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82話目 打ち合わせ

「まず、私たちは知っての通りアタッカーを担当します。私の本職は鍛冶師ですが、サブ職として大剣使いを取っています。」


「なるほど。幸い私は魔法使いですので、職業は被らないかと思います。」


そう答えたのは青木さん。


先ほどのあいさつの時とは打って変わって、すごくまじめだ。


「私も青木さんと同じで魔法使いですが、青木さんとは違って支援系の魔法を得意としています。そのため、あまり火力は出せません。」


そう答えたのは私の看護師をやっていた桜井さんだ。


彼女は今までの職業が看護師であったということもあってか、どうやら支援系の魔法を使うみたいだ。


支援系の魔法は、身体強化だったり、攻撃力、防御力を上昇させたり、回復を行ったりする魔法がメインだ。


攻撃はあまり得意としていない。


一口に魔法使いといっても、様々な種類がある。


攻撃系の魔法を主とする魔法使い。


初めの職業選択の時には『魔法使い(攻撃)』と書かれている。


桜井さんのような支援系を得意とする魔法使いは『魔法使い(支援)』と書かれている。


攻撃系の魔法使いだからと言って支援系が使えなかったり、その逆で、支援系だから攻撃が使えないというわけでもないのだが、取得できるスキルの数や、威力に制限がかかる。


支援系の魔法使いは数が極めて少ない。


しかし、パーティーを組むときにはいたほうが明らかに戦闘の幅が広がる。


私たちは支援系の魔法使いをしっかり守っておけば、様々な恩恵が受けられたり、負傷したときに回復をしてくれる。


「パーティーの編成としてはいい感じですね。お二人ともレベルはいくらくらいですか?」


「私が52でアルミさんが58です。これでも結構高いほうなのですが、お2人と比べるとまだまだですね。」


「いやいや、十分ですから。気にしないでください。」


「で、今後の活動なんだけど、まあ時間が合うときに適当にパーティーを組んでやっていくっていう感じでいいよね?時間を決めて集まったりとかする?」


「そうですね……、正直ネッ友とかともやりたいので。でもここにいる全員が現在仕事とかもしていないようですし、開いてるときにぼちぼちといった感じで行きましょう。」


「了解です。」


その後、軽く雑談をして今日は解散ということになった。




「じゃあ、お疲れ様です。あれ、お2人は家どこらへんですか?」


「ああ、私たちはこのビルの62階だよ。」


「え?どういうことですか?」


「あはは、そう思いますよね。実は夏海がここのビルの所有者なんです。だから上の方に2人で住んでいます。」


「……そうですか。ていうか2人で住んでるんですか!?」


「そうなんです。驚きますよね。」


「はい。すごく驚きました。あれ?桜井さんは驚かないんですか?」


「ああ、私は知ってたから。」


「ああ、そうでしたね。夏凪さんの世話をしていたんですもんね。」


その後もオフィスを出たところで何か話していたのだが、私は長くなりそうな気配を早めに察知して先に家へ帰った。


私、こういうの苦手なんだよね。

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