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力不足
出会った頃の冷めた瞳が忘れられない。
いつしか熱を帯びた瞳が不安を呼ぶ。
違う。
それを望んだわけじゃない。
その声は言葉にできず、当然、届かない。
手を差し伸べた。
冷めた瞳が悲しくて。未来を見て欲しくて。
君は未来を見ているのだという。
柔らかくすべての刃を真綿で隠した笑顔を見せる。
君には君の空を飛んで欲しいのに。
気がつけば君の瞳は冷たく冴えて。
道を切り開いてほしいわけじゃない。
どうせなら共に手を携えたかったのに
出会った頃の冷めた瞳が忘れられない。
いつしか熱を帯びた瞳が不安を呼ぶ。
違う。
それを望んだわけじゃない。
その声は言葉にできず、当然、届かない。
手を差し伸べた。
冷めた瞳が悲しくて。未来を見て欲しくて。
君は未来を見ているのだという。
柔らかくすべての刃を真綿で隠した笑顔を見せる。
君には君の空を飛んで欲しいのに。
気がつけば君の瞳は冷たく冴えて。
道を切り開いてほしいわけじゃない。
どうせなら共に手を携えたかったのに
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