☆20話 おやすみ☆理沙side
「そろそろ寝よっか…」
美香があくびをしながら言った。
時刻はあっという間に12時を回っている。
みんなでしゃべったり、トランプをしている間にあっという間に時間は過ぎていた。
「そうだな。そろそろ寝るか。」
吉沢くんも大きなあくびをする。
「まぁ…な。そんな時間か。」
達也も時計を見ながら言った。
…私、まだ眠たくないんだけどなぁ…
「じゃ、それぞれさっき決めた部屋に戻って寝るってことで!おやすみ!」
美香はよほど眠たかったのかさっさと自分の部屋に入ってしまった。
「じゃ、オレも寝るか!おやすみ!」
吉沢くんもそのあとに続く。
「理沙、オレ達も部屋はいろか。」
そう言って立ち上がろうとする達也の服のすそをつかんだ。
「…理沙??」
達也が怪訝そうな顔で私を見る。
どうしよ…
こんなこと達也に言ったら迷惑だよね…
達也も眠たそうだし…
でも…
「…私、まだ眠たくない…」
「はっ?」
だっていつも寝てるの2時ぐらいなんだもん!
12時になんて眠れるわけないよ!
達也は顔をそむける私を見てふぅっと息をつくと、その場にどかっと座りこんだ。
「しゃーないなぁ!おまえが眠たくなるまでつきあったるわ!」
「ほんと!?ありがと、達也!」
やっぱり達也はたまに優しいね!!(←たまに??
とびきりの笑顔で達也に言うと、達也は少し頬を染めてそっぽをむいた。
そんな感じで最初はトランプでスピードをしてたりしてたんだけど…
「…これで35回目…理沙、まだ眠たくないんか??」
「う〜ん…まだ目、すっごいさえてる。」
流石にスピードばっかりはあきてきた。
かといって他のゲームは2人じゃつまんないし…
達也の眠たさも限界に近づいてきたようだ。
「ゴメン…ホンマにゴメン…オレ、もぅ起きてられへんわ…」
達也の首はかくかくと上下し、気を緩めれば眠りそうな感じになっている。
「もぅ寝よっか…達也もすっごい眠たそうだし…」
達也は何度も謝りながら自分の部屋に戻っていった。
私も、部屋に戻る。
ベッドに横になって、毛布を深くかぶる。
目をぎゅっとつぶって必至に寝ようとしてみるんだけど…
「…ダメだ、眠れないよ…」
今日にかぎって目がさえまくりだった。
1人でぼーっとしてるとなんとなく心細くなってくる。
…なんか…1人が怖くなってきた…
なぜかこのまま1人きりになってしまいそうで…
そんなこと絶対ないのに…
どうしても、怖くなった。
「達也ぁ…」
もぅ我慢できなくてベッドを降りる。
そして達也の部屋に向かった。
迷惑だと思いながらも、ゆっくりと部屋のドアをあける。
「達也…??」
もぅとっくに寝てるよね…?
そう思いながらも、なんとなくまだ起きている気がして名前を呼んでみる。
けど、返事はない。
そぅっとベッドのそばによってみた。
…やっぱ、寝てるか…
達也はすでにスースーと寝息を立てて眠っていた。
せっかく気持ちよく眠ってるのに邪魔しちゃだめだよね…?
そう思って達也の部屋をでようとしてみたけど…
…やっぱ1人は怖い…
もう一度ベッドのそばによる。
そして眠っている達也の体を揺さぶった。
「ねぇ、達也、達也、起きてよ!」
「…ん…何…や…??」
達也が目を薄くあける。
やった!起きた!
「ねぇ、達也。私も一緒に寝ちゃダメかな??」
思い切って聞いてみた。
何言ってんだろ?私。
そんなのいいって言ってもらえるわけ…
「別に…いい…けど…」
達也は途切れ途切れの声で言うと私の腕を引っ張った。
「わっ!?」
ぐぃっと達也に引き寄せられる。
「ええっ!?達也!?」
「…一緒に、寝―へんの…??」
達也が怪訝そうな顔で聞いてくる。
た、確かにそう言ってけど…
い、いいの…!?
「う、うん…」
で、でも…
せっかく達也がいいって言ってくれてるんだから…
ここはお言葉に甘えて…
ためらいながらも達也の隣に横になった。
「理沙ぁ…」
ぎゅっ!
達也が急に抱きしめてきた。
「はっ!?達也!?」
な、何!?
いきなり…!!
ってゆうか、達也絶対寝ぼけてるよね!?
普通ならこんなことしないし…
でも…
達也の暖かさが伝わってくる。
真夏の夜。
ちょっと暑いけど…(汗
それでも気持ち良かった。
「理沙…おやすみ…」
「うん、おやすみ。」
やっぱり達也のそばは安心できる。
何にも怖くない。
達也が私を抱きしめてくれてる。
それがすっごい心地よくて…
さっきまで眠れなかったはずなのに…
あっという間に私はねむりについた。
ただただ、達也のぬくもりをそばに感じながら。
おやすみ。
達也。
すっごい適当です;
最後ほぼ同じこと書いてます。
ひさしぶりの更新がこんな話で本当にすいません<m(__)m>
ちなみに20話の達也sideはないです;
達也は寝ぼけてるのでほぼ意識はありません。
予告>>>次の話でいきなりキャンプ編終わってます。




