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翼を広げて  作者: とにあ
自由にまばらに
147/400

「深夜のレストラン」

誰もいないはずの店内。

例外は椅子に座った男。


照明の落ちた店内は椅子とテーブルのシルエット。

「腹減った。早く出せ」

男はダルダルと調理場に向けて声を飛ばす。

調理場からは物音と舌打ち。


時間が過ぎ漂ってくる匂い。

テーブルに突っ伏すようにだれた男は匂いに反応してつばを飲む。

「まだかぁ~」

「ほら、邪魔だから身体を起こせ」

オムレツと温野菜。

「足りなさそうだな」

「食ってから言え」

軽いやり取り。

小さな照明にスイッチを入れて料理人は席をはずす。

「おい?」

「もう一品あるんだよ。食ってろ」

戻ってきた料理人が置くのはグラスと果実酒のボトル。それとパンの籠。

「なぁ」

「あん?」

「旨いか?」

「ん、何時も通りな」

「そうか」

他愛ないいつもの会話。

申し訳程度のオレンジ色の照明。

閉店後の深夜のレストラン。

週に一度は必ず来るこの男の空腹を満たす。

二人のいつもの時間。


「たまねぎ嫌いなんだが?」

「食え」

とにあさんは、「深夜のレストラン」で登場人物が「なぐさめる」、「オレンジ」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://shindanmaker.com/28927


ちゃんとなぐさめたから。単語はでてないけどいいよね?

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