88時間目「一刀ドッキリ!雫の色気作戦」
一刀「イギリスにて女王警護をしていたロビンは怪しい不審者を見つけて捕らえようとするが不審者の正体は何と兄貴である孤狼だった。そしてロビンが離れた隙にデーヴァが女王を奇襲。何とかロビンが駆けつけるとデーヴァは逃げようとするがデーヴァは兄貴とロビンの攻撃を受けてやられるのだった 」
ザッパーンッ!
デーヴァ出現の影響により日が経つのは止まっているが日本では冬の時期、日本の裏側にあたるニュージーランドでは夏を迎えていた。
そしてこの場所にはデーヴァが現れると予測した雫が一刀を連れて来ていた。
と本人は言っているが
一刀「どう見たってバカンスだよな 」
海岸には一刀の他に誰もいなくまさに貸切状態であり
雫「ダーリン♪ 」
そして向こうの方から
ぶるんっ!ぶるんっ!
その大きな胸を揺らしながら雫がやって来るのだった。
水上雫 元光魔学園のデスドラゴンナイツの一人であり普段はわからないが実は胸ならば生徒の中で一番でかい穏やリーと互角の胸の持ち主で隠れ巨乳である。
ピクンッ!
そんな大きな胸が揺らされて黙っていられる一刀ではなかったがここはなんとかこらえた。
雫「ダーリン、この水着似合うかな?ダーリンに見せるために新調したなの♪ 」
ぷるんっ!
そして雫はきわどい紐ビキニ姿を一刀に見せつけると
一刀「あぁ、似合ってるよ/// 」
じーっ
顔を背けながらも一刀の目線は雫の胸に集中していた。
それに気づいた雫は
雫「やっだ〜!ダーリンのエッチ〜!でもどうしてもダーリンが見たいって言うのなら私のペットになるなら生で好きなだけ見てもいいなの♪ 」
ドッキンッ!!
この雫の一言に一刀は驚いき、そして再び一刀の心に天使と悪魔が生まれた。
悪魔一刀「この場には二人しかいないんだから見ちまえよ!見ないと後悔するぜ 」
天使一刀「何を言うんだ!それでもお前は主人公か!読者を失望させるな! 」
悪魔一刀「お前はいちいちうるさいんだよ!『俄龍四神弾』! 」
ドカッ!
天使一刀「ぐわっ!? 」
そして天使一刀がやられた瞬間
一刀「わぅーん! 」
一刀の理性が崩壊し、雫に飛び移ろうとした時
キィーンッ!
ドッゴーンッ!!
突如上空からジェット機が飛んできて一刀に激突した。
ウィーン!
そしてジェット機の中から現れたのは
桃香「一刀く〜ん♯ 」
華琳「あなたは何をしているのかしら♯ 」
蓮華「どうしようもない尻軽男ね♯ 」
月「これはお仕置きですね♯ 」
ゴゴゴッ…!!
ジェット機から現れたのは怒りに燃える一刀大好き連合の桃香達だった。
華琳「おかしいと思ったのよ、曹操グループが開発したデーヴァレーダーにニュージーランドは反応しなかったし 」
桃香「一刀くんが雫ちゃんと出ていったと聞いてもしかしたらと思ってね♯ 」
以前にも雫は一刀を誘惑した前科があり、桃香はその事を思い出したのだった。(62話参照)
華琳「さぁ一刀!遊んでないでさっさと帰るわよ♯ 」
グイッ!
華琳は一刀の手を引く
普通ならジェット機にはねられれば誰だって即死のはずだが
一刀「きゅ〜 」
鍛えられた一刀は気を失っただけだった。
桃香達が一刀を連れ去ろうとすると
雫「あーっ!わかったあなた達私に嫉妬してるんだ 」
ピタッ
この言葉に桃香達が耳を傾けると
雫「だってあなた達が持ってないものを私は持ってるし〜 」
ドンッ!
雫が巨乳を強調すると
ピキンッ♯
桃香達の何かがキレた。
桃香「雫ちゃんには負けないもん!おっぱいなら私だって負けないし、華琳さんはお金持ちだし、月ちゃんは家庭的だし、蓮華さんは学園が誇る巨尻の持ち主だしさ! 」
桃香がみんなのアピールできるところを言うと
華琳「他にもいいとこがあるでしょ!♯ 」
月「へぅ/// 」
蓮華「巨尻と言うな!♯ 」
ダメ出しをされる桃香だった。
雫「ふんっ!だったらダーリンを賭けて勝負するなの!負けた人は潔くダーリンのことを諦めてもらうなの!勝負する気がないなら別にいいけどね、自分の体に自信が持てない無美体(美しくない体)の人はさっさと帰るなの♪ 」
雫がみんなを挑発すると
ブチンッ!!
桃香「いいよその勝負受けてあげるよ♯ 」
華琳「この私に勝負を挑んだことを後悔させてあげるわ♯ 」
蓮華「孫家次女としての誇りをかけて相手をしてやる♯ 」
月「絶対に負けませんからね♯ 」
ゴゴゴッ…!!
今ここに一刀をめぐる三角関係ならぬ六角関係が火花を散らすのだった。
しばらくして
バァーンッ!
どこから用意したのか海岸には水着に着替えた桃香達が集結していた。
雫「まずは競泳で勝負なの!あそこにある岩を回ってきてここにたどり着いた人の勝ちなの! 」
桃香「負けないからね! 」
華琳「一刀、スタートの合図お願いね 」
そしてみんなが並び終わると
一刀「それではスタート! 」
バシャバシャンッ!
一刀の合図と共にみんなは一斉に飛び込んだ。
桃香「う〜ん!胸が邪魔で泳ぎにくいよ〜! 」
蓮華「くっ!胸が水圧で押されて泳ぎにくい! 」
胸のある二人に対し、
華琳「何だか腹立つことが聞こえるけれどチャンスだわ 」
月「へぅ〜!?そういえば私って泳げなかったんでした! 」
自分のペースで進む二人
そして折り返し地点の岩までもう少しのところで
月「そういえば雫さんはどうしたんでしょう? 」
蓮華「そういえばいないわね 」
雫がいないことにみんなが気づいた。
華琳「しまった!?まんまと嵌められたわ!? 」
華琳の考えている通り雫は最初からスタートしておらず
雫「うふふっ。ようやく二人きりになれたの♪ 」
一刀「あのぅ、雫!? 」
海外から離れたところで一刀と一緒にいた。
雫「ダーリン、私のおっぱい触っていいから一生私のものになるなの 」
ぷるんっ!
雫は胸を揺らして一刀を誘惑する。
一刀「(触りたいけど触ってしまったら最後、桃香達からどんな目に合わされるか) 」
一刀は欲望と自分の命を天秤にかけていた。
悪魔一刀「触っていいなら触ってしまえよ!どうせ痛い目にあうなら先に幸せな目にあってしまえ! 」
悪魔一刀が言うと
一刀「(そうだよな!) 」
本来止めるべき天使一刀がいないので一刀は即決で触ることを決意した。
そして一刀が雫の胸を触ろうとすると
ゴポポッ…
海から気泡が出てきて
ザッパーンッ!
アジラ「よくぞ我が住み処を見付けてくれたなドラグーンナイツ! 」
海の中から龍神アジラが現れた。
雫「(いいとこだったのに〜!♯)デーヴァめ、この雫ちゃんが退治してやるなの! 」
ゴゴゴッ…!!
雫は気を溜めると
雫「超進化! 」
パァーッ!
雫が言うと
シャワーッ!
雫の体を水が包んで
バシュンッ!
水の中から現れたのは
服は水色と青色の穏みたいな服(胸部分が青)、靴はロングブーツ、手には愛銃の『海龍』、頭は魚のヒレと龍をかたどったティアラを装着した雫が現れた。
雫「流騎士水龍! 」
バンッ!
これが雫の超進化、流騎士水龍である。
一刀「よしっ!俺も… 」
一刀も超進化しようと気を溜めるが
雫「ダーリンはそこで見てて、私の力を見せてあげるなの♪ 」
雫は超進化しようとする一刀を止めるのだった。
アジラ「龍神である我に一人で挑むとはな後悔させてくれるぞ! 」
雫「あんたバカじゃないの?ここは海なの、水の使い手である雫の力が何倍にも膨れ上がっちゃうのなの! 」
ブシューッ!
アジラ「ぐおっ!? 」
雫はアジラに水流波をおみまいした。
一刀「(それにしても雫ってエロいだけかと思っていたけど意外と強いんだな) 」
こう見えても雫は元デスドラゴンナイツのNo.4である。そんな雫が何故超進化できたのかと言うと話は学園対抗武道大会の日に遡る(さかのぼる)。
焔と一刀が激突しあっていた時、雫は近くにいたのだ。
雫「(ものすごい戦いなの〜!?) 」
この時、雫は薬の効き目が切れて元の大人しい性格に戻っていた。
そして一刀が超進化した時、その美しい輝きを見た雫は
ドッキーンッ!!
雫「(ものすごい輝きだったの〜!とてもきれいだったの〜!あの一刀って人かっこいいの〜!///) 」
薬無しで一刀のことが好きになっていた。
そして大会終了後
雫は特訓に特訓を重ねてついに超進化ができるようになったのだった。
雫「(超進化はダーリンとお揃いなの♪) 」
と雫は喜んでいたと言う
アジラ「このアジラ様をなめるでないわ!『宝矢』! 」
シュシュンッ!
アジラは手から大量の矢を出現させ雫に狙いを定めた。
雫「へんっ♪そんな攻撃なんて軽く… 」
サッ!
雫は避けようとするが
ザククッ!
矢は雫に全弾直撃した。
アジラ「我が矢は我の自由に操れるのだ。自らの技で散る羊と一緒にするでないわ! 」
一刀「雫っ!?テメェ! 」
ゴォッ!!
一刀は雫をやられた怒りで超進化しようとするが
雫「ダメだよダーリン、怒りで超進化したらダメなの。私なら大丈夫だから心配しないで 」
スッ! ゴォッ…!!
雫は海龍に力を込めると
雫「この海の場でパワーアップした私の技を食らうなの! 」
そして
雫「『真・最終大蛇水龍』! 」
チュドンッ!!
ゴォーンッ!!
雫の放った技は巨大な水龍と化して
ドグボーッ!!
アジラに直撃した。
普通の状態ならばそれほど痛くはないはずなのだが
アジラ「ぐおーっ!? 」
最大の気を溜めた上に、水の場ということもありその一撃は十倍以上になっていた。
シュンッ!
そしてアジラが消滅すると
雫「やった…なの… 」
バタンッ!
超進化を解けた雫はその場に倒れた。
一刀「雫!? 」
ガバッ!
一刀は雫に近寄って抱き抱えると
悪魔一刀「今がチャンスだぞ雫の体を思う存分さわっちまえ♪ 」
悪魔一刀が囁く(ささやく)が
ジャキンッ!
天使一刀「聖騎士光龍! 」
天使一刀が復活した。
天使一刀「聖俄龍四神弾! 」
ドカッ!
悪魔一刀「ぐわーっ! 」
シュンッ
悪魔一刀は天使一刀の技を食らって消滅した。
一刀「大丈夫なのか雫! 」
悪魔一刀が消滅したことによりエッチなことを何とか押さえた一刀だった。
雫「ダーリン…、雫はもうダメなの死ぬ前に雫の願いを聞いてくれる? 」
一刀「あぁ、なんだって聞いてやるよ! 」
一刀が言うと
雫「じゃあキスしてくれる? 」
一刀「あぁ、キスくらいなら何百回だってしてやる… 」
一刀は言い切ろうとするが
一刀「(あれっ?死にそうなのに血が流れてないな?) 」
一刀が疑問に思っていると
ズププッ
雫の傷口が何だかおかしい感じだった。
雫「あはっ♪バレちゃったなの♪ 」
実は雫の体は液体化することができ、攻撃を食らう前に液体化して防いでいたのだ。
一刀「心配させて… 」
一刀が言うと
チュッ
雫が一刀の唇にキスをした。
雫「約束は約束だからキスしたなの♪ 」
一刀「な…何を/// 」
一刀が顔を赤くしていると
ゴゴゴッ…!!♯
ギギギッ!
一刀が恐ろしく感じながらもブリキ人形のように殺気のする方に首を向けると
桃香「一刀く〜ん♯ 」
華琳「一刀♯ 」
蓮華「一刀♯ 」
月「一刀さん♯ 」
そこには怒りに燃える桃香達がいた。
桃香「私達がいない間に雫ちゃんとキスするなんてね〜♯ 」
一刀「いや、それはその… 」
一刀は言い訳しようとするが
四人『問答無用!!♯ 』
一刀「ぎゃーっ!? 」
四人に袋叩きされる一刀だった。
雫「えへっ、ダーリンとキスしちゃったなの♪ 」
アルベルト「どうもアルベルトです。ラスベガスにてビリーさんといた僕は一刀さんと出会い豪遊します。ところがデーヴァのせいでラスベガスは大騒ぎです。次回、『光を失う街』僕に任せてください 」