表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/25

それって職業なの?


「さて、前回は勇者とはなにか?でしたけど、オッケーですか?魔王様?」


「ん~。最初の勇者は誰なのか?とか、どうやって勇者になった?選ばれた?とか、そもそも子孫なんて枝分かれ式に増えていくんだから、先祖に勇者いるよって人、結構いるんじゃないの?とか、数えだしたら切りないけど、まぁなんとなく理解できたからオッケーだよ。」


「おまえさ、魔王のくせに小さい事きにすんなよ。ハゲちゃうぞ?」


「いや、髪の毛なんてないですけどね。」


「んじゃ体毛がハゲちゃうぞ?」


「え?それは凄く嫌かもぉ。。。なんか病気の野良猫ちゃんみたいじゃないです?」


「だろ?悩むな悩むな、小さい事。部下に考えさせとけ。」


「はぁ。で、他の職業ってどうなんですかね?」


「ん?他の職業?」


「はい、戦士とか、僧侶とか、魔法使いとか。」


「お。メジャーどころきたねぇ。大人気よその職業。」


「ですよね。だいたいこの面子のパーティーをよくお見かけしますよ。」


「まぁバランスが重要なわけよ。で、なにか問題でも?」


「いやね、それって職業なんですか?」


「職業だろ。立派な職業だと思うぞ。」


「でも、職業戦士って・・・どの職業も魔族と戦ってるわけなんでしょ?じゃぁ全員戦士じゃないですか?」


「ん~。。。そうなるかな?」


「あと、僧侶って、神官ってことでしょ?教会なんかで神にお使いしてみたいな?」


「えっと・・・そうだねぇ。」


「魔法使いさんはなんなんですか?僧侶さんも魔法つかうから魔法使いじゃないですか。」


「ごもっともですよ、魔王様。」


「商人、踊り子、盗賊なんかは職業だと思うんですけどね。」


「うんうん。そこらへんはすっきりするな。」


「問題は賢者ですよ。」


「賢者か。頼りになるんだけどな。」


「それは分かりますけど、一般的に賢い人のことを賢人って言いますよね。他者から崇められる、尊敬されて言われる別称じゃないですか。」


「なんか、理屈っぽいよ、魔王?」


「良いんです。理詰めで考えるタイプなんで、私。どう思います?初対面の自己紹介の時に、初めまして、○○と言います。職業は賢者をしております。って。」


「うわぁ、いやだわそれ。鼻につくわぁ。」


「魔法使いさんも、初めまして○○と言います。魔法の研究所で働いてます。だったら違和感ないですよね?」


「あぁ、それはすっきりだわ。でもそれだと職業研究員じゃないか?」


「魔法使いよりましでしょ?○○です、職業魔法使いです。」


「あぁ、、、ちょい怖いかも。何考えてるのか分からないし、変な壺売りつけられそう。」


「でしょ?武闘家さんは分かりやすいですよ。○○流の武術を教えてるんだなぁ。生徒をとって月謝で生計たててるんだなぁって想像できますもん。」


「男性武闘家はロン毛が多い。これ豆知識な!!」


「遊び人もねぇ。職業としてどうなの?って思っちゃいますよねぇ。」


「あぁ、あいつら戦闘さぼってる時あるしな。」


「ピエロ、とか手品師、だとかっこいいんですけどねぇ。」


「だなぁ。でもあいつらといると楽しいぞ。あいつらは戦闘以外が本番だから。」


「へぇ~。ほとんどお会いしたことないんですよねぇ。」


「そりゃそうだろ。魔王の所まで来れる遊び人は、もはや遊び人じゃねぇよ。」


「ですよねぇ。私も玉乗りとか、ジャグリング見たかったなぁ。」


「いや、戦闘中にそれしないから・・・」


「話戻しますけど、戦士さんだけ呼び方が決まらないですねぇ。」


「戦闘行為者は全員戦士説だもんな、魔王。」


「えぇ。ここは譲れませんよ。」


「ん~。おい、おまえ案だせ。」


「あ、私ですか。ん~。。。イメージで考えたらどうでしょう?」


「イメージな。おまえ戦士っていわれてどんなのイメージした?」


「そうですねぇ。ムキムキで、」


「あいつらの筋肉ハンパないからな。」


「全身に鎧まとって。」


「そうなんだよ、あんな重いの着てよく動けるよな。脱いだほうが武闘家並みの速度で動けて強いんじゃねぇの?w」


「で、斧っす。」


「斧か。」


「斧っす。ゆずれないっす。」


「だってさ、魔王。」


「木こりで。」


「え・・・さすがにそれは・・・」


「木こりでお願いします!!」


「う・・・うん。」(あいつら怒るだろうなぁ・・・)


「え~、ではまとめますと。武闘家、踊り子、商人、盗賊はそのまま。」


「あぁ、いいんじゃないか。」


「僧侶さんを神官。」


「うん、なんかかっこよくなった気がするぞ。」


「魔法つかいさんを研究員。」


「ん?なんか違う気がするけどいいか。」


「戦士さんが木こり。」


「う、うん。。。なんか笑っちゃいそうだけど。」


「ってことは、こないだ私が戦った勇者さんのパーティーは、」


「勇者、木こり、神官、研究員っす。」


「ぷぷぷぷ。おい、魔王。お前も笑ってんじゃねぇよw」


「いや、だって勇者さんこれって。ぷぷぷぷ。」


「だよなw魔王討伐しにくる面子じゃないよなwなんだよ木こりってw」


「これだったら私勝ってましたよ、きっと。」


「あぁ~、なんかそんな気がするわw」


「あの~、おふた方?」


「どした?」


「賢者が決まってないっす。」


「あぁ~鼻につくねぇで終わってたんだっけな。そうだなぁ、魔法使いより上位の魔法エキスパートって事だから、上級研究員でいいじゃねぇか?」


「了解っす。」


「初めまして、上級研究員の○○と言います。どうです勇者さん?」


「わからんが、白衣と眼鏡はしてるだろうな。」


「ですよねぇ。昔の魔王戦で、勇者、戦士、賢者、賢者ってパーティーありましたよ?」


「勇者、木こり、上級研究員、上級研究員かよwだめだ、お腹痛いwww木こりの存在感がw」


「木こりはどの職業に混ざってもうくでしょうねぇ。」


「なんで研究員二人もついてきてんだよwww木こりの生態調べてるのかよwww」


「なんか、戦士さんかわいそうに思えてきましたよ、私。」


「だよな。これ聞いたらブチ切れると思うよ。」


「止めときましょうか。」


「おう、そうしときな。今までどおりで。」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ