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マーダープラン  作者: せいぎ
0日目 ゲームとはフェアでなくてはならない。
4/21

再会



 扉を開くと大きな円卓があり、見覚えのある顔がテーブルを囲んでいた。


 「あっ、おーい! 和也! こっちこっち!」


 立ち上がり手を振り一際大きい声で、善之が呼んでいる。

 僕は大きい声に悪態をつきながら彼の隣の席に座った。

 目の前の円卓にはケーキやお菓子に紅茶などが用意されている、食堂を見渡すと暖炉やシャンデリアがあってここも2階までの吹き抜けになっている。

 シャンデリアがあるのに本当にテーブルにロウソクがあるんだな。なんて庶民的な事が浮かんだりもした。

 それと食べ物があるって事は、やはり味覚も感じるんだなと確信した。


 そんなどこか一歩引いて事態を警戒してる僕に反して、周囲はいつもと変わらない様子で各々談笑していたり食事を楽しんでいる。

 ゲームとはいえこれから殺人が起きる空間というだけで身構えていのはどうやら自分だけで恥ずかしくなってきた。特に善之は興奮治らない様子で一方的に話し掛けてきている。


 そもそも今回は善之の企画で、4月も終わったのに未だに打ち解けない僕ら1年A組の親睦会として、GWに行うゲーム大会なのだ。

 打ち解けられない理由には、僕らの中学は西小と東小の2つの小学校が集まった中学校ってのが1つとしてある。


 聞いてもないのに善之は話し続けていた。

 ゲームホストだったのでステージや衣装などを選べた事。他には無人島や船などが選べたらしいが洋館を選んだ事など。

 本人は俺のセンスはやはり間違いないと自慢げにしている。


 「つーかよ、なんで人狼ゲームなんだ?」

 「ってかなんで制服? ってかどこの制服よコレ」

 「いつまで待たせんだ!? あと何人来んだよ!」


 などと既にちらほら不満が聞こえてきているが……。


 「詳しくは知らないけど人狼ゲームとは少し違うらしいよ? 衣装は普段学ランとセーラーだからブレザーなら新鮮味あっていいかなと思ってさ。人数はクラス全員に声を掛けたけど参加は15人かな、あと1人だね」


 善之の話からすると、つまり僕は14人目だったって事か。

 0時集合に合わせて早めに寝ようとしたけど、寝なくちゃと思うとなかなか寝付けなくなるよな。

 などと考えていると15人目の扉が開いた。




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