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222時間目「北郷家の一族」

今回は過去の話です。


前に設定した内容と少し違っている箇所がいくつかあるかもしれません

今回は一旦一時戦闘を中断し、話は昔に戻る。


それはある家にて起きた


九州の翠川家


優神「何だと!?北郷家に婿養子になるだと!? 」


後の一刀の祖父になる翠川優神


優刀「はい、父さん 」


後の一刀の父になる翠川優刀


優神「ならぬ!結婚するしないはお前の自由だが北郷の姓を名乗るのは許さぬ! 」


優神がここまで北郷を嫌う理由、それは後の一刀の祖父になる北郷刃が原因であった。


二人が出会ったのは若き高校生の頃、剣道大会九州代表枠の選抜メンバーを決める大会にて二人は出会った。


若き優神「さて、楽に決めてくるか! 」


高校時代の優神、女の子にモテる


若き美幸「優神さん、頑張ってくださいね! 」


後の一刀の祖母になる美幸。優神の彼女


その一方で


若き刃「さて、一気に優勝してやるぜ! 」


高校時代の刃、女の子に嫌われるエロ男


若き切子「まったく、あのエロ男は! 」


後の一刀の祖母になる切子。風紀委員をしていて刃を嫌う


この二人の実力差を簡単にいうならまさにアリンコと恐竜の戦いというくらい実力差ははっきりしていた。


若き刃「へん!俺には秘策がある!相手が誰だろうと負けないぜ! 」


いやに自信たっぷりの刃


そして試合が開始された。


若き優神「君には悪いが、すぐに決めさせてもらう! 」


バッ!


相手がたとえ弱者であろうとも手を抜かない優神が突っ込んだその時!


シュッ!


刃はマスクを外すと


若き刃「食らえ!必殺『唾飛ばし』!ぺぺっ!! 」


ピュッ!


優神に向かって唾を吹き出した!


ベチョッ!


若き優神「うわっ!? 」


その唾の一つが優神に当たり


バタリッ!


尻餅をついて倒れる優神


そこへ


若き刃「今だ!面っ!! 」


バシンッ!!


刃が一撃を食らわした!


若き刃「俺の勝ち〜♪ 」


勝利を喜ぶ刃だが


審判「北郷選手、反則につき勝者・翠川優神! 」


若き刃「ええーっ!? 」


当然の結果であった。


そしてその後、優神は九州代表枠に選ばれるものの、卑怯な手を使って自分に勝った刃を憎むようになったのだった。(刃いわくあれくらいで怒るなんて小物とのこと)


ということがあり現在


優神「あの娘(切刃)と結婚するのは構わぬが北郷の姓を名乗ることは許さん! 」


優刀「父さん!? 」


優神「どうしても名乗りたいならあの馬鹿者が土下座で謝ることだな!♯ 」


怒りまくる優神


一方その頃、北郷家では


優刀から連絡を受けた切刃が刃に伝えるが


切刃「何考えてるのよ、お父さんが全部悪いんじゃないの! 」


後の一刀の母になる北郷切刃


刃「嫌だ!儂は絶対に謝らん!それに優神の奴だって悪いんだ!儂が出る剣道大会にきまってあいつが出ているせいで儂は女の子からきゃーきゃーっ言われなくなったんだぞ!♯ 」


あきらかに刃の方は下心がある。


刃「逆にあいつが謝るまで謝らん! 」


どちらも頑固だったりする。


そして


とある高級レストラン


切刃「はぁ…ごめんね優刀、うちのバカなお父さんのせいで… 」


優刀「気にしなくていいよ、僕の方からも父さんを説得してみるからさ 」


二人は高級レストランにて相談しあっていた。


切刃「いっそのこと、あたしが翠川を名乗ればいいんだ。あんなお父さんなんてほっといてさ 」


優刀「それはダメだよ!僕は君のお父さんに認められるためにも北郷を名乗らなくちゃならないんだ。それに君は翠川切刃より北郷切刃の方が似合うと思うしね 」


切刃「優刀/// 」


熱い雰囲気の二人に


切子「おやおや、仲の熱いことで 」


優刀「うわっ!? 」


切刃「お…お母さん!? 」


切子が横から入ってきた。


北郷切子。現在は刃と別れて別居中


切子「さすが切刃だね、いい男を見つけたものだよ 」


切刃「もうっ!お母さんったら何しに来たのよ!? 」


切子「いやなに、ある人から刃のバカが迷惑かけてると聞いたからやって来たんじゃよ 」


切刃「ある人?あたしお母さんに連絡してないけど 」


切子「あの人じゃよ、ほれこちらですよ 」


切子が招いた人物は


美幸「どうもどうも 」


優刀「か…母さん!? 」


バンッ!!


優刀の母である翠川美幸であった。


そして二人っきりのレストランは一転して母子同士の対面へと変わった。


切子「うちのバカ刃がお宅の主人に迷惑かけまして申し訳ありません 」


美幸「いえいえ 」


実はこの家族、父同士は険悪だが母同士は良好であった。


優刀「ははは… 」


切刃「(もうっ!せっかく二人っきりだったのに!) 」


思わぬ邪魔が入ってしまったことにイラつく切刃


すると


美幸「お宅の主人が謝れば丸く収まるようですし私が一肌脱ぎましょうかね 」


切子「よろしくお願いします 」


何かをする気であった。


そして


刃「むほっ!この娘のおっぱいはなかなかのデカさじゃのう♪ 」


昼間からスケベな本を読みまくる刃の後ろに


スッ!


美幸が回り込むと


美幸「ルナクタリマヤー・ルナクタリマヤー! 」


パァッ!!


美幸の手から光が出てきて刃に当たる。


実は美幸は魔法使いなのだ。


そして光を浴びた刃は


ガタッ! スッ!


急に立ち上がって家から出てしまった。


そして翠川家にて


ガバッ!!


刃「儂が悪かった!謝るから優刀君には北郷の姓を名乗ってほしい! 」


門前で土下座して謝る刃


それを見た優神は


優神「(策略を感じるが)まぁそこまで謝るなら許してやろう。そして二人の結婚を認めよう 」


何とか結婚と北郷姓を名乗ることを許可してもらい、何はともあれ優刀と切刃は結婚したのであった。


そしてそれから数年後


ほぎゃほぎゃあ!


一刀が産まれた。


優刀「よくやったよ切刃! 」


切刃「えぇ優刀、私も嬉しいわ♪ 」


初めての子供に喜ぶ二人


優刀「この子の名前なんだけど僕が決めていい? 」


切刃「あなたが決めるならそれで♪ 」


そしてつけられた名前が


優刀「この子の名前は一刀。僕の名の刀の字と一番になるようにで一刀だ 」


切刃「素敵な名前ねあなた♪ 」


その後、一刀は北郷の家で預かることになったのだが


刃「一刀、爺ちゃんがいいものを見せてやるぞ 」


赤子一刀「たっ? 」


刃「ほらっ!母さんより巨乳の水着ギャルの写真じゃぞ! 」


バッ!


赤子一刀「うおーっ!/// 」


優刀「お義父さん!一刀にそんなもの見せないでください!/// 」


赤ちゃんに見せていいものではない


思えばこの時に一刀のスケベスキルが開始したのかもしれない


更に数年後


ほぎゃほぎゃあ!


一刀の妹である一刃が産まれた。


優刀「ほら一刀、妹の一刃だよ 」


幼い一刀「いもーと? 」


北郷一刀 当時2歳


優刀「そうだよ、一刀はお兄ちゃんになったんだから妹を守らなくちゃね 」


幼い一刀「うんっ!まもる! 」


幼い一刀は親のいうことを聞くいい子であった。


だが少し目を離すと


幼い一刀「ほら一刃、おかあさんより大きなおっぱいだよ〜 」


赤子一刃「? 」


優刀「一刀!それをしちゃいけません!一刃も見ちゃダメ! 」


そしてこの時より一刃は巨乳を見ると暴れるようになった。


それから月日が経ち


一刀「ただいま母さん! 」


北郷一刀 高一16歳


切刃「おかえり一刀、そういえばあんたに封筒が届いてるわよ 」


一刀「封筒?何だろう? 」


スッ!


居間に着いた一刀が封筒を開いてみると


『転入手続きのお知らせ


貴殿の高い成績は高く評価しています。ですが我が学園にくればあなたの力は確実にレベルアップします。是非とも我が学園に転入してください。


フランチェスカ学園学園長


夕凪貂蝉 』


という報せであった。


優刀「一刀が行きたいっていうなら行っても構わない、決めるのは一刀自身さ 」


と優刀に言われた一刀は


一刀「じゃあ行ってくるよ! 」


転入を決意し、フランチェスカ学園に向かうのだった。


そしてそれからは現在の話に繋がっていくのであった。


一刀「一刀だ。次回より話は元通り!悪光に苦戦する蒼魔や兄貴達、だが諦めてはいけない!次回『究極の融合戦士あらわる』俺達の力を見せてやるぜ! 」

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