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勇者?

今更ですけど、初めてここを利用して書いています。文章書く事自体が、学生の時の読書感想文以来です。なんでもいいので感想おまちしています。モチベーションにつながります。ってか、感想読んでる時が一番楽しいです。まだ2件しかないけど。あと、このジャンルってなんなんですかね?わからないままハイファンタジーにしちゃいました。自己紹介の書き方ってどこから行けばいいんですかね?ちんぷんかんぷんです。皆様色々教えてください。


「さ、お二方、本日も会議はじめちゃいましょ~。」


「お前って毎回前半の出だししか喋らないよな?」


「そうですか?以前にも言ったじゃないですか、私は書記で忙しいんです。なにせこの会議で次回の戦争の要になっていく事がきまっていくんですからね。」


「ふふふ。君はよく頑張ってくれてると思うよ~私は。」


「まぁ書記頑張ってくれ。で、他に質問あるか?」


「はい、えっとですね。これも根本的な所なんですが、」


「なんだよ?さくっと聞いて来いよ。」


「勇者ってなんですか?」


「あ~~~~。きちゃったかその質問。」


「きちゃいました。」


「そうだなぁ。なんなんだろうな?勇者って。字ずらで考察すると、勇ましい者とか、勇気がある者って感じか?」


「字だけならそうですけど、それって他の人間でもそうですよね?」


「だよなぁ。ちなみに神の国の言語の1つで表現すると、「brave」これで勇敢なって意味だな。」


「ほうほう。」


「a brave personこれで勇敢な人。a brave heart勇敢な心。こんな表現もあるな。」


「へぇ~。でもブレイブパーソンさんって呼びづらいですね。」


「な?俺も嫌だわそんな呼ばれ方。」


「で、勇者ってなんなんですか?」


「実は俺もわかんないんだよな~。」


「ほう、どうゆう事です?」


「なんかさ、16歳の誕生日とかそれくらいにさ、王様から呼び出しかかってさ、」


「ふむふむ。」


「魔王が復活した。お前勇者だから倒してこい!って。」


「あぁ~、私が速達送った日ですかねぇ。」


「え?手紙で知らせてるの?」


「はい。各国の王宛にしたためましたよ。あ!!ひょっとして誤字脱字ありました?チェックしたんだけどなぁ。」


「いや、そんなんどうでもいいわ。ってか逆に気になるわ。なんて書いたんだ?」


「え?普通ですよ。拝啓諸王国の王様、ようやく雪も溶け、麗らかな春の日差しを感じれる季節になりましたがどうお過ごしでしょう?」


「え?まじでそんな感じなの?」


「弊社の方でも、ようやく準備が完了いたしましたので、本日をもって戦争開始とさせていただきます。」


「弊社とか書いちゃうんだ?」


「それでは、くれぐれも健康にはおきをつけて。魔王より。敬具」


「あれだね、魔王は始める時からそんな感じだったんだね。」


「ふふふ、照れちゃいますね。で、続きを聞かせてください。」


「あぁうん。続きも何もないよ。行けって言われて、行って魔王倒して、凱旋したら毒殺されたって感じ。」


「あ、勇者様なにかふっきれました?」


「んだよ、そうゆうところ敏感だな、お前。」


「へへへ。」


「んじゃ勇者についていくつか質問しますね。」


「おう。わかる範囲で答えるぜ!」


「ご両親は何を?」


「えっと、父親は冒険家だな。あんまり家にいなかった。たまにしか帰ってこなかったなぁ。母親は専業主婦だな。」


「それってどうやってお金かせいでるんです?」


「あ~、派遣?そうそう思い出した。父親は派遣社員ってやつだわ。」


「派遣社員?」


「そそ、またどっかに派遣だ~、つぎはこっちに派遣か~ってぶつくさ言ってたぞ。帰ってくるたび怪我しててさ。」


「それって災害派遣とか、戦闘しに派遣されるとか、傭兵の仕事なんじゃないですか?」


「あ、そうなのかな?」


「なんか派遣社員って言い方が。。。」


「まぁそんな両親。今も元気だぞ。」


「じゃぁご両親のどちらかが勇者だったわけではないんですね。祖父や祖母はどうです?」


「じぃちゃんもばぁちゃんも普通の年よりだな、ばぁちゃんは鎌の扱いはすごかったけどな。」


「なんなんですかね?勇者って?血族ではないってことですかね?」


「ん~。遠い祖先が勇者だったんじゃないの?」


「でもそれっておかしくないですか?仮に勇者さんのひぃおじいさまが勇者だったとして、」


「ふむ?」


「一般女性と結婚して、勇者さんのおじいさまが産まれて、」


「うん。」


「この時点で勇者の血50%ですよね。おじいさんの勇者度。」


「勇者度って、おまえw」


「で、おじいさんが結婚して、お父様が勇者度25%」


「ってことは俺は勇者度12,5%って事か。」


「厳密にはひいおじい様が100%勇者ってわけではないので、もっともっとうっすいですね。」


「はは、ペラッペラっすね。」


「おい!!お前!!」


「あ、すいません。」


「ますますわかりませんよね。勇者って。」


「そういわれると俺も困っちゃうよなぁ。」


「でもですね、勇者さんしか覚えれない魔法もあるわけでしょ?」


「あ、そうそう。勇者オンリーの魔法も何個かるわ。あんま使わないけどなw」


「ってことはやっぱり血族だと思うんですけどねぇ。。。」


「魔王様、あれっすよ。隔世遺伝っす!!」


「おぉ!!それそれ、隔世遺伝だよきっと!!おまえさえてるじゃないか!!」


「へへへ。どーもっす!〇助と〇禅みたいな?」


「そそ。それそれ~。わかってるじゃないか、お前ぇ。」


「隔世遺伝ねぇ。」


「んだよ?もうそれでいいじゃないか。隔世遺伝だよ。隔世遺伝。」


(なんか、とっても都合のいい解釈ですけど、そうゆうことで納得しときましょうかね。。。)


「じゃぁ俺もなんか急に閃くとかあるんすかねぇ?」


「おぉ。あるぞあるぞ。お前も隔世遺伝開放したら新しい魔法とか覚えるんじゃないか?」


「まじっすかー!ちょっと開放の仕方教えてくださいよ~!!」


「えぇ~。どうしようかな~!!」


(えぇ・・・・解放とか言ってますけど。。。そうゆうもんなのぉ???)


「あ、魔王様。今回の会議で分かった次回からの反省点ですけど、」


「え、なになに?そうゆうのどんどん言ってよ~。私気づかない事あるんだから~。」


「はい、次回からの開幕の手紙の書き方ですけど、」


「うんうん、どうすればいいと思う?」


「ひゃはははは、愚かな人間ども!!戦争の開始だ!!恐怖にひれふすがよい!ハハハハァ!!ってのはどうです?」


「・・・・・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・却下で。」


「・・・・・・・っす。」



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