読んでいただき誠にありがとうございます。前回のプロローグより第一話は長文でした(笑)。
果たしてレイ・ローグ・シュタインは最強となれるのか、果たしてレイはS~D級の内、何級になるのか。「少年の最強で英雄に至るまでの道」次回第一話…じゃなかった(笑)第二話をお楽しみにご期待ください!