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ヨネばーちゃん。転生後にイケメン美男子で魔王をサポートし過ぎて、魔王の影が薄くてわろた件。
ヨネばーちゃんは、いつも干し魚を軒先に山ほど吊るしていて、夏の日差しのなかで腰を曲げて、まぶしい元気さがあった。
ある朝、和室に亡骸が布団のなかで小さくなってた。
ばあちゃん。あの世に行っても、干し魚は干したりするのかな。ばあちゃん、さようなら。
次の朝、目が覚めると、いつもの部屋が少し違ってるのか。気のせいか、ベッドが固い気がする。
あれ、布団じゃない?
なんだ、このローブは。黒いラメが滑らかで、スルスルしてる。すべすべしてて、いつまでも触ってられる。




