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歌声
りりり
りりりり
響くのは虫の歌声
夏の空から秋の空へと模様替え
りりり
りりりり
その音色を涼やかに思う心は
どこからきたのだろう
りりり
りりりり
みーん
なぜ秋空に歌うセミは
こんなにものがなしいのだろう?
りりり
りりりり
りりり
道路の端に張られた蜘蛛の巣
歌声はものがなしさを誘う
高い青空に散りばめられる
白雲はまとまりなくひろがる
ごぉう
ごぉおう
鉄の塊が空をゆき
白い軌跡を残す
りん
りりりん
しまわれず
窓辺に揺れる風鈴の音色
初秋の朝の歌
りりり
りりりり
響くのは虫の歌声
夏の空から秋の空へと模様替え
りりり
りりりり
その音色を涼やかに思う心は
どこからきたのだろう
りりり
りりりり
みーん
なぜ秋空に歌うセミは
こんなにものがなしいのだろう?
りりり
りりりり
りりり
道路の端に張られた蜘蛛の巣
歌声はものがなしさを誘う
高い青空に散りばめられる
白雲はまとまりなくひろがる
ごぉう
ごぉおう
鉄の塊が空をゆき
白い軌跡を残す
りん
りりりん
しまわれず
窓辺に揺れる風鈴の音色
初秋の朝の歌
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