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36時間目「転入生は凄い奴ら!?」

今回出てこなかったキャラについては後に出る予定ですので安心してください。


ちなみに技名が記載されていなかったキャラについては西森が勝手につけました。

一刀にとって初日に苦しいおもいをした夏休みが終り今日から二学期が始まった。


二学期の始業式前


華佗「おはよう一刀! 」


一刀「久しぶりだな華佗 」


一刀は懐かしいクラスメートと再会していた。


左慈「フッ!貴様も強くなったようだが俺も負けないぞ! 」


于吉「私達は密着で修行しましたからね♪ 」


于吉が言うと


左慈「テメェが勝手についてきただけだろうが!### 」


ドガンッ!


左慈の蹴りはあきらかに夏休み前よりも威力を増していた。


何故なら蹴りを喰らった于吉が前よりも遠く飛んだからだ。


一刀達4人が会話をしていると


及川「みんなおっはー! 」


及川が声をかけてきたが


一刀「あいつ誰だっけ? 」


左慈「俺が知るかよ! 」


于吉「そもそもこの学園の生徒でしたっけ? 」


華佗「さっぱりだ 」


ズッコー!!?


4人の反応に及川はずっこけた。


及川「ひどいやんかみんな!いくら8話ぶりの登場やからってそれはあんまりやで! 」


しかし一刀達は


一刀「思い出せないな〜!? 」


左慈「こんな奴いたか? 」


于吉「新キャラですかね? 」


華佗「それなら分からないはずだ! 」


勝手に新キャラ扱いされていると


及川「2話目から登場してるわ! 」


及川がついにキレた。


いい加減ふざけるのはよせと思っている人もいるかもしれないが一刀達は本気で忘れていた。


及川のことは気にせずに一刀達が漢組の教室に着くと


ざわざわっ!


教室の中がやけに騒がしかった。


一刀「何かあったのか? 」


一刀が聞いてみると


漢組生徒「この漢組に新しい生徒が数人入るんだってよ 」


男子生徒が言うと


一刀「二学期前に転入生だなんて何考えてるんだ学園長は!? 」


一刀が少し驚いていると


ガラッ


卑弥呼「ほらみんな、さっさと席につかんかい! 」


久しぶりに卑弥呼が現れた。


そしてみんなが席に着くと


卑弥呼「知っている者もいると思うがこの漢組に新しい生徒が数人やって来る。それでは順番に入ってきなさい! 」


卑弥呼が言うと


ガラリッ!


教室の扉が開いて転入生が入ってきた。


蒼魔「氷室蒼魔だ!よろしく頼むぜ! 」


鳳賀「李鳥鳳賀だ!はじめまして 」


九龍「骸亜九龍、よろしくな! 」


孤狼「楠舞孤狼だ!3年だから兄貴ってよんでくれ! 」


鉄「司郎鉄(くろがね)ですはじめまして 」


小兎「愛藤小兎(こと)。はじめましてだみゅう 」


転入生達が入ってきた時、一刀は驚いていた。


何故なら転入生のほとんどが一刀の知り合いだったからだ。


そして転入生達が一刀を見付けると


蒼魔「また会えたな一刀! 」


鳳賀「これからはよろしく! 」


九龍「千頭学園四天王の復活だー! 」


みんなが一斉に一刀に近寄ってきた。


孤狼「久しいじゃねぇか一刀に他三人よ、またお前達とやり合うのを楽しみにしてるぜ! 」


はっきり言って狐狼の実力は一刀以上である。


鉄「また君達ですか騒がしくなりますね 」


転入生が騒ぐ一方で在校生の華佗達は


華佗「驚いたな!?ほとんどが一刀の知り合いだったとは 」


左慈「さすが北郷の知り合いだぜ、どいつもこいつも強い気を放ちやがる!まぁいずれ俺が全員まとめて殺ってやるがな! 」


于吉「そんなことをいう左慈も素敵ですね♪ 」


この直後、于吉は左慈に蹴られた。


及川「しかしまぁ、お嬢ちゃんいくつ?ここは男のクラスやから女の子は別の教室に行き 」


及川が小兎に話しかけると


小兎「ボクは男だー!子供扱いするなみゅう! 」


小兎の外見は女のようで身長が璃々ちゃんほどしかないためよく女の子や子供に間違われるのだ。(本人は嫌っている)


一方、転入生が来たのは漢組だけではなかった。


小百合「愛澤小百合(さゆり)よ、よろしくね♪ 」


美紀「剣崎美紀よ、よろしく 」


銀「司郎銀(しろがね)ですはじめまして 」


女子のクラスの方でも新たに3人が追加された。(しかも全員が一刀の知り合い)


そんなこんなが始まり、昼休みの屋上


蒼魔「まさか兄貴までいやがるとはな 」


鳳賀「正直言って驚きだぜ!? 」


孤狼「それはこっちの台詞だっての!そんなことよりも… 」


孤狼は背中に手を伸ばすと


孤狼「久々に揃ったわけだしみんなで『我沈誇(がちんこ)』やらねぇか? 」


スッ!


孤狼は自分の得物である鉄甲と鉄のすねあてを取り出した。


※我沈誇については27話参照。


蒼魔「兄貴にしてはいいこというじゃねぇか! 」


鳳賀「退屈しのぎには丁度いいな! 」


九龍「みんなで殺り合う♪ 」


ジャキンッ!


他の三人もどこから取り出したのか自分の得物を取り出した。


一刀「仕方ないな、修行の成果を試すにはいい機会だし少しだけ暴れてみるか! 」


ジャキンッ!


この中で一番真面目な一刀まで戦闘体勢にはいった。


孤狼「最初にダウンした奴はみんなに昼飯一週間奢ることにしようぜ! 」


蒼魔「その話乗ったぜ! 」


鳳賀「いちいち弁当作らなくてもいいからな 」


九龍「いっぱい食べれる〜♪ 」


一刀「それじゃあ始めますか 」


全員『我沈誇…スタート! 』


ダダダッ!


スタート開始と同時に全員が飛んだ。


とそんな時


鉄「この俺をほっておいて我沈誇とは…、俺は発明の次に我沈誇が好きなのに! 」


バッ!


何故か鉄までも我沈誇に参戦した。


そして少し時間がたって


及川「かずピー、もうすぐ授業やで… 」


華佗達が呼びに来た時には既に


ボロ〜ン


屋上の一部が破壊されていた。


華佗「何が起きたんだ!? 」


みんなが驚いていると


于吉「どうやら原因はあれのようですね 」


于吉が屋上破壊の原因を発見した。その原因とは


一刀「俄龍四神弾! 」


蒼魔「絶対零度撃! 」


鳳賀「電撃砲撃(プラズマショット)! 」


九龍「破滅爪(ブラスタースマッシュ)! 」


孤狼「狼円斬! 」


鉄「聖獣斬り! 」


ドガッバキン!!。


そこには自らの得物を持って暴れる一刀達がいた。


及川「あいつら何してんねん!?喧嘩やったら先生よばな!? 」


及川が出ていこうとすると


左慈「待ちやがれ! 」


グイッ!


左慈に止められた。


左慈「何だか知らねぇがこの俺をさし置いて戦いするなんて水臭いぜ! 」


ダッ!


そして左慈も戦いに参戦した。


于吉「今、先生を呼んだら左慈の機嫌が悪くなりますからほっといた方がいいですよ 」


及川「そりゃそうやけど、怪我人出たら大事件やで!? 」


及川が騒ぐと


華佗「心配するな!その時は俺が全員を治療してやるぜ! 」


そういう問題ではないと思うのだが


そして新たに左慈が加わった7人の戦いはどんどんエスカレートしていった。


そして騒ぎを聞き付けて


桃香「何してるんですか!? 」


蓮華「何故戦っているのだ? 」


華琳「こんなに屋上を壊して、弁償代が大変よ!? 」


騒ぎを聞き付けて桃香達がやって来た。


一刀「止めないでくれよ! 」


蒼魔「一度始まった我沈誇は途中でやめるわけにはいかないんだ! 」


孤狼「もしやめたら全員が罰を受けなきゃならないからな! 」


つまりもし戦いをやめたら全員が誰かに昼飯を一週間奢らなくてはならないのだ。


しかし7人に疲れがたまってきたのか動きにキレがなくなってきた。


一刀「そろそろ決着つけないか!? 」


蒼魔「互いに疲れたみたいだしな 」


鳳賀「残念だが疲れたしな 」


九龍「もっと殺りたかった 」


孤狼「しかしこの学園には強い奴がたくさんいるんだなわくわくしたぜ! 」


鉄「戻ったらデータをとらないとな 」


左慈「ごちゃごちゃ言ってないで決着つけようぜ! 」


シュバッ!


そして7人は戦いを一旦やめてその場から離れると


全員『スゥ〜! 』


軽く息を吸い込んだ瞬間


全員『ハァーーッ! 』


ダダッ!


全員が一斉にとびかかった


そして互いがぶつかりあおうとした瞬間


?「我沈誇終了! 」


ピタッ!


誰かの声が入って全員の動きが止まった。


一刀「今の声は!? 」


全員が辺りを見渡して声の主を探していると


飛琳「みんな少しは落ち着いたかな? 」


バンッ


一刀達の視線の先には一刀の中学・高校の担任だった神龍飛琳(しんりゅうフェイリン)先生がいた。


左慈以外『飛琳先生何故ここに!? 』


左慈を除く6人が聞くと


飛琳「お前達に会いたくなってな!今日からこの学園に転勤してきたんだ 」


来た理由を言うと


飛琳「さてと、それじゃあ君達は我沈誇を途中でやめた罰と屋上を破壊した罰で屋上の修理をしてもらおうか! 」


全員『えっ!? 』


全員が辺りを見渡すと


ボロロ〜ン


屋上は既に半壊していた。


左慈「誰がお前なんかに従うかよ! 」


飛琳先生を知らない左慈が呟く(つぶやく)と


飛琳「もし次の授業までに修理が終ってなかったら連帯責任で全員の恥ずかしい写真をばら蒔くからね 」


すると


左慈以外『頑張らせていただきます! 』


シュバッ!


6人は素早く作業にかかった。


左慈「何してんだあいつら? 」


左慈が作業をしないでいると


飛琳「左慈 元放。得意技は蹴りの乱れ蹴り、小さい頃はよくお漏らしをしていた… 」


左慈「(ビクッ!?) 」


これを聞いた左慈が反応すると


飛琳「これをバラされたくなかったら君も作業をしなさい 」


そこまで言われた左慈は


左慈「わかったよ!やればいいんだろうが! 」


渋々修理作業をすることになった。


その頃、学園長室では


学園長室


卑弥呼「貂蝉よ、お主があんなに生徒を集めたということはあれが近いのじゃな? 」


貂蝉「そうよん♪うちの学園は男子の力が弱いから補強するためなのよん 」


学園長である貂蝉と教頭の卑弥呼が話をしていた。


卑弥呼「教師まで呼んだのは武力上昇のためか、しかしこれなら勝てるかもしれんな 」


卑弥呼が言うと


貂蝉「勝てるかもじゃダメなのよん!絶対に勝たなくちゃん!学園対抗武術大会に出てくる悪を懲らしめるためにねん! 」


いつもと違い真剣な顔をする学園長であった。


呉編を投稿していましたがネタが思い付かずに削除してしまいました。どうも自分は思い付くのが苦手のようです(反省)。


次に書いてほしいという話は既に似たような話がありますので迷っています。もしくは新しく西森が考えをまとめた後に投稿する予定です。

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