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91時間目「凍てつく場の戦い」

一刀「友達の七頭に呼ばれて遊びにやって来た恋、だが呼んだというのはデーヴァの一人、ショウトラの罠ということがわかり恋は不意打ちを食らってしまう。そして動けなくなった恋を攻撃するショウトラの攻撃を防いだのは恋の危機を救いにきた七頭だった。そして二人がショウトラと戦おうとすると駆けつけたねねが連れてきたセキトと張々を見たショウトラの様子が急変し、ショウトラは恋に飼われることになった 」

ビュゴーッ!!


極寒の地、北極


この地には蒼魔が鍛練のために来ていた。


蒼魔「・・・ 」


荒れ狂う猛吹雪の中、蒼魔はフランチェスカの制服に身を包みながら考え事をしていた。


蒼魔「(学園対抗武道大会が終わった時、俺は叔父さんに呼ばれた…) 」


時は少し遡り(さかのぼり)、学園対抗武道大会が終了して数日後


氷室家


蒼魔「まさか叔父さんが俺を呼ぶなんてな、何か用? 」


家族の呼び出しで学園を休んで九州の実家にやって来た蒼魔は自身を呼び出し椅子に座っていた叔父の昴(すばる)に話しかけると


昴「来たのか蒼魔、ちょっとこっちに来な 」


蒼魔「? 」


スタタッ


昴に呼ばれて蒼魔が昴の近くにいくと


バチコーンッ!!


ズシャシャーッ!!


いきなり蒼魔は昴に顔面を殴られてぶっ飛ばされた。


昴「俺を失望させるなよ、俺の甥があんな無様な戦いをさらしやがって! 」


蒼魔「ゲホッ!? 」


蒼魔は口から血を流しながらも立ち上がる。


蒼魔父「兄さん、何をするんだよ!? 」


蒼魔父がいきなり息子を殴った昴に注意しようとすると


昴「お前が甘やかすからいけないんだ!♯だからこいつは自分を見失って仲間さえも傷つけるような性格になっちまうんだよ! 」


ビシッ!


昴がはっきり言うと


蒼魔父「兄さんと蒼魔を一緒にしないでくれ!大丈夫だったか蒼魔? 」


スッ


蒼魔父が蒼魔に手を差し出すと


蒼魔「どうすりゃいいんだよ 」


蒼魔父「? 」


蒼魔父が?を浮かべていると


蒼魔「どうすりゃもうあんな暴走しないですむのか教えてくれよ叔父さん! 」



ドンッ!


蒼魔が昴に向かって叫ぶと


昴「簡単な話だ。俺の元で鍛練しろ、一から鍛え直してやるぜ! 」


昴が言うと


蒼魔父「待ってよ兄さん、蒼魔はまだ17歳だよ!?学校はどうするのさ!? 」


蒼魔父は昴に向かって叫びまくる


ホントにこんな人が蒼魔の父だとは思えないくらいに、中学時代蒼魔が一刀と共に四天王を名乗ったのもこんな情けない父と同じ道をいかないためである。


昴「お前に聞いてるんじゃない!俺は蒼魔に聞いてるんだ!どうする蒼魔?今のままじゃ絶対にお前は強くなれないぞ 」


昴に言われた蒼魔は


蒼魔「わかったよ昴叔父さん!俺を強くしてくれ!もう二度と闇に飲み込まれたくないんだ! 」


ビシッ!


父の前で叔父にはっきり言った蒼魔に昴は


昴「さすがは俺の甥だ。というわけだから休学届け出しといてくれねえか? 」



蒼魔父「えっ!? 」


その後、蒼魔は叔父から修行を受けるため休学届けを提出した。


叔父との鍛練は蒼魔にとって試練ではなく死練というべきものであり、蒼魔は何度も逃げ出しそうになったがその度に昴が


昴「また諦めるのか、今諦めたらお前は大事な親友を絶対に助けられない!それでもいいなら逃げてしまえ! 」


と言うので厳しい鍛練のなか、蒼魔は見事に鍛練をやり遂げたのだった。


それにより蒼魔は強化薬無しでも龍の力が使えるようになり、完全に武装氷龍を操れるようになったのだった。


蒼魔「(叔父さんはデーヴァに捕らわれている、今度は俺が叔父さんを助ける番だぜ!) 」


そこで蒼魔は更なる力をつけるべく、叔父との修行の場である北極にやって来たのだった。


蒼魔「デーヴァの奴め!誰でもいいから相手をしてやるぜ! 」


ザザッ!


蒼魔が打倒デーヴァに向けて氷の上をスケート靴無しで走っていると


?「助けて〜!? 」


何処からか助けを求める声が聞こえてきた。


蒼魔「こんな北極で助けを求めるなんて誰だろな? 」


ザザッ!


蒼魔は不思議に思いながらも声のする方に走っていった。


そしてたどり着いた先には


アンチラ「お前達、殺してやる! 」


ジャキンッ!


刃付きの籠手『宝斧』を装着した兎神アンチラが人を襲っていた。


?「たのむっ!命だけは助けてくれよ! 」


?「何でもしますから助けてください! 」


アンチラに襲われている二人が助けてもらうようアンチラに頼むと


アンチラ「何でもするというのなら、死ね! 」


ブォンッ!!


二人『ギャーッ!? 』


アンチラの宝斧が二人に迫る。


そんな時


ガキンッ!!


アンチラ「!? 」


二人『!? 』


超進化した蒼魔がアンチラと二人の間に入って攻撃を防いだ。


蒼魔「お前は確かアンチラだったよな、戦うなら俺が相手をしてやるぜ 」


アンチラ「ドラグーンナイツの氷室蒼魔か、のぞむところだ! 」


バッ!


アンチラは離れて蒼魔から距離をとると


アンチラ「ハァッ! 」


シュバッ!


アンチラは勢いよく蒼魔に蹴りを繰り出してきた。


しかし


ガシッ!


蒼魔はアンチラの足をつかむと


蒼魔「おらっ! 」


ブォンッ!!


ジャイアントスイングの要領で投げ飛ばした。


スタッ!


しかしアンチラはうまく着地すると


アンチラ「フンッ! 」


ジャキンッ!


今度は宝斧を向けて突っ込んできたが


蒼魔「『氷河千兆撃(ブリザードデストロイヤー)』! 」


シュシュシュッ!


強力な氷の気を蒼魔はアンチラに放った。


ガガガンッ!


アンチラ「ぐほっ!? 」


そしてアンチラは技の勢いに負けてぶっ飛ばされた。


アンチラ「馬鹿なっ!?以前計測した貴様の力はサンティラを倒した北郷以下のはず、実力からして我が負けるはずがないのにどうしてだ!? 」


アンチラが聞くと


蒼魔「あれが俺の本気だと思ったら大間違いだぜ、俺は貴様らが世界で暴れてからも常に鍛練してきたんだよ!あの時の俺より今の俺が確実に強いんだよ! 」


ビシッ!


蒼魔はアンチラに言うとさらに続けて


蒼魔「言っておくが、北郷一刀は更なる力を秘めてるぜ! 」


ドォンッ!


とアンチラに言うと


アンチラ「ふふふっ!人間とは面白いものだな数十年前と台詞がほとんど変わらんとは 」


蒼魔「? 」


この言葉の意味がわからず蒼魔は?を浮かべた。


実はこの台詞は叔父の昴がデーヴァに向かって言った台詞と似ていたのだ。


昴「翠川優刀は俺より強いから覚悟しとけよエセ(偽)神共! 」


アンチラ「では我は戦いに来たわけではないのでこの場は去らしてもらおう 」



スッ


そしてアンチラはどこかに消えていった。


蒼魔「ちっ!逃がしちまうとはな 」


蒼魔が倒せなかったことを悔やんでいると


蒼魔「ところで、こそこそ逃げるんじゃねぇよそこのお二人さん 」


二人『(ドキッ!?) 』


実は蒼魔が戦いを始めたときから二人は逃げようとしていた。


蒼魔「助けてやったんだから顔くらい見せろっての! 」


?「やっ…やめてくださいよ!? 」


ガバッ!


そして蒼魔は二人が被っていたフードを無理矢理はがすと


蒼魔「お前らは!? 」


そこにいたのは


斗詩「ぐすんっ 」


猪々子「見つかっちまったい! 」


斗詩と猪々子であった。


マコラ「デーヴァの一人、猿神マコラだキー。次々と神であるデーヴァが殺られるなんて悔しいぜ!こうなったら俺が全員倒してやるぜ!次回、『弱点』俺様がデーヴァで一番偉いんだっキー! 」

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