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1:好きな人は前の席

いつも通り、あらすじでは偉そうですが。


やはりと言うか何と言うか、内容はすかすかです。


「好き」シリーズの第3作です。


どうか読んでやってください。


宜しくお願い致します。

 高校2年生になって、2ヶ月。

 好きな人が出来たの。

 きっかけは、一緒の班になったこと。

 掃除とかの時に、さりげなく手伝ってくれて。

 何気ない親切が積もり積もって。

 今じゃもう、完全な恋心。



 カッコいい。

 かどうかは、あたし正直言って、分からない。

 ううん。

 やっぱり、カッコいいかな?

 背は高い方だと思う。

 太ってないし。

 どっちかと言えば、スリム系。

 勉強は出来るけど、スポーツ関係はダメみたい。

 惹かれてる理由は、その辺にもあるんだけど。

 そんな彼の席は、あたしのすぐ前。

 だから、毎日どうしても意識しちゃう。

 席が近いから、一緒の班になれて嬉しいけど。



「もーさー。思い切って告っちゃいなよ」

 お昼休み。

 校庭の端にあるサクラの下、古びたベンチで仲良し3人組と、お弁当を食べながら今日もおしゃべり。

 話しかけたのは、南塚歩夢(みなみづかあゆむ)

 通称、

『あゆちゃん』。

 肩までの、少し色が抜かれた髪が似合ってる、何にでも(良かれ悪しかれ)積極的に取り組んじゃう子。

 そんなところが、魅力かもしれないな。

 あゆちゃんのことばに。

 それはそうなんだけどお……。

 って、考え込んじゃう。

「まあまあ。あゆ。しのっちの性格考えたら、それはちょっとムリなんじゃない?」

 と言ってくれたのは、もう1人の友達、仁多(にた)ほたる。

 本当に、

『ほたる』

みたく、輝いてる。勉強もスポーツも出来ちゃう、カンペキ少女。

 あ。

 お料理だけは苦手らしいけどね。

 でも、スタイルいいし、さらさらロングに隠れてるうなじが、男子の憧れみたいなんだ。

 実際彼氏いるし。

 うらやましいなあ。

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