挨拶編4
リーシャと竜真父
以下、ミグの嫁、リーシャよりご挨拶
リーシャです。
ミグの嫁って…まだ、そんな…
ミグのこと?
昔からリーシャ、リーシャって着いてきたわ。
凄く器用だったし…
小さくて可愛かったのに…
大きく育ったなぁ
「リーシャ…何してるんだ?」
自己紹介よ。
ミグの昔話してたの。
「なんだってそんなこと………あぁ、今の俺のことをどう思っているのかを聞き出したかったんだな?」
え?今のミグ………
「なぜ黙る」
………かっこいいわよ
…待って、ミグ、落ち着いて…
ん〜〜〜〜〜〜あっん………
***
―ミグに襲われたようだ。
以下、三島獅子王よりご挨拶
はじめまして。
三島獅子王、竜真の父です。
―奥様について教えて下さい
妻ですか?
そうですねぇ〜いつまでも可愛らしいですよ。
―それはそれはお暑いですね。
この前もうっかり階段の一番上から足を踏み外しまして、僕の上に降ってきました。
まるで天使が使わされたようでした。
―それは危ないんじゃないかな…
生粋の深窓の令嬢に生まれ、芯が通った素晴らしい女性です。
「父さん…惚気るのもほどほどにね。聞いてて恥ずかしいよ。後、母さんに気を付けてって伝えてくれる?」
いいよ。竜真君は心配性だなぁ。
「いや、うん…ドジっ娘属性だから、見てて怖いんだよ」
―以上、三島獅子王さんでした。