30時間目「殴られ一刀の一日(プール編)」
30話到着!
これからも頑張りますので応援お願いします。
一刀達が早朝ランニングから帰って朝食を食べていると
優刀「そうだ一刀、知り合いからもらった新しく出来たプールのタダ券が5枚あるから彼女達と一緒に行ったらどうだ? 」
優刀の言葉を聞いて一部の人はこれはチャンスだ!と思っていたが、直ぐ様考えが甘かった事に気が付いた。
彼女達が甘かった点、それは水着を持ってくるのを忘れたことだった。
しかし、みんなに隠れて桃香だけはにやついていた。
何故なら彼女の目的は一刀とプールに行くことだったので当然水着は用意していた。
桃香「(ふふんっ♪やっぱり日頃の行いが良いといい事ってあるんだね♪) 」
ガサガサッ
桃香はにやけながらバッグの中から水着を取り出そうとしていた。
桃香「(プールについたら一刀くんと…) 」
〜桃香の妄想〜
桃香「どう?この水着似合うかな? 」
一刀「桃香は可愛いいからどんな水着でも似合うよ! 」
桃香「やだっ!一刀くんったら! 」
それから二人に甘い空気が流れ始める。
一刀「それっ〜♪ 」
バシャッ!
桃香「つめた〜い! 」
二人で水をかけあい、
桃香「はいっ!ジュース飲もう! 」
一刀「一つのコップにストロー二つか!? 」
一つのジュースを二人で飲み合い、
閉館後
桃香「私…実は一刀くんの事が好きなんだよ! 」
桃香が告白すると
一刀「実は俺も桃香の事が好きなんだ結婚してくれ! 」
桃香「一刀くん… 」
一刀「桃香… 」
そして二人の唇は重なりあった。
妄想終了
桃香「(な〜んちゃってね♪///) 」
桃香は顔を赤くしながら荷物を探るが
桃香「あれっ? 」
ドサッ!
バッグを引っくり返しても水着は出てこなかった。
桃香「私の水着はどこなの!? 」
ちなみに桃香の水着は
ポツ〜ン。
桃香が入れ忘れていて女子寮の桃香の部屋に置かれていた。
ガラガッシャーン!!。
↑桃香の妄想が崩れる音
その後、桃香は落ち込みながら居間に戻っていった。
ちなみに愛紗達も水着を持っていたが愛紗が姉を置いて行けないということだった。(鈴々は行きたがっていたが)
一刀「残念だけどみんな水着を持ってないから行けないね 」
一刀が言うと
スッ!
月が手をあげた。
全員『!? 』
これには全員が驚いた。
詠「ゆえっ!?何で水着を持ってるの!? 」
詠が聞くと
月「メイドとしての勘ですよ♪詠ちゃんの分もあるよ♪ 」
ホントは出かける前にあらかじめ九州の有名スポットを調べておいたのだ。
月がいうと
スッ!
恋も手をあげた。
恋「…恋の水着ならねねが持ってる 」
ねね「何ですとー!?確かにねねは恋殿と遊ぶためにねねと恋殿の水着を持ってきてはいますが恋殿の水着姿をヘボに見せたくはない… 」
ねねが言うと
恋「…嫌?(ウルウル) 」
恋が子犬のような瞳でねねを見つめると
ねね「ぐはっ!? 」
ねねは何かすごい衝撃をうけた。
ねね「(確かに恋殿の水着姿はねねも見たいのですが他の男に見せるわけにはー!!) 」
ねねは悩むが
恋「…ねねお願い(ウルウル) 」
恋の子犬の瞳の2発目で
ねね「わかりましたのですぞ! 」
認めるしかなかった。
一刀「大丈夫かな!? 」
この時、一刀が思った不安が的中することを誰も知らなかった。
かくして、一刀と月、詠、恋、ねねはプールに行くことにした。(他のみんなは留守番)
最近新しく出来たプール
『KYU-SHU-』(架空の施設)
このプールは流れるプールや温水プールはもちろんのこと、長さ100mのスライダーが魅力なのだ。
一刀「まだみんなは来てないのかな? 」
海パンに着替えた一刀が待っていると
月「お待たせしました〜/// 」
声がした方に一刀が振り向くと
キラ〜ン。キラ〜ン。
そこには水着姿の天使達がいた。(水着はOVA2のものです)
そしてそんな天使達に周りの男の目は釘付けでなかには隣にいた彼女につねられる男もいた。
月「へぅ〜変じゃありませんか?/// 」
月は顔を赤くしながら水着姿を披露した。
月の水着姿を見た一刀は
一刀「すごく似合ってるよ/// 」
一刀は照れながら答えた。
月「へぅ〜///(ボンッ) 」
月は顔を真っ赤にした。
このまま二人だけならいいムードになっていただろうがそうはいかなかった。
詠「この馬鹿チ○コ!!! 」
キンッ!!。
一刀「はうっ!? 」
詠の蹴りが一刀の股間にヒットした。
そのまま倒れる一刀に詠は
詠「ボクがいる限りは月にエッチなことしたら承知しないからね!!!行くわよ月! 」
グッ!
詠は月の手を引いて一刀を残していった。
一刀「おのれ詠め!? 」
さすがに頑丈が取り柄の一刀も急所は弱いらしい。そんな倒れる一刀の元に
恋「…大丈夫? 」
恋が心配して来てくれた。
一刀「大丈夫だよ 」
一刀が言うと
恋「…痛い時にはさするといい、セキト達が痛がった時はそれで治った 」
スッ!
恋の手が一刀の股間に近付く!
一刀「ちょっと恋!? 」
さすがの一刀もそれはヤバいと感じた時
ねね「ち〜ん〜きゅ〜う〜キーック! 」
ドカッ!
一刀「ぐはっ!? 」
上空から来たねねの陳宮キックが一刀に炸裂した。
ねね「このヘボ野郎め!ねねのいない間に恋殿にくっつくなんて許さないのですぞ!恋殿、行くのです! 」
ねねは恋の手を引いて歩いていった。
一刀「(俺、今日が終わるまで生きてるかな!?) 」
しかしこれがまだ序の口だということを一刀は知らない。
流れるプール
月「流れるプールは気持ちいいね詠ちゃん♪ 」
詠「だね〜月♪ 」
浮き輪を装着した月は流されながら詠と会話していた。
温水プール
恋「…お風呂みたいで気持ちいい♪ 」
ねね「確かにいい湯ですぞ♪ 」
みんなはそれぞれ楽しんでいた。
が、どこにでもトラブルはあるもの
月「あれっ!?止まらないよ〜、詠ちゃん助けて〜!? 」
詠「月っ!? 」
月はそのまま流れの速い方に流されていった。
恋「…(ブクブク) 」
ねね「恋殿〜!?気持ちいいからって寝たら沈みますぞ!? 」
恋は温水プールが気持ちよくてそのまま寝てしまい沈んでいた。
その後、二人は一刀に救出された。
詠「月っ!?しっかりして!? 」
しかし月は流されたショックで水を飲んでしまい気を失っていた。(恋は平気)
一刀「お腹の水ははき出させたからあとは呼吸のみか 」
詠「だったらボクが人工呼吸するわ! 」
詠がしようとすると
ギュッ
月が一刀の海パンを掴んできた。
それを見た恋は
恋「…月は一刀にしてもらいたいらしい 」
恋が言うと詠は
詠「冗談じゃないわよ!月の唇をこんな馬鹿チ○コに渡すもので… 」
詠は猛抗議するが
ガシッ!
恋は詠を押さえ付ける。
詠「ちょっと!?何するのよ! 」
詠はふりほどこうと暴れるが力は恋の方が上なのでふりほどけなかった。
一刀「月のためだし仕方ないな 」
一刀は人工呼吸するため月に唇を近付ける。
月「(へぅ〜///) 」
実は月は目を覚ましていたが一刀とキスがしたいがために気絶したふりをしていた。
そして一刀と月の唇があと数センチに近付いたとき
ピタッ!
一刀の動きが止まった。
一刀「月、起きているだろう 」
月「はっ!?/// 」
一刀は月の顔が赤くなったことに気がついて止めた。
ちなみにこの後、恋から解放した詠に一刀は何故か殴られるのだった。
しばらくして
もうすぐ閉園時間の時
一刀がジュースを飲んでいると
月「あのぅ、一刀さん一緒にスライダーに乗りませんか? 」
月が誘ってきたので一刀は
一刀「いいよ 」
了承するのであった。
そして一刀と月はスライダーに向かっていった。
しかしそれを遠くから見掛けた詠は
詠「あの馬鹿チ○コ!!!月をたぶらかしたわね!!! 」
何かを勘違いしていた。
詠がスライダーに向かっていくとそのすぐ後に
恋「…月、詠ずるい。恋も一刀とスライダーに乗りたい 」
ねね「恋殿〜!? 」
二人も詠の後ろについていった。
スライダー最上階
月「さすがに高いですね!? 」
月があまりの高さに驚いていると
係員「次の方、どうぞ! 」
係員に呼び出された。
係員「それでは3つ数えたら前の人は後ろの人につかまってください、後ろの人は横にある掴むところを握ってください 」
係員に説明されて一刀と月はゴムボートに乗る。前は月で後ろが一刀だ。
係員「それではいきますよ1・2… 」
ボートに二人が乗り込んだのを確認して係員が秒読みしていると
バタンッ!。
詠「ちょっと待ったー! 」
恋「…恋も乗る 」
ねね「恋殿が行くのならねねもですぞ 」
扉が開かれて詠達が現れた。
係員「うわっ!? 」
パッ!。
詠達の登場に係員は驚いておもわず掴んでいた手をはなしてしまった。
詠「させるか! 」
恋「…恋も! 」
ねね「ねねもですぞ! 」
ガシッ!。
三人はボートを掴むが流れ出したボートを止められるはずがなく
シャーッ!!。
そのまま流れてしまった。
五人を無理矢理乗せたパイプトンネルのボートは流れ出す。しかも秒読み前だったので一刀と月は掴んでいなかった。
月「へぅ〜!? 」
一刀「うわっ!? 」
詠「キャ〜!? 」
ねね「どしぇ〜!? 」
恋「…♪ 」
そしてトンネルは終盤になり
ザバンッ!
何とか出口にたどり着いた。
一刀「ゲホッ!みんな無事か!? 」
一刀が確認しようと月の方を見ると
一刀「月!?/// 」
月「えっ?何ですか? 」
バァーン!。
月の上の水着が脱げていた。それに気付いた月は
月「へぅ〜!?/// 」
バッ!
月は隠すがバッチリと見られてしまった。
その時、
詠「この馬鹿チ○コ!!! 」
ドカッ!
一刀は詠に膝蹴りを喰らった。
詠「月に何するのよこの変態! 」
バッ!
詠は月を隠そうと両手を広げて月の前に立ち塞がったが
一刀「うおっ!?/// 」
詠「何よ? 」
詠は気付いてなかったが
月「詠ちゃん、水着の上がないよ!? 」
月に言われて詠は自分の胸を見てみると
バァーン!。
詠の水着の上はなかった。
詠「キャー!?/// 」
詠は慌てて隠すが一刀をはじめとする他の男に見られてしまった。
更にややこしいことに
ねね「恋殿〜!お止めくだされ〜!? 」
一刀がねねの声がする方を見ると
バァーン!。
恋が自分で水着の上を外していた。
恋「…月と詠だけ見せてずるい 」
ずるいとかいう問題ではない。
一刀「俺は何も見てないからね/// 」
一刀が言うと
ねね「ち〜ん〜きゅ〜う〜キーック! 」
キンッ!。
ねねの蹴りが一刀の股間にヒットした。
ねね「お前のせいなのです!恋殿〜、早くしまってくだされ〜!? 」
ねねに股間を蹴られて一刀を沈みながら思った。
来るんじゃなかったと、
その後、月の詠の水着は見付かり何とか帰ることが出来た。
ちなみに家に着いた時に月と詠が顔を赤くしている理由をみんなに聞かれたが一刀は暑かったからだとごまかすのであった。(何人かは感付いていた)