81時間目「それぞれの龍(ドラゴン)」
一刀「デーヴァ襲来の話を聞き付けて世界中から戦士達が集まってきてくれた。俺や蒼魔達率いる日本の他に、アメリカ・中国・フランス・イギリス・ドイツ・ロシアからやって来た戦士達だが、デーヴァとの力の差を知り落胆するみんな。だが、修行するにしても時間がないということで俺はみんなを竜宮神殿に送り届けることにしたのだが 」
竜宮神殿
ここは普段から静かそうな場所だが、今はひとっこ一人いないような感じだった。
一刀「まさかデーヴァの魔の手がここまで来たのか!?白竜、お前がやられたら… 」
一刀が叫んだその時
ガラッ
白竜「あぁ、よく寝たわい 」
ズコッ!
扉が開いて白竜が現れた。
白竜「おぉ一刀か、久しぶりだな 」
一刀「久しぶりだなじゃねぇよ!てっきりデーヴァにやられたかと思ったら心配かけさせやがって! 」
一刀が言うと
白竜「なにっ!?何故一刀がデーヴァのことを知っておるのじゃ?あやつらは確か数十年前に封印されたはずじゃがのぅ 」
一刀「お前、今まで冬眠していたのかよ!誰かが封印を解いてデーヴァが復活したんだよ! 」
その封印を解いたものが身近にいることを一刀達は知らない。
白竜「なるほどな、一刀よ少し頭を下げてくれ 」
一刀「こうか? 」
スッ
一刀は少し頭を下げると
ピタッ
白竜は一刀のデコに自分のデコを当ててきた。
神様の一人である白竜は神通力によってデコを重ねあうことにより他人の記憶を読み取ることができるのだ。
白竜「なるほどな、それで一刀は何故ここに来たのじゃ? 」
一刀「決まってるだろ!ここなら時の流れが違うから短い時間で数年間修行できるから修行しに来たんだよ! 」
一刀が言うと
白竜「それは別に構わないが… 」
ジーッ
白竜は桃香達を見ると
白竜「強い気を感じる十人はともかく、何で強い気をもたない普通の人間がいるのじゃ!ここはめったに人が入ることができない聖域なのじゃぞ! 」
華琳「あら、あなたが誰だか知らないけれど私達が足手まといと言ってるみたいね 」
蓮華「一刀、いい加減に教えてくれこのトカゲは何なのだ? 」
桃香「えぇっ!?イグアナじゃないんですか!? 」
月「へぅ、私は蛇かと思いましたけれど 」
華琳「馬鹿ね、コモドオオトカゲ(トカゲの中でも大きな種類)よ 」
イワン「ヤモリだな! 」
散々言われた白竜は
白竜「どっからどう見ても龍じゃろうが!♯ 」
ドッカーンッ!!
ついに我慢の限界を越えて怒りまくるのだった。
焔「遊ぶのはいい加減にしろ! 」
蒼魔「俺達はこんなことをしている場合じゃないだろうが! 」
アルベルト「今ので約5分のタイムロスだな 」
ロビン「さっさと修行をはじめてくれ 」
そして冷静組が騒ぎを静めた。
白竜「まぁいい、お前達の素質を見てやるからまずは超進化してみるがよい 」
桃香「超進化? 」
この場にいる桃香達は超進化という単語を知らない。
一刀「こういうもんだよ 」
スッ
すると一刀はお手本を見せるかのように気をためると
ゴォッ!! パァッ!
聖なる光に包まれた一刀の体は
バシュンッ!
聖騎士光龍へと変化した。
桃香「これが超進化!? 」
蓮華「どんどん一刀が強くなっていくな!? 」
この状況では一番戦力が低いと思われる桃香達は驚いたが
ビリー「さすが俺達のリーダー格だな。超進化の速度と強さなら俺達以上かもだぜ!? 」
レイ「だが、超進化くらいなら我々とて朝飯前だ 」
スッ
そして十人も気をためると
ゴォッ!! パァッ!
何人かが光に包まれて
蒼魔「武装氷龍! 」
恋「…獣騎士地龍! 」
雫「流騎士水龍! 」
ビリー「轟騎士雷龍! 」
レイ「闘騎士武龍! 」
アルベルト「機騎士鋼龍! 」
ロビン「嵐騎士風龍! 」
焔「獄騎士炎龍! 」
ジャキキンッ!
それぞれが超進化を果たした。
蒼魔「どうだ一刀、叔父さんとの修行によって薬の力無しで超進化できるようになったぜ 」
焔「俺も魔龍を捨てて貴様らの先公(飛琳)にプライドを捨ててまで炎の扱い方を教わったら超進化できたしな 」
雫「ダーリン、雫のダーリンに追い付けるよう頑張ったらできたなの〜♪ほめてほしいなの〜♪ 」
ぎゅっ
どさくさに紛れて一刀に抱きつく雫
一刀「(む…胸が〜///) 」
鎧越しでも柔らかく大きな雫の胸、しかしここでデレデレしてはいけない!もしデレデレしたならば
桃香「か〜ず〜とく〜ん♯ 」
蓮華「か〜ず〜と〜♯ 」
華琳「か〜ず〜と〜♯ 」
月「か〜ず〜とさ〜ん♯ 」
ゴゴゴッ…!!
デレデレした瞬間、一刀の死が決定してしまうからだ。
白竜「うむ、みんななかなかの龍を操るようじゃのう 」
竜宮神殿の白竜は力を貸してくれる龍の姿が見えるのだ。
白竜「だが、約一部はダメらしいが 」
スッ
白竜がその一部を見てみると
イワン「うーんっ! 」
ルイ「う〜! 」
ただ気張っているだけで超進化できてない二人がいた。
白竜「(お嬢ちゃんの方は龍がまだ成長してないから仕方ないとして、男の方は龍ではなく小さなものが見えるがのぅ?) 」
白竜が考えていると
ビリー「おい、んなことより修行の付け方を教えてくれよ 」
白竜「おっと、そうじゃったな。修行法は簡単なものじゃよ二人一組になって戦いあうがよい、互いに鍛えあえばスキルも上がるじゃろうて 」
ロビン「確かに理屈にあっているな 」
アルベルト「それじゃあクジでも作る? 」
恋「…恋、一刀と戦いたい 」
蒼魔「だったら俺は焔だ。学園対抗武道大会の仕返しをしてやるぜ 」
焔「一度俺に負けたくせに、いいだろう相手になってやるぜ 」
ビリー「ならナイスバディガールは俺とやりな、どちらが強いガンマンか勝負しようぜ 」
雫「オッサンなんかの相手は嫌だけれど勝ってダーリンに頭を撫でてもらうなの〜♪ 」
レイ「私と戦ってくれないか? 」
ロビン「女性の頼みを断るわけにはいかないな 」
アルベルト「じゃあ僕は少し待ちますか 」
そして各自戦いが始まった。
桃香「私達は何すればいいの? 」
月「とりあえず皆さんのお世話ですね 」
蓮華「食事や休養だな 」
華琳「勝手についてきちゃったんだから仕方がないわね 」
そして桃香達は手伝いをすることになり、瞬く(またたく)間に二年(実際には3日)の月日が経ち
ドッカーンッ!!
デーヴァが動き出した。
もちろんデーヴァが動かなかった間、人類は何もしなかったわけではない
軍隊をすぐに作り、海外からも応援を頼んでデーヴァが潜んでいると思われる東京の地下街に攻撃を仕掛けたが
デーヴァ達のはった結界によって攻撃は全然効かず、3日経った今日になってデーヴァの逆襲が始まっていた。
インダラ「どうやら人間共は我々に対抗する手段を考え付かなかったようだな 」
マコラ「数十年前の戦士達を封じたんだからもはや人間に勝ち目はないっキー! 」
クビラ「このまま都庁を攻めるでちゅ! 」
東京の都庁
現日本総理大臣・中泉総理(光魔の後任)
副総理「総理、ここは危険ですから逃げましょう!? 」
副総理が慌てて駆け込むと
中泉総理「副総理、私が先に逃げてどうするというのだ?日本は総理大臣である私が守らなくてはいかんのだ! 」
副総理「そ…総理!? 」
ジ〜ン
副総理は感動していたが
中泉総理「私が逃げるのは国民が一人逃げ出したあとだ!そうすれば私が逃げるのは二番目だから先に逃げてなどいない! 」
ズコッ!
この総理の発言に副総理はずっこけた。
そしてデーヴァはじわじわと都庁に向かっていく。
シンダラ「見えたぞ!都庁だぜ! 」
アジラ「突撃だー! 」
デーヴァが都庁に突撃しようとしたその時
シュパンッ!
キィィンッ!
一本の光の矢がデーヴァの目前に突き刺さった。
バサラ「誰だ? 」
ゴゴゴッ…!!
そして光の中から現れたのは
一刀「待たせたなデーヴァ! 」
バンッ!
やっぱり一刀達であった。
ハイラ「何かと思ったら人間が11人じゃないかメー 」
サンチラ「驚かすんじゃねぇよ! 」
ギロリッ!
デーヴァは一刀達を睨み付けるが
一刀「俺達をただの人間だと思うなよ!俺達はお前達を倒すために生まれた地球の救世主、龍神騎士団だ! 」
バンッ!
口に出すと結構恥ずかしい台詞である。
イワン「お前らなんて俺一人で十分なんだよ!いくぜっ! 」
ゴォッ!
気を溜め込むイワン
一刀「(しかしあいつ白竜に聞いた話じゃあ最後まで龍が見えなかったらしいがどうなっているんだ?) 」
一刀が不思議がっている間に
イワン「超進化!いでよ相棒の… 」
超進化とは本来、相棒となる龍と心がひとつになり、力を借りて初めてでできる技である。
ズズンッ!
そしてイワンの背後から何かが出てきた。
イワン「相棒のドラゴン・フライ! 」
バンッ!
ブブゥン。
イワンの背後から現れたのはドラゴン・フライすなわち…
蜻蛉であった。
ズココッ!
これにはさすがにずっこけるドラグーンナイツ
蒼魔「馬鹿かお前は!♯トンボなんかがなんの役に立つんだよ!♯ 」
超進化は龍にしか使えないので龍を使えないイワンが使えるはずがない。
だが、それでもトンボと契約しているので龍の気配は読み取れるので3日前の映像ではかすかだが見えていた。
イワン「いくぜドラゴン・フライ!合体だ 」
スッ
イワンはトンボと合体しようとするが
ドッカーンッ!
ショウトラ「わしらを舐めてるのか!♯ 」
ショウトラにトンボごと潰されてしまい
イワン「ふっ!所詮俺の相手ではなかったか 」
バタンッ!
イワンはその場で倒れてしまった。
ドラグーンナイツ 残り10人
華琳「華琳よ、一刀達は大分強くなったわね!?(一人を除く)これならばデーヴァだって倒せるわ!頑張りなさいよ!次回、『デーヴァVSドラグーンナイツ』一刀、私の未来の夫になる人ならば偉業をしなさい! 」
西森「ここでこの場を借りてお知らせです。いつもこの小説を見てくれてありがとうございます。そしてまだ先ではありますが100話目は特別編として本編とは少し関係ない番外編をします。そこでこの小説を見てくれている人にはお願いとして100話目にメインとして登場させてほしいというキャラを募集しています。(複数回答可・新作のオリキャラは不可、すでに出ているキャラに限る)今まで目立たなかった人が目立つチャンス!締め切りはまた後程お知らせします 」




