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茨の庭
少女を囲う庭は美しいものだけ。
そこは茨に囲まれた鳥かご。
少女は茨の隙間から外が広がっていることを知る。
鳥かごの外を望む少女に夢を囁く。
庭の持ち主が少女を溺愛することを知りつつ、少女が何を望み、庭の主の出方を眺める。
空を望んだ少女。
広げようとした翼を折る庭の主。
しばらくして鎮魂の鐘が鳴り、庭は静寂に包まれた。
茨の庭は今も美しく。
ただ少女を愛した庭の主が笑う。
「おまえはゆるさない」
庭の主はそう言って嗤う。
少女を囲う庭は美しいものだけ。
そこは茨に囲まれた鳥かご。
少女は茨の隙間から外が広がっていることを知る。
鳥かごの外を望む少女に夢を囁く。
庭の持ち主が少女を溺愛することを知りつつ、少女が何を望み、庭の主の出方を眺める。
空を望んだ少女。
広げようとした翼を折る庭の主。
しばらくして鎮魂の鐘が鳴り、庭は静寂に包まれた。
茨の庭は今も美しく。
ただ少女を愛した庭の主が笑う。
「おまえはゆるさない」
庭の主はそう言って嗤う。