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屁吹き矢
Q. 何を思いながら書いてますか?
A. 1屁力=1 [hPa](屁クトパスカル)とすると、10屁力はばけもんだな
ぶっ、という音ともに矢を放った。
おお! 歓声が上がって振り向くと、矢は的のど真ん中を射っていた。
「さすがやっさん」
「よっ屁吹き矢日本一!」
腸の具合は絶好調だ。
吹き矢の口を拭きながら今日の対戦相手の試射を眺める。
「なんだあれ」
観客たちがどよめいた。
対戦者がケツに挟んでいたのは、とても実用に足るとは思えないほど長く太い筒だった。
「へっ素人め。あんなの十屁力あっても飛ばせやしねーよ」
俺も同意見だった。あれでは的に届かせるのも難しいはずだ。
「今日は不戦敗だな」
勝利を確信したその時、ぼっ!
大砲が放たれたような音が会場を揺らす。
衝撃にむわっと臭いと煙が立ち込め、土埃が晴れた先に的が壊れていた。
俺も観客も開いた口が、否、開いた尻穴が塞がらなかった。
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