凹凸二人の珍道中
ステフィン皇国は多種多様な種族が共生する大陸一の大国。エルフ族、ドワーフ族、小人族、リザードマン族、そして人族の五種族が生活し、時に小さな衝突を繰り返しながらも共存している。その中心には冒険者が存在し、モンスター討伐や採取によって経済が活性化し、平和が保たれていた。
その冒険者たちが集う街「リース」、通称“はじまりの街”にやってきたのはドワーフ族の青年ヴィトル。彼は一般的なドワーフとは異なり、筋骨隆々ではなく慎重で臆病な性格。故郷での依頼をこなしながらも、他の世界を見てみたいと冒険者として活動している。
ある日、ギルドマスターのアレスから呼び出され、ギルドに赴いたヴィトル。そこで待っていたのはギルドマスター・アレスと、協調性がなく孤高を貫くエルフ族の冒険者・アムラスだった。アレスは二人に極秘任務を命じる。それは、最近リース周辺で高ランクモンスターが頻出し、封印された“忘れられた地下遺跡”が動き出している可能性があるため、遺跡を調査するというものだった。
渋々コンビを組むことになったヴィトルとアムラスは、慎重に遺跡へと向かう。森を抜ける途中で彼らは強敵・シャドウウルフに遭遇し、連携して何とか撃破するが、道中の危険さを改めて実感する。
そしてついに二人は、苔むした巨大な石の門がそびえ立つ“忘れられた地下遺跡”に到達する。
未知の恐怖が待ち受ける遺跡の中で、二人の運命は大きく動き出すことになる――。
第1章~遺跡調査とエルフの相棒~
はじまり
2025/02/11 19:35
影狼と封印の門
2025/02/12 19:40
封印された試練
2025/02/12 19:58
(改)
回廊の罠と影の守護者
2025/02/12 20:05
石の番人と最後の試練
2025/02/13 20:10
石の番人と最後の試練~アムラス視点~
2025/02/13 20:11
遺跡の意思と戦う者たち
2025/02/13 20:13
〜遺跡の最奥にて〜
2025/02/16 16:16
〜遺跡の最奥にて〜続き
2025/02/16 16:16
〜最終戦〜
2025/02/16 16:17