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54時間目「教師の戦い」

一刀「光魔学園VS大蛇学園の試合が始まったがあまりの光魔学園の強さにさすがの俺も少しばかりビビっちまった!?このままではいけない!今夜は寝ずに特訓だ! 」

一刀達がそれぞれ明日の戦いに向けて眠り、特訓をしていた頃


光魔学園控え室


光魔「やはり聖フランチェスカが勝利したか、しかし以前採取したデータよりも能力が向上しているのが気になりますね 」


光魔が聖フランチェスカの力が上がっているのを不思議に思っていた。


黒羽「わかってるよアニキ、だから俺達を呼んだんだろう! 」


泉華「我ら光魔学園教師の三獣士がな 」


森羅「あのぅ、ホントにするんでしょうか?闇討ちなんて卑怯なんじゃ? 」


そこには三獣士と呼ばれる光魔学園の教師が集められていた。ここに集められた三獣士は聖フランチェスカ学園の生徒達を闇討ちするために集められたのだ。


光魔「何くだらないことを言ってるんですか西園寺先生!この大会に光魔学園が勝たなければあなたの夢である全世界の植物の保護も叶わないんですよ!それでもいいんですか? 」


光魔が問いつめると


森羅「…そうですよね、植物を守るためですものね 」


光魔学園保険医・西園寺森羅が言うと


光魔「それにあなたの術ならば例え勝てなくても明日の決勝戦に出せなくすることが可能ですしね!あなたは元ドラゴンナイツの一員だったんですから自信を持ってください!いいですね? 」


すると森羅は


森羅「わかりました!精一杯頑張ります! 」


光魔「その意気ですよ活躍に期待しています 」


トンッ!


光魔は森羅の肩に手をのせると


光魔「では三獣士の皆さん、行ってきなさい! 」


三獣士『ハッ! 』


シュシュシュンッ!


そして三獣士は飛び立っていった。


そして三獣士が飛び立ったあとに


ギィ〜


光魔学園控え室の扉が開くと


?「流石だねあんたの悪さには誰もかなわないよ 」



古ぼけた博士のようなじいさんが現れた。


光魔「これはこれは誰かと思ったら光魔学園教頭のDr.バイオス博士ではないですか!来るなら来ると言ってくれればいいものを相変わらず人が悪いですね 」


Dr.バイオス「人が悪いのはお互い様じゃろうて、科学研究所から追放されたわしをスカウトして生徒を実験台にした極悪人が 」


光魔「人聞きが悪いですねあなたこそバイオ科学を研究しすぎたせいで強化ホムンクルス(人造人間)を作ろうとした犯罪者のくせに! 」


二人が言い合いをしていると


Dr.バイオス「まぁそんなことは別にいいさ、お前さんのおかげでわしは発明資金をたんまり貰えてるわけだしね別に警察に訴える気にはならんさ。それにしてもお前さん三獣士まで利用しようとするとはね実の弟まで 」


光魔「私は彼らが聖フランチェスカの生徒を倒せるとははじめから思っていませんよ。ただ、明日の決勝戦に出られないようにしてくれればOKなんですから 」


Dr.バイオス「だからと言って連中に小型爆弾を仕掛けるとは日本の総理とは思えんね 」


光魔「ふふふっ!私は家族や友人、そして恋人ですら利用できるものはなんでも利用しますよ。私にとって生徒は使い勝手のいいおもちゃでしかありませんからね! 」


この大会に小さな闇が隠されていた。


その頃、爆弾を仕掛けられたことを知らずに闇討ちに行った三獣士は


庭園


森羅「やはり闇討ちなんて卑怯な手を使いたくありません!もっと生徒達の力を信用すべきです! 」


森羅が反論すると


泉華「何いってるんだ森羅先生?あんな奴らに期待なんて初めからしてませんよ! 」


黒羽「要するに保険だよ!あいつらは我々と違った生物実験体なんだぜ!完成体の俺らと違って奴らは弱いわけさ、万が一光魔学園が負けたらアニキの総理追放はもちろんのこと、俺らの夢だって崩壊してしまう!そうなればあんたの夢である植物の保護の夢も叶わないんだぜそれでもいいのかな? 」


すると森羅は


森羅「そうですよね、植物保護のためには仕方のないことなんですよね聖フランチェスカ学園の生徒達には悪いですけどね 」


黒羽「そう言うことだよわかったらさっさと闇討ちにいくぜ! 」


そして三人が先に進もうとすると


?「なるほどね話は全て聞かせてもらいましたよ 」



どこからか声が聞こえてきた。


黒羽「そこにいるのは誰だ! 」


黒羽が尋ねると


飛琳「はじめまして光魔学園の先生方、私は聖フランチェスカ学園漢組の副担任の神龍飛琳と申します! 」


バンッ!


そこには飛琳先生が現れた。


飛琳「話は聞きましたが闇討ちするなんてせこくてずるいことを考える学園なんですね光魔学園って 」


飛琳が光魔学園を挑発すると


泉華「こいつっ!馬鹿にしやがって♯ 」


泉華がキレると


黒羽「やめとけ泉華、こんな奴相手に無駄な力を使うな 」


黒羽が泉華を静めた。


黒羽「飛琳とか言ったな!悪いがお前の相手をしてる暇はないんでなそこを通らせてもらうぜ! 」


黒羽が言うと


飛琳「そうはいきませんよ、通したらあなた達は生徒達を襲う気でしょう。それをわかっていて通すほど私は弱くないんでね 」


飛琳がそう言うと


ゴォッ!!


飛琳の気がいきなり上がった。


飛琳「悪いですが私は教え子を守るためなら平気で人を殺しますよ! 」


飛琳が言うと


黒羽「ふっ!こんな奴って言ったのは訂正してやるよ。泉華、森羅、こいつの相手は任せたぜ! 」


ダッ!


そう言うと黒羽は窓から室内に入ろうとした。


飛琳「そうはいきませんよ! 」


ダッ!


飛琳も追いかけるが


泉華「させるかよ『烈風の太刀』! 」


ゴォッ!!


飛琳「うわっ!? 」


サッ!


泉華に妨害されてしまいまんまと黒羽に逃げられてしまった。


飛琳「(今の技は私の一頭の舞に似てますね!?) 」


飛琳が驚いていると


泉華「ここを通りたけりゃ俺達を倒すしかないぜ飛琳先生よぉ! 」


森羅「ごめんなさい!!いけないことはわかっていても通すわけにはいかないんです!! 」


ジャキンッ!


二人は武器を構えた。


飛琳「ほぅ、私と戦う気ですか?いいでしょう!相手になりますよ! 」


ジャキンッ!


飛琳も武器を構えた。


泉華「くらえっ!『怨霊の太刀』! 」


ゴォッ!!


まず先に泉華が仕掛けると


飛琳「『二頭の舞』! 」


ガキンッ!


飛琳は似たような技で受け止めた。


泉華「俺と同じ技を使うとはなこれは驚きだぜ!? 」



飛琳「それはこちらの台詞ですよ。こっちだって少しは驚いているのだからね! 」


ガキンッ!ガキンッ!


その後は同じ技同士の撃ち合いとなったが


力は飛琳の方が上で泉華は少しずつおされていた。


飛琳「(この勝負もらいましたよ!) 」


スッ!


止めをさすために飛琳は庭園にある大きな石に飛び移ると


泉華「(かかったな!)森羅、今だ! 」


飛琳「何っ!? 」


飛琳が驚いていると


森羅「すみません! 」


ビカッ!


森羅の杖が光ると


シュルシュルッ!


飛琳「なっ!? 」


木の蔓が飛琳に絡み付いた。


そして動けない飛琳めがけて


泉華「くだばりな!『鬼龍突』! 」


ドガッ!


飛琳「ぐはっ!? 」


泉華の技が飛琳にクリーンヒットした。


泉華「驚いたようだな森羅は植物を自由に操れるのさ!お前のように邪魔する奴を倒すためにわざと植物の多い庭園から攻めてきたのさ! 」


つまり飛琳は罠に嵌まった(はまった)のだ。


森羅「ごめんなさい学園長の命令なんです!すみませんでした! 」


森羅は頭を下げながら謝った。


飛琳「(くっ!?この私が罠に嵌まるとは!?) 」


飛琳はとても悔しがっていた。


泉華「それじゃあ動けない今がチャンスだな! 」


泉華は刀を振り上げると


泉華「くだばりやがれっ! 」


ブンッ!


飛琳めがけて刀を降り下ろした。


飛琳「どうも飛琳です。生徒達を守るのが教師である私の役目、たとえ不利な状況であっても私は頑張ります!しかしあの森羅と言う人の様子がおかしいですね?次回、『飛琳の怒り、極めし力』生徒達は私が守ります! 」

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