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52時間目「光魔学園VS大蛇学園(前編)」

今回は話が長くなりそうなので二話に分けました。

一刀達の試合が終わって数時間後、


その後、一回戦第二試合も無事におわった。


聖フランチェスカ学園控え室


この場にはまだ落ち込んでいる桃香をのぞいた全員がいた。


そしてみんなが沈黙しあっていた。


理由は簡単、第二試合を見てしまったからである。


ここで話は遡る(さかのぼる)。


第二試合目前


一刀「敵の試合を見て観察した方がいいな 」


蒼魔「果たしてやつらの実力がいくらか見極めてやるぜ! 」


というわけで桃香をのぞいた全員が試合の観察にやって来た。


陳琳「それでは第二試合、大蛇学園VS光魔学園の試合を始めたいと思います! 」


陳琳が宣言すると


焔「ちょっと待ちな審判! 」


光魔学園の焔が急に呼び止めた。


焔「こんな雑魚相手に三試合なんてつまらねぇから特別ルールにしようじゃねぇか! 」


焔にバカにされた大蛇学園は


九頭「俺たちが雑魚だと!ふざけるんじゃねぇ! 」



二頭「落ち着け九頭、我らを怒らせるのが敵の策だ! 」


頭の切れやすい九頭を冷静な二頭が止めた。


焔「策なんてありゃしねぇよ!只暇だから特別ルールとしてお前ら全員対俺一人で相手をしてやるよ! 」



ざわざわっ!?


この言葉に会場中が驚いた。なぜなら一人で相手をするということは一対十の戦いを意味するのだ。


普通ならば光魔学園に不利な状況である。


陳琳「えぇと!?大蛇学園が了承すれば可能ですが… 」


陳琳が悩んでいると


零頭「別に構わねぇぜ! 」


大蛇学園の学園長である零頭が了承した。


陳琳「それでは両者認めたところで試合を開始します! 」


そして一対十の変則的な戦いが始まった。


カーンッ!


ゴングが鳴り出すと


九頭「まずは俺から行くぜ! 」


試合開始早々九頭が襲いかかるが


焔「雑魚がっ! 」


ドカッ!


九頭「ぐほっ!? 」


ドスンッ!


身長三メートルを越える九頭がたった一撃で崩れ落ちた。


焔「まずは一人だな 」


にやりっ!


この時、焔の瞳は殺戮(さつりく)を楽しんでいるようだった。


ビクッ!


この反応にさすがの犯罪者集団である大蛇学園さえもビビるしかなかった。


神華「(ふふっ!ビビらせるようで悪いが焔はまだ力を半分しか使ってないからな!) 」


大蛇学園については西森の前作『北郷一刀の旅立ち』をご覧ください。さらに今回は新メンバーとして百頭(もず)が新しく入っています。

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