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☆3話 メール☆理沙side

『おまえ、なんか興味あるわ!おもろそうやから、絶対にオレに惚れさせたる!』


昨日の斎藤の言葉がこだまする。


なんだか…


あんなこと言われちゃったけど…


それってすっごくまずいことだよね??


だって美香は斎藤のことが好きなのに…


まぁ、適当にあしらってたらすぐにあきらめてくれるでしょっ!


プラス思考で考えながらぼんやりと外を見ていると後ろから美香に声をかけられた。


「りっさ!どうしたの!?ぼんやりしちゃって!」


なんだかすっごく弾んだ声。


振り返ってみると美香は満面の笑顔をうかべていた。


「ちょっと考え事をしてて…で、美香何かいいことあったの??」


美香は待ってましたと言わんばかりに身をのりだすと目を輝かせた。


「そうなの!聞いてよ!斎藤くんとメアド交換しちゃった!」


「え…うそぉ!?」


なんで!?


斎藤は美香の名前も覚えてないとか言ってたじゃない!


それがどうしていきなり…


もしかして!


美香にも興味を持ったとか!?


そう安心しかけたとき美香がちょっとしょんぼりしたように言った。


「それで、ね?斎藤くんに理沙のメアドも教えてって言われたから教えちゃった…勝手にゴメンね?」


「え??私の??」


がっくりと肩を落としそうになった。


み、美香を利用したの…??


いや!違う!


きっと純粋に美香のメアドが知りたくてついでに私のメアドも聞いただけだ!


そう思っておこう!


けどあいつにメアド知られたってなんだかやだなぁ…


「まぁよかったね!一歩前進じゃん!」


「うん♪だからすっごくうれしいんだぁ♪」


はしゃぐ美香。


そんなとき、チャイムが鳴った。


「あっ!座らなくちゃ!」


美香は慌てて自分の席に戻る。


私も急いで次の授業の教科書をだした。


あ〜…次歴史じゃん…


だらだら長くっておもしろくないんだよね…


美香とメールでもしとこっかなぁ…


そう思ってケータイをあけてみると一通のメールがきていた。


…??


誰だろ?


休み時間もずっとマナーモードにしてたから気付かなかった…


ばれないように机の下に隠しながらフォルダを開くとそれは知らないアドレスから。


迷惑メール?


そう思いながらもそれを開いた。


【おまえの友達にメアド教えてもらったで!登録頼むわ! 斎藤達也】


えっ?


いきなり!?


とりあえず返信した方がいいよね…??


【登録OKだよ☆】


ぽちっと送信ボタンを押す。


そしてすぐにアドレス帳に登録した。


斎藤っと…


けど授業中にメール送ったら迷惑だったかな??


私は端の席だから気付かれないけど…


とりあえず美香にメールしよぅっと!


【美香!斎藤からメールきたよ!美香もきた??】


送信してから美香の方を見た。


美香は私の視線に気がついて机の下でケータイをあける。


その目がわずかに見開かれたような気がした。


…??


もしかして私余計なこと聞いちゃった??


返事はすぐにきた。


【ううん。きてないよ?どんなメール?】


えっ?


きてなかったの??


やっば…


本当に余計なメール送っちゃった…


【登録よろしくってだけ!返事きてないし!】


慌てて弁解するように返信をうった。


美香の方を見ると美香は安心したように私のメールを見ている。


よかったぁ…


すっごく焦ったよ…


安心したとき、またメールがきた。


美香??


いや、でもさっき返信したばっかだし…


フォルダを開くと相手は斎藤。


えぇ!?


返信きちゃったよ!


美香がこっちを見ていないかなんとなく確認しながらメールを開いた。


【ありがとうな!それはそうと授業中メールしててもええんかいな…テストまえやぞ?】


……


そうだった!!


授業ちゃんと聞かなきゃ!


って…


それをいうならそっちもでしょ!?


【忘れてた;けど、あんたも授業中メールしてんじゃん!】


送信してから慌ててペンをとる。


そして先生の話に耳を傾けた。


それから10分が経過…


ね…眠いよ…


しかも授業に全然関係ない話ばっかだし…


あと何分で授業終わるんだろう…?


ケータイを開いて時間を確認しようとすると一通のメール。


【オレはもうテストはあきらめとるんや!それより今度の日曜遊びに行けへん!?】


はぁ!?


なんでいきなりそうなるのよ!


大体美香に見つかったら大変だし…


【ムリに決まってるでしょ!】


返事はすぐにきた。


【きてくれへんのやったら美香っちゅーやつにオレがおまえを狙ってるって言うでぇ??】


なっ…


脅しときましたか…


けどそんなこと言われちゃったら美香と友達でいられなくなっちゃう…


仕方…ないよね…


【わかったよ!どこ行くの??】


買い物とかだと困る…


美香に会う確率が高くなっちゃうし…


行くとしたらどこだろ…??


映画、とか??


考えているうちに返信がきた。


【映画でええやん。】


か、考え通りだ…


まぁ映画だったらなかなか会わないよね?


ちょうど見たい映画あったし!


【いいよ。私の見たいのでいいよね!?】


【OKやで!じゃぁ時間はおいおい決めるとして…ちなみにオレメールしてんのばれてもうた…っちゅーことでほなな!】


ええっ!


ばれたの!?


ちゃんとかくしてやりなさいよ!


まぁそれはそうとして…


斎藤と行くっていうのはなんだか気が乗らないけど…


映画、楽しみになっちゃったなぁ!


日曜日が少し楽しみかも!

授業中メールしていいのかよ(汗

とにかく!

遊ぶ約束をこぎつけました!

いよいよ恋愛物語っぽくなるでしょうか…??

(途中で美香からのメール無視してます…)

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