表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/47

6:作戦スタート!

「じゃあ、志乃? 古賀くんとは、もっと深い仲になりたいんだな?」

「ストレート過ぎ、あゆ」

 あ。やっとフォローが入った。

「でも、そうなんじゃないか? あたしは応援したいけど」

「それは私も。でも、こればっかりは、しのっちが動かないと手の打ちようが無い」

 2人があたしを見る。

 え?

 ええ~!?

「認めちゃいなよ、志乃」

「私もそう思うよ?」

「ふぇ~ん」

 ああ。八方ふさがり。あたしはぽつぽつと、

「その、ね? 確かに古賀くんのコト、好き……。だと思うよ? でも、告るなんて出来るわけ無いよ~」

「そこ! そこが志乃の悪いところだ。当たってもみないで、諦めてどーする!」

「こればかりは、あゆに同意。頑張ろうよ、しのっち?」

「うーん。やっぱそうなる?」

『なる』

 2人がうなずいてくれた。

「じゃあ」

「ん?」

「なあに?」

 一拍置いて、

「よろしくお願いしまっす!」

 うわ~。

 ついに言っちゃったよ!

 これでもう、後戻りは出来ないからなあ……。

「おう。歩夢さんに任せておけ」

「って言ってるあゆが心配だから、私がフォローする。安心して、しのっち」

「――ありがと」

 こうして、

『志乃と古賀くんがめでたく結ばれますように作戦』(←長いよ)

がスタートしたの。

 あたし、マックの中で呼吸困難になっちゃうかと思った……。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ