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☆2話 図書室で☆ 理沙side

う〜ん…


もう少しで中間テストだぁ…


全然勉強してないよ…


けど!


今からでも遅くはない!、はず!


しっかり勉強しなくっちゃ!


と、いうわけで、


テストまで一ヶ月をきった今日。


私は図書室にきていた。


ここなら静かにできるでしょっ♪


美香も誘ってみたんだけれど『今日ははやく帰りたいから!』とか言われて断られた…(涙


1人でするのも寂しいけど…


他にメガネの人が数人勉強してるから!


よ〜し!私!


がんばれよ〜!!


気合いをいれてとりあえずノートをまとめようとペンをとったとき、後ろから声をかけられた。


「よっ!え〜とやなぁ…そうや!立川!」


この学校じゃ1人しかいない関西弁。


いや…


けどまさかあの人がここに来るわけないよね…?


一応振り返ると、そこには予想通り斎藤達也がいた。


「なんで!?」


思わずイスに座ったまま後ずさりすると苦笑いされた。


「なんでって言われてもやなぁ…オレも勉強しにきてんで?」


手には学生カバン。


まぁ、図書室にくるなんて勉強するくらいしかないよね…。


だけどだけど!


なんでこんな学校の有名人がただの平凡な私の名前をしってるのっっ!?


あらかさまにびっくりすると斎藤は予想通りの反応とでも言いたげに笑った。


「昨日会ったやん!で、勉強しようと思ったらおったからやな、勉強教えてもらおと思って!」


「はっ?私が…??」


別にいいけど…


あ〜あ。


美香も一緒にこればよかったのにな。


もし美香がいたらとんで喜ぶと思うのに…


この場に美香がいたらを想像している間に斎藤が私のまえの席に座ってきた。


「立川はなんの勉強するん??」


そう言って私のノートを覗き込んでくる。


…モテモテくんだけあってなれなれしいなぁ…


多分何人もの女の子に同じようなことしてるんだろなぁ。


私こういうタイプの人、あんまり好きじゃないかも。


「英語だよ。」


「あっ、オレも英語よぉわからんねんなぁ〜。」


私は無視してペンをとった。


話してたら時間なくなっちゃうし…


集中しなくっちゃ!


それなのに斎藤は勉強もせずに私に話しかけてくる。


「なぁなぁ、立川って好きな人おる??」


いや、今まったく関係ないでしょ…


けど好きな人かぁ…


あの夢の人…


は、誰だかわかんないや。


今のところはいないのかなぁ…??


「もしかしてさぁ、オレとか!?」


「そんなわけないじゃん。」


斎藤が身を乗り出して言ったのを軽く流して考えにふけった。


そういえば…


斎藤って美香のことどう思ってるんだろ??


あれだけ美香が夢中になってるんだから…


少しは何か思っているのかな??


「ねぇ、斎藤って美香のことどう思ってるの??」


もし少しでもいいなぁと思ってるんだったら美香にもチャンスはあるってことだよね?


って、この状況って大チャンスじゃない!?


美香がいかに可愛い子かを伝えなくっちゃ!


そうだな…美香の可愛いところといえば…「美香?誰それ?」


…えっ??


思わず固まった。


…いや、さすがに名字は知ってるよね!


名前だからわからなかっただけかも!


「三浦って子だよ!昨日私と一緒にいたじゃん!」


「三浦…??知らんけど…」


ホントに…


知らないの…??


なんで??


私のこと覚えてるんだったら、普通美香のことも覚えてるはずでしょ!


だって昨日一緒にいたんだから!


しかも斎藤は美香に生徒手帳を返しにきたんだし…


「あぁ、もしかしてオレの取りまきの一人か?」


取りまき??


何?その言い方!


美香は本気であんたのことが好きなのに!


「あんないっぱいおるのにいちいち全員覚えられるわけないやん。」


斎藤のしれっとした態度にだんだんイライラしてきた。


ホントになんなの!?


こいつっ!


私はガタっと席を立った。


「何!?その言い方!」


「はっ??」


斎藤が不審そうに私を見上げる。


「あんたが取りまきと思っている子達は多分みんなあんたのことが本気で好きなんだよ!?」


それなのに…


美香は本気であんたのことが好きなのに…


なんで名前も覚えてないのよ!


「なんやねん…いきなりキレられても…大体図書室やのにめーわくやで。」


たしかに静かな図書室には私のどなり声が響いてみんなが私の方を見ている。


けど抑えきれない…!


きっとこいつは他の女の子の名前も覚えていない。


そんなの…


女の子達が…美香がかわいそうだよ…


勢いが止まって、力なく椅子に座る。


「…なぁ、モテるって楽しいと思う??」


急に斎藤が真剣な顔で問いかけてきた。


そりゃぁ…


「楽しいんじゃない?何もしなくても女の子がよってくるんでしょ?」


あんたはその女の子達の気持ちも無視してもてあそんでいるんだろうけど。


「そりゃ間違いやで。正確には全然楽しくもうれしくもない。まぁ、これはオレがそう思うだけやけど。」


私は首をかしげた。


なんで??


楽しいんじゃないの?


斎藤ならきっと好きな人ができたらすぐに手に入れられる。


彼女が欲しくなっても斎藤のことが好きな子から探せばすぐできるじゃない。


「オレのまわりにくる女はな。みんなオレを外見だけで判断してるんや。オレのこと好きや言うてるやつはみんなオレの外っ面が好きなだけや。ホンマにオレのことを好きなんとちゃう。」


なんだか斎藤の目が悲しそうに見えた。


まるで誰も自分のことをわかってないとでも言うように。


「…美香はそんなんじゃないよ。」


「おまえもわかってるやろ?美香っちゅーやつも他の女と同じや。」


たしかに…


口ではそう言えるけれど、


心の中では考えが変ってきていた。


美香もきっと…


こいつのことを外見だけで判断している。


一目惚れっていうのは…大体そうだから。


「だからオレのことを外見だけで判断してるやつの名前は覚えんようにしてるんや。だからおまえにそんなキレられても困るんやわ。」


…美香の名前を覚えていなかった理由を説明していたつもり??


私は納得できない!…と言いたいところだけど、


なんとなく、納得してしまった。


そして斎藤に同情してしまう。


たしかに…


外見がいいっていいことばかりじゃないのかも…


みんな外見だけを気にして…


本当の自分を見てくれないんだ。


「…って、じゃぁなんで私の名前は覚えてたの!?」


「おまえはオレを外見で判断してないように見えたから。それだけや!」


すくっと斎藤が立ち上がった。


「えっ?帰るの??」


はやっ!


入ってきてからまだ15分ぐらいしかたってないよ!


しかも全然勉強してなかったし…


「…あっ!そうや!帰る前に1つ!」


斎藤はドアのまえでふと立ち止まると、振り返って私に人差し指を向けた。


「おまえ、なんか興味あるわ!おもろそうやから、絶対にオレに惚れさせたる!」


「…はっ!?な、なんで!?」


止める間もなく斎藤は図書室をでていく。


1人残されてぼっと顔に熱がのぼった。


はぁ!?


どういう意味!?


興味持ったって…


意味わかんないよ!


っていうかいきなりすぎでしょ!


さっきの話からどうつなげたらこんなことになるの!?


けど…


クスッ♪と小さく笑う。


惚れさせられるものなら惚れさせて見せてよ。


私、絶対に外見だけであんたに惚れたりしないから!


外見じゃなくて…


本当のあんたじゃないと私の心は動かないよ??

やばいです…

理沙も達也もキャラがわからなくなってきました…(汗

展開はやすぎだし…

最後の理沙の考えが意味不明です。

おいおい!美香はどうなったの!?

達也はいきなり語りだすし…

ほんっと意味不明です!

すいません…

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