表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/25

装備


「さ、いつもの時間だぞ、今日の質問はなんだ?」


「あれ?なんか今日の勇者さんせっかちですねぇ?」


「なんかさ、毎日毎日ダラダラと話してるじゃん、俺たち。」


「ダラダラって。とてもためになる内容ですよ?」


「まぁお互い知らないことが大分わかったからな、今後に役立つとは思うぞ。」


「えぇ。次回の私たちは一味も二味も違いますよぉ!」


「おぉ、その意気で頑張れ。で、質問カモン。」


「えっとですね、職業の話に戻っちゃいますけど、」


「んだよ。解決しただろ?木こりはないって。」


「そこじゃなくてですね。なんで職業によって装備できる武器防具ってあるんですか?」


「そりゃぁお前・・・え~っと・・・イメージ?」


「なんかイメージ多くないです?」


「仕方ないだろ、これも決まり事なんだから。ちょっとお前、想像してみ、大ばさみ装備した魔法使い。」


「なんか。魔法使う気なさそうっす。」


「杖を装備した戦士。」


「なんか引退した後、弟子に教えてるみたいな?」


「魔人の鎧を装備した僧侶。」


「邪教徒???」


「な?イメージ重要だろ?」


「めちゃくちゃ重要じゃないですか。」


「逆も考えてみ?弓を装備しないエルフ。」


「あぁ~サッカーできないブラジル人?」


「髭のないドワーフ。」


「ん~。語尾にアルをつけない中国人?」


「男性の人魚。」


「ガッカリ度がはんぱないっす!」


「上半身が馬の、ケンタウロス。」


「ちょちょちょ。ちょっとストップです勇者さん。」


「んだよ?エンジンかかってきたところだぞ?」


「なんか、ハ〇イチのネタみたくなってきてません?」


「・・・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・」


「ってことでな、イメージってのはとても重要なんだよ。」


「とても納得できました。」


「ところでさ、お前らって装備してるの?」


「魔獣はしてませんねぇ。魔人はしてる者もいれば、してない者もいます。」


「なんでだよ?」


「魔獣は手足が魔人ほど器用じゃないですからね、そもそも装備できないんですよ。」


「いや、そうじゃないだろ。だったら魔獣と魔人をペアにして戦闘させろよ。」


「おぉ!!言われてみれば。」


「戦闘なんて毎回魔人側から襲ってくるじゃねぇか。」


「そうです。」


「だろ?だからちゃんと準備して挑め。そいつらに合わせた装甲を装備してやれ。」


「わ、わかりました。」


「で、装備してる事人間側にばれないように、鎧の上に服とか着るんだぞ?」


「な、なんでです?」


「魔王が言ったんだろ?ある程度の有効度を保つって。最初の町には可愛いやつ置くって。」


「はい、言いましたです。」


「そいつらがガチガチな重装備だったらどう思われるよ。」


「あぁ、、、警戒させちゃいますね。」


「だろ?人間にばれないようにだ。ばれるとしても戦闘した勇者一行だけにしとけ。あくまでも友好的にって考えなら、武器はそのままがいいのかもなぁ。」


「おぉ。なるほどぉ。君、今回もちゃんとメモっといてよ?」


「ばっちりっす!」


「そうすりゃお前ら側の被害も低下するってもんだ。」


「勇者さん、我々の事ちゃんと考えてくれてるんですね・・・」


「勇者さま・・・」


「お前らが魔族全体の事考えてるっての分かったからな。」


「私、感動しちゃいました。」


「自分もっす!感動っす!」


「わかったから話進めろ、お前ら。」


「自分も装備について一言あるっす。」


「なんだ?」


「装備品買った後、ここで装備していくかい?って毎回オヤジが聞いてくるじゃないですか?」


「なんで知ってんだよ?」


「人間に化けて買い物してるって以前言ったじゃないですか。」


「あぁそんな事言ってたな、で、それが?」


「はいって答えて装備しなおすでしょ?」


「まぁ楽だからな。」


「あれって路上で着替えて恥ずかしくないんすかね?」


「んん?」


「だって露店のカウンターの前でみなさん着替えてますよ。路上に通行人居るのに丸見えっす。」


「ちょ、ちょっと君。そうゆうデリカシーない質問は、ね?」


(あぁ~どうりで女達が装備しなおす時、店のおやじがにやけてたわけだ・・・)






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ