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79時間目「結成!龍神騎士団(ドラグーンナイツ)」

一刀「新年を迎える前に麗羽達は東京の地下街で宝探しをしていたところ怪しげな壺を発見し、麗羽は壺に貼っていたお札を破いてしまった。その結果、昔父さん達が封印したデーヴァが甦ってしまいデーヴァ達はまず始めに自分達を封印した父さん達を封じ込めた。そしてその頃、地球は新年を迎えようとするがいつまでたっても時が経たないそしてテレビが勝手について 」

フランチェスカ学園


一刀「十二神将(デーヴァ)だって!? 」


桃香「嘘だよね、これって最新の特撮だよね 」


桃香は信じずにいたが


インダラ「愚かな地球人(人間)共よ!我々に従うがいい! 」


インダラが叫ぶと


及川「何を勝手なことぬかしてんねん! 」


突然及川の声が聞こえてきた。


実は偶然デーヴァの中継場所の近くに及川がいたのだ。


及川「出っ歯かなんか知らんけれども馬のくせに人間を従うなんてバカなことはやめい! 」


ビシッ!


及川が言い終えると


インダラ「貴様、干支で好きな動物はなんだ? 」


インダラの質問に


及川「わいはバニーガールが好きやけど干支の中なら犬が好きやで! 」


及川が答えると


インダラ「戌か、ならばショウトラ! 」


ショウトラ「うむっ! 」


バッ! クルクルッ!


インダラに言われてショウトラは高く跳んで回転すると


ブォンッ! ブォンッ!


あっという間にショウトラの体は巨大な(ハンマー)に変化し、


ショウトラ「宝鎚! 」


ブォンッ!


及川「へっ? 」


ズッシーンッ!!


及川を潰した。


及川「一体何が起きたんや…!? 」


しかし、さすがは生命力ならばゴキブリ以上の及川、簡単には死んでいなかった。


インダラ「我らの地球支配がホントだということがこれでわかったであろう!今すぐにでも人類を死滅させたいところだがそれではつまらんからな人類に三日間の猶予を与える。3日の間強者を揃えるなり、宇宙にでも逃げるがいい!我々が本気を出せばこの地球(ほし)全ての生物を殺すのには一週間もあれば十分だからな! 」


ビシッ!


インダラの言葉に世界中の人々が恐怖を感じていた。そして最後にデーヴァは


インダラ「愚かな人間共よ、恨むのならば我らの封印を解いて解放したれい… 」


インダラが最後まで言おうとすると


プツンッ!


突然テレビの電源が切れた。


一刀「どうなってるんだ? 」


実はこの事態は世界中で起きていてその原因は


東京電波塔(世界中の電波を操作しているところ)



麗羽「早く世界中のテレビを止めなさい!オーナーの娘であるわたくしの命令ですわよ! 」


係員「は…はいっ! 」


電波塔のオーナーは麗羽の母の麗香である。麗羽は急いで世界中のテレビを止めていた。


猪々子「バレたら世界中の人間から袋叩きにされちゃうかもしれないしな(ひそひそ) 」


斗詩「麗羽様も必死だね(ひそひそ) 」


麗羽「あなた達!サボってないで手伝いなさい! 」



そして数時間後


キャスター「ここで電波が戻りましたのでデーヴァについてのことですが、地球のあらゆる歴史に詳しい江良井(えらい)教授に話をうかがいましょう 」


スッ


そして江良井教授が現れる。


江良井「このテレビを見ている世界中の皆さん、デーヴァとは地球に古くから住む悪魔の一種なのです。十数年前の火山の噴火の際、奴らの封印が解けて奴らは脱出し地球を乗っ取ろうと企みました 」


江良井「しかし、そんなことはさせないぞ!と言うある高校生達の一団により、デーヴァは東京の地下街に永久に封印されたはずでした。だが何らかの事情で封印が解けてしまい今回の事態が起きたのです! 」


このテレビを見ていた麗羽達は


猪々子「やっぱり封印解いたの麗羽様じゃないですか!? 」


斗詩「今ならまだ自白しても許してくれるかもしれませんから白状しましょうよ!? 」


自首を進める二人に対して麗羽は


麗羽「わたくしのせいではありませんわ!手で引っ張ったくらいで破れるお札を作った生徒達が悪いんじゃありませんの! 」


麗羽はあきらかに責任転嫁(過ちを人に擦り付けること)していた。


記者「教授!こうなったら前の高校生達にまた封印してもらうように頼むしかありませんよ! 」


一人の記者が言うと


江良井「それは無理じゃ、デーヴァは先手を打って高校生達がいた場所を封印したんじゃ。おかげでその場所には入れないし、電話も通じない。ちなみにこれがその生徒達のリストじゃ 」


スッ


教授が立てた戦士達の名前が書かれたフリップの中には


・翠川優刀


一刀の父の名前があった。


これを見た一刀は


一刀「父さんの名前!?まさか… 」


ピッ!


一刀は急いで父である優刀に電話するが


『ツーツー』


優刀は電話には出なかった。


一刀「まさか父さんがやられるなんて!? 」


ピリリッ


他の人も親に連絡を入れるが


桃香「お母さん!お願いだからでてよ! 」


華琳「お父様!あなたの愛する娘の華琳よ! 」


蓮華「母さん!何があったの!? 」


華佗「親父! 」


華佗父『何か用か? 』


ほとんどの保護者が電話に出ることはなかった。


桃香「うえーん!お母さんー! 」


一刀「まさか父さんがデーヴァを封印した人の一人だったなんて! 」


人類に希望がなくなり泣くもの、悔やむもの等がいるなか


江良井「世界中のみなさんまだ望みは微かですがあるかもしれません! 」


!?


教授の言葉に世界中の人が驚いた。


江良井「私には見えませんが私の後ろにはあるものがいます。それが見える人は今から30分の間に学園対抗武道大会優勝校であるフランチェスカ学園の校庭に集まってください!その人達が救世主になってくれるでしょう! 」


スッ


江良井教授が椅子から離れると


ボワ〜


一刀「あれは!? 」


椅子にはトカゲくらいの小さな龍がいた。


しかし誰でも見れるわけではなく


春蘭「何もないではないか教授のバカめ! 」


愛紗「何がいるというのだ? 」


そしてその正体に気付いた一刀が


スッ


校庭に向かおうとしたその時


ギュッ


恋「…恋にも見えた。一緒に行く 」


一刀「恋、わかった行くぜ! 」


他の人が何がいるのか分からずにおろおろしている間にこっそりと校庭に向かう一刀と恋であった。


そして一刀と恋が校庭に着いたとき


蒼魔「どうやら一刀にも見えたようだな 」


一刀「蒼魔!? 」


すでに蒼魔の姿があった。


蒼魔「俺だけじゃねぇぞ、俺より先に来た奴がいるぜ! 」


ピッ!


そして蒼魔が指を指した先には


焔「久しぶりだな北郷 」



バァンッ!


光魔学園の日高焔がいた。


焔「安心しろ、お前を殺すために来た訳じゃねぇよ!デーヴァをぶっ倒しに来たんだお前を倒すのはその後にしておいてやるぜ! 」



一刀「焔! 」


敵だった奴が仲間になるというのは一刀にとって嬉しいことだった。


焔「それと忠告してやる。その場からはなれな 」


一刀「? 」


一刀は?を浮かべたが


雫「ダーリン会いたかったなの〜♪ 」


ギュ〜ッ


一刀はいきなり光魔学園の水上雫に抱きつかれた。


雫「焔に付いていけばダーリンに会えると思ったけど正解だったなの〜 」


ギュ〜ッ!


一刀「(む…胸が〜///) 」



一刀は雫の巨乳を押し付けられて赤くなっていた。



と、その時


ガラリッ!


講堂の扉がいきなり開いて


桃香・華琳・蓮華・月『なに赤くなってるのよ一刀(!・くん!・さん!)♯ 』


怒鳴り散らす一刀大好き連合だった。


そして期限の30分後、校庭には数人の生徒がいた。



カウボーイスタイルの金髪ロングで長身の男


ビリー・ザ・キッド 高2


紺色のお下げをしたカンフー服を着た少女(簡単に言うと紺色お下げの凪)


チャン・レイ 高2


ドイツの軍服を着た銀髪でドクロの眼帯をつけたドイツの誇る天才少年


ブロッケン・アルベルト 高2


フランス人形のような風貌と青い目で月みたいな雰囲気の少女


フランソワーズ・ルイ 高1


イギリスの誇る青い目のロイヤルガーディアンの騎士隊長


エドガー・ロビン 高3


ロシアの大柄モヒカンの怪力男


イワン・ボルコフ 高1


そして一刀、恋、蒼魔、焔、雫の11名が揃った。


果たして彼らはデーヴァの魔の手から地球を守ることができるのだろうか!?


蒼魔「蒼魔だ。まさかこんなにも龍を見れた奴がいたとはな。しかし、3日以内に何をするかでもめたところ一刀がとある提案をした。次回、『龍宮神殿での修行』パワーアップした俺の力を見せてやるぜ! 」

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