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7時間目「生徒会長争奪戦その2」

先に注意しておきます。今回話を一話でまとめたため、読みづらいかもしれませんのでご了承ください。

何とか及川の知識(?)で生徒会長争奪戦の一回戦を突破した一刀達漢軍。


そして休む間もなく一回戦第二試合が始まろうとしていた。


陳琳「それでは第二試合、蜀軍VSその他軍の試合を始めます! 」


陳琳が宣言すると同時に選手達が入場してきた。


桃香「(絶対に勝たなくちゃ!たとえ相手が幼稚園時代から同級生だった白蓮ちゃんだとしても!) 」


白蓮「(私が会長になれば今より目立つに違いない!) 」


愛紗「(勝利し続けていけばいずれ北郷と当たるためにも勝たねば!) 」


選手が緊張するなか、競技が発表される。


陳琳「競技は借り物ラリーです! 」


全員が?を浮かべるなか、ルール説明がされる。


借り物ラリールール


・メンバーの代表者4名が一人ずつ紙に書かれている借り物を持っていき、それを交代で先に4人分借り物を済ませた方のチームの勝ち。

・ただしそれだけでは面白くないので残りの1名は椅子に縛られ、椅子に仕掛けられた負けた方のチームの風船が割れる。


ようするに借り物しながらリレーするようなものである。


そして蜀軍は好奇心で鈴々が座り、その他軍は…


白蓮「何で大将の私が座らなくちゃいけないんだ!? 」


白蓮が無理矢理座らされていた。


人和「アイドルが風船とはいえ、爆発したら大変ですから 」


地和「ちぃ達アイドルだし〜! 」


天和「リーちゃんは留学生だから危険な真似させるわけにはいかないしね! 」


リー「すみません! 」


という訳で白蓮に決まった。(本人は拒否)


そして競技が始まる。


陳琳「位置についてよ〜い… 」


ドンッ!


各選手が紙めがけて走っていった。


ちなみに順番は


愛紗・朱里・雛里・桃香


地和・リー・人和・天和の順である。


陳琳「各自確実に紙を取って借り物を借りていきます! 」


借り物の中には借りにくい物(思春の鈴、桂花の猫耳フード等)があったが、各自なんとか借りていた。


そして展開は早く、ほぼ同時にアンカー対決になった。


桃香「(さて、私の紙に書いてあるのは何かな?) 」


パサッ!。


桃香が紙をめくって見てみると


桃香「(ポッ!)/// 」


桃香は顔を赤くした。


桃香がどうしようか迷ってる間に


天和「借り物GET〜♪ 」


天和が借り物を獲得した。


桃香「(こうなったら仕方がない!) 」


桃香は観客席に向かって走り出すと


桃香「ちょっとお願いします! 」


一刀「へっ? 」


一刀の手を引いて走り出していった。


そして舞台にたどり着くと


桃香「借り物持ってきました! 」


一刀を舞台に差し出した。


陳琳「ホントですか? 」


陳琳が聞くと


桃香「間違いありません!! 」


桃香ははっきり言うと


陳琳「よって勝者、蜀軍です! 」


勝者が発表され、同時に


パァッーーン!


白蓮の椅子に仕掛けられていた風船が破裂した。


白蓮「くっそ〜!次こそは目立ってやる… 」


バタッ!


白蓮は倒れてしまった。


しかし会場では何故一刀が連れていかれたのかが疑問になっていた。


及川「何でやろ? 」


華佗「強い男って書いてたんじゃないか? 」


実は桃香の紙には『好きな人』と書かれていた。(この事を知るのは陳琳と桃香のみ)


一回戦に決着がつき、舞台は講堂から屋内プールに変わる。


パァ〜ン、キラ〜ン!


ここは普段は男子禁制の屋内プールである。プールというわけで選手は全員水着だ!。(どんな姿かは想像に任せます)


陳琳「さぁそれでは準備が出来たところで二回戦第一試合、漢軍VS呉軍の試合の説明をします! 」


そして選手達が舞台に集まる。


及川「(うわ〜!この目で女子の水着姿が見れるなんて感激やわ〜!) 」


及川は鼻の下を伸ばしていた。


陳琳「競技は水上相撲です! 」


簡単な水上相撲の説明


・巨大な発泡スチロールの上に10人が乗り、先に相手チーム全員を落とした方の勝ち。


思春「簡単な話だ。ようは敵を全て落とせばいいわけではないか! 」


その通りである。


そして選手全員が発泡スチロールの上に乗ると


一刀「揺れまくるな!? 」


左慈「立つだけでも大変じゃねぇか!? 」


ドォ〜〜ン!


そして試合開始のドラが鳴り、試合が始まると同時に


シュンッ!


及川「へっ? 」


及川が?を浮かべると


ドボンッ!。


いつの間にか及川はプールに落ちていた。


思春「まずは一人! 」


思春が高速で移動し、及川を落としたのだ。


思春「次は貴様だ! 」


シュンッ!


思春は一刀に狙いをさだめて襲いかかる。


左慈「そうはいくか! 」


しかし左慈がそれを阻止する。


左慈「思春、俺が相手をしてやるぜ! 」


思春「漢組の武力二番手の左慈か、相手にとって不足はない! 」


ガキンッ!


左慈と思春が戦いを始めた。


シャオ「思春が相手をしている間に他の人を落としてやるー! 」


穏「いきますです〜! 」


亞莎「頑張ります! 」


3人が華佗と于吉に襲いかかるが


華佗「甘いな! 」


華佗は人指し指を立てると


華佗「ゴッドヴェイドォー!指圧拳! 」


ズビシッ!ズビシッ!ドスッ!


華佗は3人に指でツボを刺激した。すると…


シャオ・穏・亞莎『プッ…キャハハハッ! 』


3人は急にお腹を押さえて笑い出した。


華佗「いま押したツボは笑いのツボだ! 」


于吉「相変わらずすごいですね 」


ホントは鍼を使うのだが、指定道具でないので指でした。


その頃、一刀と蓮華は


蓮華「このっ!このっ! 」


蓮華は拳を振るいまくり、それを見事に避ける一刀。


しかし今の一刀はあまり避けることに集中できずにいた。何故ならば…


プルンップルンッ!


蓮華の腕が振るうと同時に蓮華の胸も揺れているためあまり集中できずにいた。


そんな中、左慈と思春は


左慈「喰らいやがれっ! 」


ブォンッ!!。


思春「ハァッ!! 」


ブォンッ!!。


二人は物凄い蹴りと拳を繰り出し、


ドカァァーーンッ!!。


その二つが激しくぶつかりあった。その結果


グララッ!


二人の衝撃が発泡スチロールを大きく揺らし、


シャオ「うわっ!? 」


華佗「うおっ!? 」


ドボドボンッ!


次々と選手達を落としていった。


蓮華「あっ!? 」


ツルッ!


蓮華も落ちそうになるが


一刀「危ないっ!? 」


ガシッ! ドボンッ!


一刀は蓮華の腕を掴んでそのまま落ちてしまった。


そして残ったのは


于吉「何とか残りましたよ!? 」


発泡スチロールには于吉一人が落ちずにすみ、その結果


陳琳「勝者、漢軍! 」


漢軍の勝利が告げられ、選手達がプールからあがる中、一刀の姿がなかった。


華佗「一刀どこだ? 」


左慈「もう勝負はついたぞ! 」


その時、ザバッ!


プールから顔を出した蓮華は足元に何かを感じた。


見てみるとプールの底には蓮華を助けようとして蓮華に潰された一刀が沈んでいた。


于吉「北郷っ! 」


及川「なんてうらやま…いや、大丈夫か!? 」


漢組のみんなに助けられて一刀は何とか息を吹きかえすのだった。


蓮華「(すまない北郷…) 」


そして二回戦第二試合蜀軍VS魏軍の戦いが始まる。


競技は第一試合と同じで水上相撲。


華琳「みんな!気合い入れていくわよ! 」


華琳が言うと


春蘭「お任せください華琳様!奴らなぞ我が大剣の錆びにしてくれます! 」


春蘭は水着のどこから取り出したのか七星餓狼を取り出した。


その結果…


陳琳「魏軍、武器の使用により勝者、蜀軍! 」


ズコッ!


会場にいた全員がずっこけた。


桂花「バッカじゃないの!この脳筋! 」


春蘭「誰がノーコンだ! 」


二人が口喧嘩をしていると


華琳「やめなさい二人共!見苦しいわ! 」


華琳が二人を止めた。


陳琳「さぁ、色々ありましたがついに決勝戦!漢軍VS蜀軍VS袁軍の三組の戦いだー! 」


ワァー!!


会場は決勝戦ということもあり大いに盛り上がっていった。


陳琳「決勝戦ならばやはりこれ、競泳で決めてもらいます!1人25m、合計100mです。では選手入場! 」


陳琳の宣言後、それぞれの選手が入場してくる。


ちなみに三組による戦いなので違反した場合は最下位になるのだ。

許可道具はゴーグル。


そして選手達が並び立つ


一刀「(ここまで来たら勝たねば!) 」


桃香「(みんなのためにも頑張らないと!) 」


麗羽「(わたくしの勝ちは決まりですわ!オーホッホッホ!) 」


第一レーン 袁軍

(猪々子・袁兵兄・袁兵弟・斗詩・麗羽)

助っ人は漢組の袁兵兄弟


第二レーン 蜀軍

(鈴々・朱里・雛里・愛紗・桃香)


第三レーン 漢軍

(華佗・及川・于吉・左慈・一刀)


陳琳「それでは、よ〜い… 」


ドンッ!バシャッ!


スタートが開始され各選手が飛込んでいった。


陳琳「やはり最初は各軍元気のある人が選ばれました! 」


陳琳の言う通り各選手のスピードはほぼ互角だった。


鈴々「うりゃりゃー! 」


猪々子「オラオラー! 」


華佗「それそれっ! 」


タッチ!


そしてほぼ同時に第二走者にバトンタッチされた。


バシャンッ!


第二走者が飛込むなか、


陳琳「やはり袁兵兄が早い! 」


ちなみに他の二人は


朱里「はわわ〜!泳げませ〜ん!? 」


及川「アップ!…忘れてた!?わいカナヅチやったんや!? 」


実は二人は泳げなかった。


一刀「及川!泳がなくていいから歩いて来い! 」


桃香「朱里ちゃんもそうして〜! 」


仲間の指示に従いプールを歩く二人。


そうこうしている間に


陳琳「おーっと!袁軍は早くも第三選手に変わった! 」


袁軍第三走者、袁兵弟も泳ぎが早かった。


そして及川と朱里がようやく交代したのは袁兵弟がプールを半分泳いだ時だった。


朱里「雛里ちゃんお願い! 」


及川「うっきー!頼むで! 」


タッチ!


二人はようやくタッチする。


于吉「左慈の元めがけて行きますよ! 」


バシャシャー!!


于吉は左慈に早く会うためいつもより泳ぎが早かった。


雛里「あわわ〜!泳げないです〜! 」


実は雛里も泳げなかったので仕方なく歩いていくことに


袁兵弟「斗詩さん、交代です! 」


タッチ!。


陳琳「袁軍は早くも四番手にかわった! 」


斗詩「頑張ってリードしないと! 」


斗詩が頑張って半分まで泳いでいると


于吉「左慈!交代です! 」


左慈「任しとけ! 」


タッチ!。


左慈はプールに飛込むと


左慈「いくぜー! 」


バシャシャッー!!


左慈は物凄いバタ足で斗詩を追い抜いた。


そして左慈が斗詩を追い抜いたところでようやく


雛里「後はお願いしましゅ! 」


愛紗「任しておけ! 」


タッチ!


雛里は愛紗と交代した。


バシャシャー!


愛紗は今までの遅れを取り戻すためいつもより早く泳いだ。


そして愛紗が半分泳いだところで


左慈「後は頼むぞ! 」


斗詩「麗羽様! 」


二人は同時にタッチした。


一刀「任しておけ! 」


麗羽「わたくしの華麗な泳ぎを見なさいな! 」


ザブンッ!


一刀が飛込んだ後、麗羽が浮き輪をつけて泳いだ。


そして二人が飛込んだ直後に


愛紗「姉上!今です! 」


タッチ!


桃香「わかったよ! 」


ザブンッ!


桃香が飛込んだ。。


アンカー対決はやはり体力のある一刀に軍配が上がり、


一刀「(もう少しだ!) 」


一刀は他の二人との距離を引き離し独走状態だった。


麗羽「くっ! 」


麗羽が一刀に対抗して速度をあげる。


桃香「(私も頑張らなくちゃ!) 」


桃香も急いだその時だ


ピキッ!


桃香「(えっ!?) 」


桃香の足がつってしまい


ブクブク…


桃香は沈んでしまった。


愛紗「姉上!? 」


愛紗達が飛込もうとした時


バシャシャー!!ザブンッ!


ゴールから突然Uターンしてきた一刀が潜り出すと


ザバッ!


一刀「大丈夫か? 」


桃香「えっ…あの…ありがとう… 」


桃香は一刀に助けられたがその間に


麗羽「オーホッホッホ!わたくしが一着ですわ! 」


麗羽が先にゴールしてしまった。


クラス紹介


・1年C組


担任:水鏡 洋子


生徒数 8人


鳳統 雛里

陳宮 音々音(通称ねね)

程イク 風

孟獲 美以

高田 トラ

梶田 シャム

徐庶 卵里(らんり)

巌蝉 壱与(いよ)(卑弥呼の姪)


水鏡先生の名はアニメの声優から

トラ・シャムの名字はアニメの声優から

徐庶はオリキャラです。

壱与については小説版真・恋姫無双 呉編を読んでください。(小説では卑弥呼の知り合いです)

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