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詩: 彼は波 彼女は凪

作者: 水谷れい
掲載日:2026/05/17

彼は波

破裂する 白い泡は 

一瞬の感情

すぐに引いては 海へと帰る


彼は波

岩にぶつかり 砕け散る

痛みを知らないわけではない

ただ 壊れることを恐れていない


月を背にのせ

重力という 見えない糸に引かれる

ザザン ザザン 彼の呼吸は

飽きずにリズムを奏でている



彼女は凪

嵐の名残をそっと抱きしめ

波が壊れないように

静かに見守っています


風が止まり

空の色がゆっくりと戻るころ

彼女のまなざしは

その色を映してやわらかくなります


彼は波 彼女は凪

打ち寄せるものと 抱きとめるものが

そっと寄り添うとき

世界は静けさを取り戻します






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