表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
翼を広げて  作者: とにあ
自由にまばらに
174/400

空色の空

ぽぅっと見上げる空の空色。

じんわり足が痛くってしゃがみこみたい朝。

青い朝の空色が

『おはよう』

って歌ってる。


ふみしめればしびれるような痛み。


空はどこまでも空色。


痛みを堪えるコトに意味はなくて。


手の届かない空に手を伸ばす。


昨日の空色から続く今日の空色。



空はどこまでも空色。


同じで同じじゃない。


一秒違えば一秒分違う空色。


指をすり抜ける空色の空。


思い出色の時色の砂。




時はとどまることなく流動する。



心と一緒。



愛しさは撹拌され募り流動する。



同じ好きなんてない。

同じ強さで愛し続けなんかできない。


変わらないなんてない。


だって、



どんどん好きになる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ