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いつなの?


「さて、んじゃそろそろ次の段階に進めるか。」


「次にっていうと?」


「お互いの疑問点は分かっただろ?それを踏まえてだな、次回の用意するんだろ?」


「なかなかせっかちさんですね、勇者さんは。」


「なんだよそれ?」


「時間だけは大量にありますからねぇ、我々。」


「え~っと。次の戦いって何時なの?」


「わかりませんねぇ。」


「え?わかんないの?」


「わかりません。人気とか、売り上げとか絡んできますからねぇ。」


「なんの話してんだよ?」


「昔はねぇ、神の国の時間で言うと1年で次の戦いになったそうなんですけどねぇ・・・」


「神の時間はここではどんなもんなんだよ?」


「間隔が2年になり、3年になり、5年って感じですかねぇ。」


「よくわからんが、間隔が伸びていってる事は確かだな。」


「少なくとも、勇者さんの子孫が主人公なわけですから、5代くらいは後なんじゃないですか?」


「ちょっとまてよ。そんなにかよ?」


「いや、もっともっとかも。だって勇者さんも自分の事知らなかったでしょ?自分が勇者の家系だって事。」


「まぁな。」


「そんな大事なことが子孫に伝わらないと思います?」


「言うよな。うちは先祖代々勇者の家系でのぅ。とかじいさんが言い出してな。」


「正月に親戚連中が集まった時に絶対言うっすよね!」


「そそ、で、代々伝わったこの剣を、とか言っちゃうんだよなw」


「あるあるっすねぇ。」


「あるあるなのに、勇者さんは経験してないって事は、それが忘れ去られるくらい時間経過してるってことですよ。」


「うわぁ。そうなっちゃうわけねぇ。。。なんか気が遠くなってきたよ。」


「だからお茶でも飲んでゆっくり進めてきましょ?」


「そうだよなぁ・・・ってならない!!」


「え?」


「せっかちなんだよな、俺。まだ若いし。」


「そういえば出発から魔王様討伐までどれくらいの日数だったんすか?」


「ん~。1年も経ってないんじゃないか?」


「え!?そんな短いんすか???」


「だって365回も寝てないもんな。」


「な、なるほど・・・」


「じゃぁ勇者様ってそんな短期間でめっちゃ強くなったって事っすか!すげぇ!!」


「そう考えるとそうだよな。最初なんて魔法使いの敵怖かったもんな。」


「おぉ!彼頑張りましたか!!」


「おぉ。初めて火の魔法くらったからな。ちょう痛かったわ。」


「そんな人が1年経たずに魔王様倒しちゃうんですもんね。」


「あぁ、そうゆう事だったのかぁ。」


「どうしました?」


「いやね、俺16歳で旅立ったじゃん?」


「はい、そうですねぇ。」


「16歳なんてめっちゃ成長期じゃん?」


「えぇ確かに・・・え?まさか成長期だから成長しちゃったって言うつもりですか?」


「いやいや、違うよ。まぁそうなのかもしれないけど今言いたかったのは違う。」


「じゃぁなんですか?」


「うん、身長伸びるからさ、寝てるときとか痛かったんだよな。」


「あぁ成長痛ってやつですよね?」


「そうそう。普通の16歳でそうなんだぞ?」


「はい?」


「俺は戦闘でレベル上がって、尋常じゃないくらい筋力アップしちゃってるわけだ。」


「あ、あぁ。なるほど。つまり・・・」


「そ、毎晩信じれないくらい痛かった理由が判明した。」


「超成長痛ってことですか。」


「戦闘のダメージだってずっと思ってたわ。。。俺以外はうなされてないみたいでさぁ、」


「ふむふむ。」


「仲間はきっと魔王からの呪いだ!!呪詛されてるんだって言ってたんだよな。」


「ちょっと!私そんな事してませんよ!!」


「わかってるってw怒るなよ。」


(ってかこの人まだ16歳なんすね・・・なんなんだろうこの貫禄。喋り方とか、魔王様を倒したとはいえ手玉に取るこの感じ。生意気を通り超しすぎじゃないっすか???)


「どうした、急にまじめな顔で黙って?」


「どうしたの?お腹でも痛くなっちゃった?」


「あ、いえ、なんでもないっす!!」



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